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むしろアルコールなしで純粋に食事を楽しむ。そんな居酒屋があっても悪くないだろう?八代【ふぅ~ど】

ライター:ムトー ムトー

新型コロナに負けるな!飲食店応援企画。

今回は、常連さんからの「絶対にここのお店はコロナで潰れてほしくない!!」という熱いメッセージを預かり、八代市にある「ふぅ~ど」へ取材に伺いました。

こだわりのメニューに思わず「時を戻そう」「むしろアルコールなしで純粋に食事を楽しむ。そんな居酒屋があっても悪くないだろう?」と、脳内ぺこぱが降臨するほど、美味揃いでしたよ!


取材申込みをしたらめちゃくちゃナイスリアクションだった

今回のリクエストを受け、さっそく電話にてアポイントを取ってみました。

稲村さん

嘘でしょwwwもしくは兄の店と間違ってません?熊本市の方の「ふぅ~ど」。

ムトー

いや間違いなくリクエストきているのは八代市のほうですね。

稲村さん

ありがたいです。こんな事ってあるんですね…

とにかく驚きを隠せないナイスリアクションな稲村オーナー。

熊本市にある同じ店名のお店との関係性は、実は御兄弟とのこと。

八代市の「ふぅ~ど」は弟さんが経営されてますが、チェーン店というくくりではなく独自のメニューを展開されています。

通常メディア取材はあまり受けていないのですが、「常連さんからのリクエストならば…」と特別に取材を受けてくださいました。

黒毛和牛を使用した炙りモツ鍋

「ふぅ~ど」人気ナンバーワンを誇るのが、この「炙りモツ鍋(1,350円)」

使用しているモツはなんと黒毛和牛。一晩、泡盛に付け込んで臭みを取り、その後味噌に付け込んで炙っているという非常に手間暇かかった一品。

グツグツ。これ待つのも楽しみの1つ。

ムトー

ところでオーナー。毎回疑問なんすけど、モツ鍋っていつまで待てばいいんでしょ。火の通り加減がよくわかりません。

稲村さん

モツは内部にまで火を通さんなんけんですね、ちっとなべ底に押さえつけたがよかです。

大体7分くらい。

なるほど。私今まで、きっと7分も待っていませんでした。なんでも聞いてみるもんです。

さあいよいよ完成。

気になるお味ですが、さすがナンバーワンを誇る1品。

考えてみれば、今まで食したもつ鍋って「そもそものモツの味」って思い出せないんですよ。しかし、ここのもつ鍋はスープで味を一切ごまかしていない、いわばシンプルなスープ。

だからこそ、モツ本来の味がガツンと伝わってくるのです。めちゃくちゃモツうまい。

また弾力も柔らかい!

そがーん慌てんちゃよか!まちっと口の中におんなっせ!って言いたくなるくらい、あっという間にどこかに行ってしまいます。

稲村さん

ありがとうございます!!この炙りモツ鍋、ゆくゆくネット販売しよーかねとは考えてます!

生地から作るピッツアに悶絶

人気ナンバー2がマルゲリータ。

稲村さん

前日から生地を仕込んでます。すべて手作りです!

使用している粉も塩も、イタリアから取り寄せたこだわりの材料です。

生地から手作りというのを実感でききるのが、耳の部分。

外はカリッ中はモチモチ。

これまた手間暇かかっているのに、テイクアウトだとワンコイン500円で販売というオーナーの人の良さ。

同じくテイクアウトで人気なのが、若鶏のからあげ。

外国産の鶏肉ではなく、鹿児島の「いずみどり」を使用されているので、ジューシーさの中にもくどくない上品な脂が特徴です。

お酒よりも料理を楽しめる居酒屋があってもいい

お酒を提供されていますし、お店の形態としては間違いなく「居酒屋」ではあります。しかし出てくるフードメニューが、一般的なそれとは一線を画すレベル。

豊富にあるメニューですが、よくある「お酒に合うような味付け」とは異なり、まさに食事を楽しむ。そんな場所であるように感じられました。

「ありがたいです。自分で言うのもおこがましいんですが…実は、お酒よりも料理に力を入れているんです。」

そう、はにかんだ笑顔で答えてくださったオーナー。

恥ずかしいので顔出しはNGとの事でしたが、とにかく来てくださるお客様に喜んでもらえる、そして「ここの飯が食いたい」と思ってもらえるようにと日々仕込みをされています。

ムトー

テイクアウトはされているとの事でしたが、店内での飲食に関し、どのようなコロナ対策をされていらっしゃいますか?

稲村さん

入口でのアルコール消毒ですね。そしてうち、元々全室個室なんですよ。

全室個室ではあるのですが、さらにソーシャルディスタンスを考慮し、1部屋飛ばしでご案内しているとの事。

稲村さん

厳しい状況であるのは変わりないんですが、それでも楽しみに来てくださる、また、今回のように「潰れないで」という声がある限り、頑張っていきたいですし。

頑張らなんなと思っています。

まとめ

常に「どうやったらお客様が楽しんで頂けるか」というのを、常に模索し、できる限りの声にも応えている八代市の「ふぅ~ど」。

メニュー表にない料理でも「作って」って言われれば断りきらんのですよね~、と笑顔でおっしゃられていたのが非常に印象的でした。

テイクアウトもされていますので、ぜひ一度オーナーのこだわり料理を味わってみてはいかがでしょうか。

和+洋+亜cooking ふぅ~ど

住所

八代市松江町343-1

営業時間

17時~26時

定休日

水曜

電話番号 0965-32-5100

ライター紹介

ムトー

ムトー

肥後ジャーナル編集長。 「人はなんで痩せなきゃいけないのかな」という思考にまで達したのでもうきっと痩せません。 気にしません。

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