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震災後一年特集記事「僕たちが知らない支援」Part1 【長崎】井戸端みんなでワハハ 藤田様【タオル支援】

ライター:りよう りよう

震災後一年特集記事「僕たちが知らない支援」

震災後、私たちは県内外から数えきれないほどたくさんの支援を受けました。規模の大小を問わず色んな方の思いに今一度改めて感謝したい。今回肥後ジャーナルでは、私たちが知らない所で、熊本のために動かれた県外の支援者の方々の情報を集め、感謝の気持ちを込めて取材をさせていただきました。

こうして、私たちの知らない支援があったことを少しでもお伝えできればと思います。


Part1 【長崎】井戸端みんなでワハハ 藤田様【タオル支援】

この度は取材をお引き受けいただきありがとうございます。

いえ、そんなに大きなことをしたわけではないので私で良いのかなと。

とんでもありません。それに今回は支援の大小にかかわらず色んなご支援の形のお話をお伺いしようと思いました。

<人物紹介>
長崎県 井戸端みんなでワハハ  代表 藤田直子 さん
主婦たちが自由な発想でインフォーマルサービスをおこなう笑顔の集まるサロンを運営し、楽しみながら地域住民に憩いの場を提供し、生きがいづくり、仲間づくり、健康づくりを行っている。
HP: http://www.wahaha-together.com/
Facebook:https://www.facebook.com/wahaha.together/

どんなご支援をいただいたか教えていただけますか?

私たちの団体では、震災翌日の4月15日からタオルを集めて送る活動を行いました。

タオルですか!ありがとうございます。どうしてタオルにされたんですか?

自分たちが逆の立場だったら、食糧以外に何があったら助かるかなと考えたんです。タオルは、汗拭きにもなるし、雑巾にもなりますし。

やはり最初は食料とか水がパッと浮かんだんですが、私たちがやっているのは小さなコミュニティですし、長期戦になると思いましたので、自分たちで継続してできるものにしようと思ったんです。

主婦のあつまるコミュニティを運用されているからこそ、主婦目線のあったら助かるものがタオルだったんですね。どんなふうに集められたんでしょうか?

自分達で持ってきても数が知れているので、まずは町内10か所に箱を作って置かせてもらいました。コンビニエンスストアとかでも快く協力していただいて。

設置した箱だけでも結構集まっていたんですけど、ケーブルテレビでテロップで出していただけて、それをきっかけにまた一気に増えまして1200枚くらい集まりました。随時持ってきて入れていただいたので、誰が入れてくれたのかわからないんです。それでもみなさん、なにかできることをしなきゃ、と言う気持ちが強かったんだと感じました。最終的には2,800枚ほど集まりました。

タオルの支援は避難所の方を中心に、とても助かったと聞いています。

支援活動をしようと思ったきっかけは?

実は東日本大震災の時は、何もできなかったんです。それで、せめてもという思いがあって、毎年3月11日にグランドゴルフ大会をしています。黙とうをささげて、支援金を集めて送るという活動を5年ほど。

そうだったんですね。後からでも行動されているのがすごいと思います。

そういう思いがあったので、熊本で地震があった時に、何かできることはないかと思って、すぐ行動に移せたんです。

ありがとうございます。としか言葉が出てこないんですが、藤田さんは熊本に来られたんですか?

いえ、私は実は熊本には行っていないんです。東彼商工会青年部が熊本に物資を運ぶと聞き、お願いしました。その分、私はこちらで支援を集める活動を頑張ろうと。

熊本まで物資を運んでくださった東彼商工会青年部の皆さん

その時期の熊本は支援者が溢れてしまって、交通渋滞や混雑が起こっていたんですよね。そこから考えても、とてもベストな選択肢だと思います。

印象深いエピソードはありますか?

最初はタオルを集めたは良いんですが、どこに送っていいものか何もわかりませんでした。もちろんどちらかの中枢機関にお送りしても良かったんですが、facebookを見ていて、玉名の九州看護福祉大学OGが赤ちゃんの沐浴支援をするという投稿を見つけて、「入浴っていったらタオルでしょう」とヒラメき、タオルが必要ないかコンタクトを取ってみたんです。

ご自身たちで、支援先を見つけられたんですね。

そうですね。お預かりしたものですので、無駄にできないと思って、本当に必要なところに送りたいと思ったんです。

今までになかった、ソーシャルからのSOS発信で繋がったんですね。

そうしたら、その九州看護福祉大学OGの一人が、私と同郷の佐世保出身で、歳は離れていますが中学校も高校も同じだったんですよ。

えー!!それはすごい偶然の縁ですね。

そうなんですよ。ちょうどこちら(佐世保)に戻られるとのことだったので、このタイミングしかないと思って物資を預けて持って行っていただきました。

そういう偶然のような必然のような出会いってありますよね。その後、その方とはやりとりは続いているんですか?

はい。いまでも連絡を取っていて、私たち(ワハハ)が行っている、新聞ちぎり絵という活動があるんですが、そういうのを一緒にできたらいいねと話しています。

新聞をちぎって作ってあるそうです。すごい!

こういう形で偶然繋がった支援者同士の縁が、今も続いているってなんか嬉しいですね。ぜひ実現してほしいです。

支援活動で苦労したことはありますか?

物資は皆さんとても協力的に送ってくださる反面、活動場所があまり広くなくて、物資が集まってきたときに保管に苦労しました。(笑)あと、仕分けがとっても。

仕分けですか。

送られてくるタオルにも色々あって、汗拭きや、さっきの赤ちゃんの沐浴に使えるようなガーゼタオルから、雑巾にしかできないくらいのものまであったので。

確かにそうですよね。それをこちらで仕分けされたんですね。

はい、送った先で分けていただくのも大変ですし、なにより、受け取られる方に綺麗ではないものが届いたりして嫌な思いをされたら、それこそ送った方ももらった方も悲しい思いをしてしまいます。

私たちはどちらの気持ちも最大限大切にしなければと思いました。そのためには、仕分ける必要があったんです。やるなら半端には出来ないです。

支援者にも熊本の人にも、中継の人にも全方向に気配りがありますね、、すごい。

震災から1年経ちますが、今も何か活動をされていますか?

はい、私が主催するワハハの活動と同じ思いの仲間と一緒に何かできないかと思って、眼で見て伝わるメッセージを送れないかなというところに行きついて、あちらこちらのイベントに参加させていただき、メッセージ付きの写真を撮ってfacebookで発信しています。(熊本地震 被災地へエールを送ろう!※facebookページ)

すごくいい写真ですね。気持ちが伝わります。

プロカメラマンが大切なメッセージを届けられるように撮ってくれたんです。1年間で1,000枚目指すぞ!って活動してきたんですが写真を撮れたのが最終的には333枚でした。

333枚でも十分ですよ!こんなにいいメッセージが333枚も集まっているんですね。並べてみてみたいです。

はい、それでこの集まったメッセージを、斉場さんにお預けして、熊本のどこかで掲示していただけたら嬉しいなと思って、今その掲示場所をご尽力いただいているんです。

斉場さんは、うちのライターとしても新しく入っていただいたんですが、街おこしやそういう地域活動にものすごく精通されてますよね。

私たちの支援活動も、斉場さんと繋がっていたからうまくできたんです。何かあればいつも斉場さんに相談して、あの方なしでは上手くいかなかったでしょうね。

なるほど。。メンバーとしても熊本人としても誇らしいです。

最後に熊本へメッセージをお願いします。

皆様、あの日を境に一年間本当に大変でしたね。まだまだこれからが勝負だと思います。熊本城も復旧が始まりましたよね。時間はかかるようですが、着実に修復できると思います。熊本の方々も共に助け合って一歩、一歩前進し、一日でも早く平穏な生活が送られますようにと祈っています。

私たちにできることは、この震災を「忘れないこと、風化させないこと」が一番大事なことじゃないかと思っています。これからも支援を続けて行きたいと思っています。一緒に寄り添っていきましょう。

心のこもったご支援をいただき本当にありがとうございました。これからもどうぞ頑張る熊本を見守ってください。インタビューへのご協力も本当にありがとうございました。

このQRコードからも、メッセージボードの写真が見れるそうですので、ぜひご覧ください。
写真の展示場所が決まりましたら、また肥後ジャーナルからお知らせしたいと思います。

取材協力:井戸端みんなでワハハ 藤田様
HP: http://www.wahaha-together.com/
Facebook:https://www.facebook.com/wahaha.together/
熊本地震 被災地へエールを送ろう!※facebookページ)

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ライター紹介

りよう

りよう

20代前半 観光文化検定3級 元々は営業マンとして熊本各地を周っていました。 少しだけ変わり者ですがヤル気スイッチは常にON。 長嶺小・長嶺中・熊本工業出身 県外を彷徨ったが熊本に帰ってきて熊本永住を誓う。 持ち前のコミュニケーションとフットワークの軽さ そして自由な発想で熊本を盛り上げています‼︎

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