パン職人の食パンが24時間買える!パンの自販機「ハコパン」が合志市にできたので行ってきた
ふと思いついたんですが、今、食パンってどのくらい種類があるんでしょうね。
市販の食パンを始め、パン屋さんの食パン、そして食パン専門店の食パンまで入れると、果てしない数字になります。
どの味がお好みなのかは人それぞれですが、やはり市販の食パンよりは専門の職人が作る食パンの方が好み!という人も多いもの。しかし、パン屋さんの食パンは、店が閉まれば購入することはできません。
「あああああ!!!!今!今、職人さんが作った食パン食べたい」と午前2時に思い立っても購入自体無理な話なのです。
そんなジレンマを解消すべく、できたのがなんとパンの自販機。合志市に職人さんが作った食パン専用の自販機があると聞いたので行ってきました!
のぼり旗が目印
場所は合志市幾久富。南ヶ丘小学校近くのマルキョウなどが並ぶ五差路から、ドラックストア コスモスの方へ進んだところです。
「以前、フェテ・ド・パンがあったところ」と言えばわかる人もいるかもしれません。現在、ベーカリー部門は縮小され、宅配専用サンドイッチを展開しています。
「ハコパン」と書かれた青いのぼり旗を目印に行くと、店舗と隣接した自販機があります。ここです。
展開している食パンは3種類
自販機といえば屋外という固定観念があったので、ちょっと入るのに勇気を必要としましたが、ドアを開けると物凄くパンのいい香り!まるでパン屋さんにいるかのような匂いに包まれます。
そして中をのぞいてみると、食パンと言っても複数種類を展開しているようで、
”いつものパン”
ハチミツを使用しているので、1歳未満の乳児にはダメ!絶対!!
”パン・ド・ミ”
甘さを抑えたプレーンな食パン。シンプルな味だからこそ職人の腕が分かるパンとも言えます。
”パン・ド・ミ(ノア)”
プレーンなパン・ド・ミにクルミが入っている食パン。
取材時にはこの3種類が展開されていました。
何を購入するのか決めたら、通常の自販機同様、お金を入れてボタンを押せば、扉がカチャっとあくので、そこから取り出せば終了です。扉の中にレシートが入っていますので、必要な人はレシートも忘れずにとっていきましょう。
自販機横にパンをいれるための紙袋が準備されているのが、ありがたかったです!
注意書きも確認
ほっくほくで購入し、いざ帰ろうとしたその時、隣に注意書きがあるのを今更発見してしまいました。
ふむふむ。
カットは自分でせなんのね、パンの入れ替えは10時~13時だから、焼きたてが欲しいときには、その時間を狙えばいいわけね。
「まだ始まったばかりだからスタッフが機械に慣れるための”テスト期間”である」「もしかしたら販売を急遽、停止することもあるかもしれない」
…えっ!!!!
いてもたってもいられなくなったので直接お話を聞いてみた
テスト期間中であるってことは、いつかは辞めてしまうのか。という点が気になったもので、隣の店舗に直接お話を聞きに伺うも、担当者不在。
そのため、電話で疑問にお答え頂きました。
テスト期間中とはどのような事でしょうか?
どうしても機械ですから、万が一不具合などがですね…。不具合があれば、その間は一時的に販売ができなくなる可能性があるというお知らせです。
そうなんですね。でも、それ言ったらどこの自販機でも同じ…
そうですね。でもせっかくお越しいただいたのに、そんな事になると申し訳ないので、事前に「そんな事もありますよ」ってお知らせしときたかったんです。
もちろん不具合が解消すれば、その後も販売は継続してきますよ!
安心しました!ところで、この食パンって隣のサンドイッチ屋さんで作っていらっしゃるんですか?
うーん…サンドイッチ屋さんというより、以前あったフェテ・ド・パンの職人たちが作っています。
もちろんすべて手作り、マーガリン・ショートニング不使用で、国産の小麦粉・バター・塩を使ったりなど材料にもこだわった食パンです。ぜひ味わってみてください!
味わってみた
今回セレクトしたのは、パン・ド・ミ(ノア)。1.5斤あるので、どの厚さにスライスしようかと悩み所ですが、適当にカットしてみました。
まあ惜しみなくクルミがゴロゴロ!
そのまま食べても、美味しかったのですが、軽くトーストをするとクルミもいい感じにローストされ、風味豊かになるのでおすすめです!
好きな厚さにカットできるので、サンドイッチ用に薄くしたりなど自身でアレンジできるのも魅力でした。
まとめ
「市販じゃなくパン屋さんの食パンがいい」というときに24時間購入可能な自販機があるのは、確かに画期的です。お値段もビックリするような高さではありませんから、デイリー使いにピッタリとも言えます。
職人が作る食パンの自販機。意外と使えます。
■ハコパン■
住所:熊本県合志市幾久富1909-524
ライター紹介
ムトー
肥後ジャーナル編集長。 「人はなんで痩せなきゃいけないのかな」という思考にまで達したのでもうきっと痩せません。 気にしません。
記事シェア