こんにちは!なめこです。
みなさん栗だけだんごってご存知ですか。「相良茶屋」のおばあちゃんが考案した栗がぎっしり中に詰まっただんごです。おばあちゃんが愛情込めて、毎朝5時30分からこね続けています。こね続けてなんと45年!そんなおばあちゃんにお話しを伺いました。
山鹿にある「相良茶屋」
山鹿にある「相良茶屋」は、栗だけだんごで有名なお店。このお店が発祥したという栗だけだんご。その謎に迫るべく、考案者にお話しを伺うことにしました。
こちらが考案者の杉ヒデ子さん。現在なんと87歳!
栗だけだんごはどのように生まれたのか
可愛らしい笑顔のヒデ子さん。90歳手前とは思えないほど元気にインタビューに答えてくれました。
栗だけだんごの考案者ということですが、どのような経緯で生まれたんですか?
元々、ここは酒屋だったんですよ!観光客に山鹿のお土産物を持って帰って欲しいという思いで作りました。
そうなんですね。では、なぜ栗を使ったんですか?
栗の生産量が熊本は2位なのはご存知ですか。ここ、山鹿市菊鹿は、熊本の中でも1位を誇るんですよ。それで栗を活かしたお土産物を作りました。それで、最初に出来たのは、栗まんじゅう。もっと栗を活用したい!ということで栗だけだんごが生まれました。
なるほど!それで生まれたのが栗だけだんごだったんですね。是非、食べてみたいです!
どうぞ!どうぞ!
元祖!栗だけだんごを頂く。
お値段は、5個入りで750円です。
形は、まん丸。食べてみましょう。
うわ!栗がぎっしり詰まってる!菊鹿の栗は、甘い。皮の味つけは、塩のみ。砂糖を含んでいないため、栗本来の甘みを存分に味わうことが出来ます。
ぎっしり詰まっていた栗がこちら。ピーク時は、1日1500個も全て手作業で作られているそう。これだけ1個にぎっしり詰まっているため、1シーズンに2トンもの栗を使うそうですよ。
ヒデ子さんの長年の苦労。
ヒデ子さんは、栗だけだんごを作り続けてなんと45年。
こね続けて手が変形しながらも、毎朝休むこと無く、5時30から作り続けています。
ヒデ子さん、凄いです。尊敬します。なぜそんなに頑張れるんですか。
毎年このシーズンになると食べるのを楽しみに来られるお客さんばかりなのでそれが、喜びになっています。おばあちゃん元気?と毎年声をかけに来てくださる方もたくさんいるのでまだまだ頑張ろう!と元気をもらい、毎日頑張れています。
そうなんですね。私もヒデ子さんから元気をもらいました。ありがとうございます!
現在3代目!「相良茶屋」
元々、酒屋ということでワインや焼酎も並んでいましたよ。
現在、ヒデ子さんの息子さんが継がれて3代目。元祖、栗だけだんごは、歴史と愛情とたくさんの栗が詰まった素晴らしいお団子でした。
栗だけだんごが売られているのは、9月初めから長くて12月半ばまで。
年中売られているのは、栗まんじゅうです。栗の甘さがあんこの美味しさをさらに引き立てていて、なんさま合う。こちらもオススメですよ。
まとめ
「相良茶屋」いかがでしたか。
お店は、17時まで空いているのですが、栗だけだんごは人気すぎて15時には、売り切れてしまうそう。現在、平日しか予約を受付けておらず、土日はお取り置きの予約ができないそうですよ!シーズンものなので、9月初めから長くて12月半ばまでしか売られていないのも注意が必要です!
栗だけだんごやまんじゅうを買いに!ヒデ子さんに会いに!
是非、「相良茶屋」へ足を運んでみて下さい!
相良茶屋
住所 | 〒861-0412 熊本県山鹿市菊鹿相良380-1 |
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営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 無し |
電話番号 | 0968-48-9066 |
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