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移転後も元気に営業中!あたたかい雰囲気の「トトロ亭」でほっこり

ライター:ちえ ちえ

子飼商店街で長年営業を続けられ、熊本地震で退去を余儀なくされた「香味屋 トトロ亭」。現在、熊本大学近くの居酒屋「もとみや」を昼間だけ間借りして営業をされているということで訪ねてみました。


黒髪にて元気に営業中!

こちらが、お酒・料理・音楽が楽しめる「もとみや」。「トトロ亭」はこの店舗で、昼間のみ営業されています。

こちらでは、子飼商店街時代にはなかったランチが食べられるのが魅力です!

材料にこだわった天然酵母のパンがずらり!

店内には、材料にこだわった手作りパンがずらり!

ライ麦を使ったパンや、チーズ、ベーコンのパンなどが並んでいます。

いちじくやくるみを使った大きなパンも香ばしく焼かれていて、おいしそう!

これでも、並んでいるパンの種類は子飼商店街時代の3分の1になったというのが驚きです。

こだわりのランチを実食!

移転後に登場したランチメニューを拝見。

カレーやハヤシ、グラタンなどパンによく合いそうなメニューが並んでいます。

この中から、ハヤシ&パンのセットを頼んでみました。

まずはサラダのお皿が運ばれてきました。オーナーの小山さん夫妻の自宅ベランダで収穫したというバジルで作られたドレッシングがかけられた生野菜サラダに、キャベツのサラダ、トマトにじゃがいもに、ニラと人参のかき揚げまで、野菜が盛りだくさん!

ニラは奥様が自ら収穫されたばかりのもので、レタスも無農薬のものとのこと。レタスは味が濃く、じゃがいもはほくほく!かき揚げはサクサクした軽い感じで、どれもおいしい!安心して新鮮な野菜を食べられる幸せを噛みしめながらいただきました。

そしてメインのハヤシ&パンが登場!ハヤシは水をまったく使わず、トマトのみで作られているとのことで、うまみが凝縮されていて濃厚!パンも香ばしく焼かれていて、噛むと甘味が広がります。ハヤシとパンの相性もピッタリ!

その他、オムハヤシとカツ丼はこんな感じ。ボリュームがすごい!カツ丼はカツを卵でとじておらず、後のせしてあるので、サクサクのカツが味わえます。

「いつもパンを焼いていると、お客さんの顔が浮かんできて、『今日はあの人が来られるかもしれないから、あのパンを焼いておかなきゃ』と思うんです。そう思っていると、本当にその方が見えられるんですよ」と奥様。お客様を大切に思われている優しさに、こちらもあたたかい気持ちになります。

善意のお会計システム

そしてお会計はというと…

なんとセルフでのお会計システム!お金を入れて、コインケースからおつりをもらうシステムになっています。お客さんへの信頼があるからこそ、できるシステム。電卓も置いてあるので、追加でパンを買っても計算が楽々です。最後まで善意と優しさにあふれたお店でした。

まとめ

小山さん夫妻が仲良く営業をされている「香味屋 トトロ亭」。震災直後、オーブンが使えない間も、ホットプレートでパンを焼いて提供されていた優しいご夫妻です。常連さんも多く、地域の人から愛され続けるのも納得です。もちろんパンもおいしくて、また足を運びたくなる、あたたかいお店でした。

■香味屋 トトロ亭■

営業時間:11:00~16:30(ランチ11:30~14:30)
定休日:日曜日
TEL 050-3374-4336
住所:熊本市中央区黒髪2丁目23-10

ライター紹介

ちえ

ちえ

熊本の人、温泉、自然、グルメ(&お酒)をこよなく愛する30代。好奇心旺盛な行動派で、自称「アクティブガール」ですが、もうガールと呼べる年齢でもないという悲しさ・・・軽いフットワークと、あふれるバイタリティーで、人生謳歌中です。

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