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農業ボランティア「西原村百笑応援団」を体験してみた!

ライター:ちえ ちえ

熊本地震で大きな被害を受けた西原村。西原村の農業復興を支援する「西原村百笑応援団」では、地震から2年以上が経過した今も、毎日のようにボランティア活動が続けられています。私もこの農業ボランティアに参加してみました。


申し込みをしてボランティアに参加!

参加当日、朝8:30に復興市場萌の里に行き、そこから事務局の林さんについて、受け入れ先の農園へと移動します。50軒以上の会員農家さんがあるので、どこで作業するかは当日のお楽しみ!

この日は、阿蘇まほぎ農園の冨永さんのもとで作業をすることになりました。頭上には、黒にんにく用に掛けぼししてあるニンニクがたくさん!

早速、作業内容のレクチャーを受けます。今回の仕事は、加工用にんにくの皮むき作業です。

コンテナの中のにんにくの皮をむき、玉のまま使えるものと、大粒・小粒のものとに分類していきます。

丁寧に皮をむいて、一粒ずつ仕分けをしていく地道な作業です。

ひたすらにんにくと向き合う

説明を受け、早速作業スタート!

にんにくの皮をむいて選別するという単純作業の繰り返しですが、やればやるほど夢中になってしまう面白さ!冨永さんが、「休憩しながらぼちぼちでいいですよ」と優しく声をかけてくださいます。

途中から、2歳の子どもを連れた妊婦のパートさんもやってきて、話しながら楽しく作業。

子どもと遊んだり、なごやかな雰囲気の中で作業を行うことができました。

西原村の地産地消弁当

お昼は西原村のシルバー人材センターの方が作られた弁当を注文可能とのことで、「西原村の四季を味わう九ます弁当」を頼んでみました。

赤飯にちらし寿司、煮物や唐揚げなど、バリエーション豊かな弁当で450円。おいしくて大満足の内容でした!

こちらの「おばちゃんの気まぐれ日替わり弁当」400円も選択可能です。

休憩時間にはおやつまで出していただき、無理なく楽しく作業ができました。

まさかのお土産まで…!

午後もひたすらにんにくの皮をむき、15:30には作業終了。帰りにはなんと、にんにくと黒にんにくのお土産もいただきました!

農薬・化学肥料不使用で、ミネラル豊富な阿蘇の大地で育った安全・安心なにんにく。思わぬプレゼントに感謝感激でした!

(訪問する農家さんのお気持ち次第ですので、もらえたらラッキーくらいに思ってください)

申し込み方法法

「西原村百笑応援団」への申込みは誰でもOK!。まずはボランティアセンターにてボランティア保険に加入し、それから以下の「西原村百笑応援団」の応募フォームから、ボランティアへの申し込みを行います。

まとめ

西原村での農業ボランティアは初体験でしたが、地元の農家さんたちとふれあいながら楽しく作業ができ、充実した一日になりました。

向かって右側が西原村百笑応援団事務局の林さんです。東京出身であるにも関わらず、震災直後に熊本に来られ、「熊本の人を助けるつもりが、人と交流したり、涙ながらに感謝されたりで、逆に熊本の人に助けられました」と語る優しい方でした。

充実感を感じられる農業ボランティア。7月下旬から8月いっぱいは農閑期で暑さのため農家さんも昼間は作業しないので原則活動休止とのことですが、それ以外の期間は毎日行われています。女性一人でも気軽に参加が可能ですので、お時間がある方や社会貢献をしたい方は、ぜひ参加してみられてはいかがでしょうか。

ライター紹介

ちえ

ちえ

熊本の人、温泉、自然、グルメ(&お酒)をこよなく愛する30代。好奇心旺盛な行動派で、自称「アクティブガール」ですが、もうガールと呼べる年齢でもないという悲しさ・・・軽いフットワークと、あふれるバイタリティーで、人生謳歌中です。

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