突然ですが、幼きころ、すいかを食べて出たタネをペッと庭に吐き出し
「これで来年はすいかが食べ放題ばい!」って目論(もくろ)んでいた方、静かに挙手をお願いします。
…はいありがとうございます。
ほぼ全員ですね。
きっとこれ珍しい話じゃないと思うんですが
実際、あのペッと吐き出したタネが発芽して、あれから我が家はすいかを買ったことがない。と言っている人を見たことがありません。
一体あの時のタネはどこに行ってしまったのでしょうか。
そしてどうやったら、我が家ですいか食べ放題になるのでしょうか。
とても気になったので、すいか農家に聞いてみました。
すいかと言えば植木町

ということでやってまいりました。熊本市は北区植木町。
ここで長年すいかを栽培されているのが、今回お邪魔した片山フルーツ園です。

ここでは1人でも食べてしまえる小玉すいか「ひとりじめ」をはじめ、大玉すいかや他のフルーツなども栽培されています。
ちなみに片山さんの「ひとりじめ」の収穫時期は3月~。3月下旬にはもう市場に出るんですって。
はやくね?
「そうですね、すいかは夏のものというイメージがあると思うんですが熊本のすいかの旬は3月~5月です。その他の時期は他県のすいかが並ぶことが多いです」
「そんなに早いんですか?よく5月の連休に”今年初のすいか”って買いに行く人が多いんですが」
「5月のすいかももちろん美味しいですが、3月、4月から甘くてシャリシャリ感が強いすいかが出ていますので、この時期はおすすめです」

知らんやった。
「ところでですね、今日こちらにお伺いしてどうしても聞きたかったことがありまして」
「どうされました?」
「小さいころよく庭にすいかのタネを飛ばしていたんです。これで来年はすいか食べ放題だって。威勢(いせい)よく何度も飛ばしていたんですが、ついぞ発芽することもなく今に至ります。何が悪かったんでしょうか?」
「そら無理ですよ」
「えッ」

どうやら、すいかのタネは品種改良されており果実のなかに入ったタネは、発芽しても食べたスイカと同じ品質に育たないようになっているのだそう。
「だけん何粒飛ばそうとそら無理です」
「あれは無駄な行為だったということですね…」
「今も記憶に残っているってことは楽しい思い出だったってことでしょうしね。無駄じゃなかばってん、どうしても自分で育てたいってことなら苗ば購入した方が確実じゃないですかね。売ってありますよ。苗」
「苗を購入したら誰でもできる…?」
「う~~ん…育てることはできますけど、実はすいかの甘さってですね、朝晩の寒暖差の影響が大きいんですよ」

熊本の旬に合わせるため、すいかは10月下旬からタネを蒔きはじめ苗として育てます。
タネだって蒔いたからといって確実に発芽するものではありませんし、病気に強くするため接ぎ木をしたりして、しっかりと根がはった状態の苗を12月ごろにやっと植え付け作業をします。
そして味の決め手となる糖度ですが、寒暖差が大きいとより甘さが増すのだそう。
てことは、ペッと吐き出したタネが奇跡的に発芽したとて、我々が普段食べているようなスイカの味になる確率は極めて低いってことですね。

当たり前に食べている熊本のすいかですが、緻密な温度管理、日照時間の調節など、ここまでしっかりと愛情込めて手間暇かけて初めて店頭に並んでいるのです。
そりゃ「今が一番美味しい」と言われる季節に積極的に食べなきゃ失礼にあたるってもんです。
ちなみに片山さんのすいかはネット通販のほか以下のお店で購入できますよ。
【道の駅すいかの里植木】
【JA熊本経済連 you+youくまもと農畜産物市場】
美味しいものを美味しいときに。
熊本県で生産・加工されている商品を、地元の方が買って使用することが、いわゆる「地産地消」。
熊本県内の農家さん・漁師さん・生産者さん・加工業者さんが、熊本の方々に自分たちが作ったものを楽しんで欲しいと日々願っています。
そういった取り組みをいろんなテーマをもとに熊本の地産地消を紹介しているのが
「KUMA RICH(クマリッチ)」

↑の意味ですが
KUMAは自然豊かな熊本の地で生まれたものを!
RICHは県産品の「豊かさ」「恵み」を表現!
人々が「地産地消」に取り組むことが日々の豊かさに繋がっていることを表現しています。「地産地消」の大切さを考え、自分にできる行動に繋げてもらいたいという意味が込められています。
県産品をもっと好きになる「KUMA RICH」のWEBサイトは
↓↓↓
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