春の野菜や果物が美味しい季節になりましたね！

外食も楽しいですが、美味しいものを家に持って帰ってお気に入りの器に乗せて、ゆっくり映画の配信を見る…なんて休日もオツなもの。

ところで皆さん、食器はどんな基準で選んでいますか？

食洗器OK・料理が映える白系・うっかり落としても割れない頑丈さ…人の数だけ「こういうのがいい！」があると思いますが、使って元気になれる器に興味はありませんか？

力強い文字に惹かれて

上之裏通り、最近ますます行列ができている「ラーメン赤組」の前を通っていたら…

毛筆で力強く書かれた「Gallery こうし」。

陶器の店、とあるし、ディスプレイには陶器とガラスが。

天草の陶器市に欠かさず参加する焼物好きとしてはスルー出来ません。

建物の奥に進むと、シーサーがお出迎え。

暖簾もシーサーだし、沖縄好きなのでしょうか？

お邪魔しまーす！

沖縄の焼物「やちむん」

ウッド調の店内には、お皿やカップ、器がずらり。

そのほとんどが沖縄の伝統的な焼物「やちむん」です。

「Gallery こうし」では、沖縄から直接仕入れたやちむんを、手に取りながら選ぶことができます。

ぽってりとした厚みのある形に色鮮やかで力強い絵付け。

沖縄の海や空を思わせる鮮やかなブルー、植物を思わせる茶や緑、花のような赤。

マグカップ　2500円～

色だけでも美しいですが、描かれているのは縁起が良い文様だそうです。

同じような魚のモチーフでも、作家によって印象が違ってきます。

全てが手作業なので、同じデザインでも全く同じものはなく、形もちょっとずつ違う。

そばちょこ・湯呑　1400円～

「重ねてもちょっとデコボコしているのが、なんだか可愛いし愛着がわく」ご店主が、沖縄で一つ一つ手に取って選んだ器たち。

お茶碗　1600円～

土から作られた器はしっとりと手に馴染み、毎日使ってもストレスがありません。

実際買ったお客さんも、「優しい手触りと鮮やかな色で、使っているとほっとする」「なんだか元気になれる」とリピートする人も多いんだとか。

陶器の他に、琉球ガラスの器やオブジェもありました！

なお、すべてが一点ものなので、気に入ったものがあれば即購入をオススメします。

「ご縁があったら次回に」をやると、高確率で二度と会えません（実体験）。

縁が…縁がなかったんや…（涙）

お茶を飲みながらのんびりと

店内では、やちむんでコーヒーやお茶を飲むことができます。

さんぴん茶やウコン茶など、お店で購入もできます。

実際に使った時の、飲み口やカップの重さを確かめながら選ぶのもアリですね。

常連さんはお気に入りのカップがあるそうで、「これに入れて！」というリクエストも受け付けてくれます。

お話上手なご店主は、焼物ややちむんの魅力をたっぷり教えてくれます。

30年以上かけて集めたものが並ぶ店内は、宝箱のよう。

手仕事好きなご店主は、やちむんの他にも琉球ガラスや、飛騨の漆器・樺細工なども仕入れています。

年に一度は「手仕事展」を開催するそうで、今年は秋に予定しているそうです。

普段お店に並ばないラインナップもあるので、気になる方はホームページかInstagramを要チェック！

街に行った時にはぜひ、「Gallery こうし」さんへ寄ってみてください。

※記事公開後は混み合う場合がございますので、できましたら日を空けてのご利用をお願いいたします。

Galleryこうし