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【危険】うちの犬も被害に・・・この時期はマキビシ草に気をつけよう!

ライター:肥後ジャーナルライター 肥後ジャーナルライター

実はこの時期だから気をつけよう!「マキビシ草」

今回は、これまでの記事とはちょっと違う観点で。
5月に入りまして、ようやく日中の温度も上がってくるようになり時には額に汗もかく日々となって参りました。

そんな時期になって来ると、その頃の草地をぼそぼそと生えてくるのが「メリケントキンソウ(通称マキビシソウ)」と呼ばれる草。

メリケントキンソウ(通称マキビシソウ)とは?

これは熊本のみならず、全国の草地で今の時期からぼこぼこ!と生えてきています!
本当に、そこらへんの野っ原だったり芝生だったり普通の地面だったり。。
見た目は少しもさもさな感じで、柔らかく見えて一見害もなさそうなのですが、ところが、この植物はまさに通称の名の示すとおり「マキビシ草」。

そう、忍者なんかが敵に追われた時に後ろに撒くアレです。マキビシ!
例えば、この時期にうっかり草地に手を付いたりしますと、チカ!っと何かが刺さる。
おそるおそる手のひらを見てみると、ザク!っと棘の部分が刺さっていたりします。

特にワンちゃんの足に要注意!

まぁまだ人間でしたら、うかつに手を付けないとかで回避はできるのですが問題はペット!
うちには「ミニチュア・ピンシャー」犬を飼っているのですが、


※我が家の犬、ミニチュア・ピンシャーの「うるる」(♀)といいます。

ミニチュア・ピンシャーというのは、俗にいうドーベルマンのミニチュア愛玩版という感じの犬です。

ピンシャーでよく見るのは黒い色とか、たまに茶色もいますが、うちのは「ブルータン」と呼ばれる

珍しい種で、ようするに色が少しブルー掛かって見える犬です。

来た時はチワワ並みに小さくて可愛い奴だったのですが、あっという間に巨大化し、

小型犬なのに7kgを超える通称「デカピン」になってしまいました。。

今は減量もして随分落ちましたが。。と閑話休題。


散歩の時に調子に乗って草むらとか走らせていたら、

急に動きが止まって、前足をやたら気にし始めたので足裏を覗いてみると肉球にざっくり!

こういうのが少し枯れて乾燥してくると、途端に凶器に変わります。マキビシですから痛いです。

この時期はなるだけ草地は避けよう!

まぁこのように刺さってくるのも、植物がいかに種を広範囲に広げるかの種の存亡を賭けた戦いです。

花が咲いてその蜂蜜を虫が食べに来てその際花粉が。という王道が取れるのは、熊本でも限られる種なわけですね。

他の情報サイトでも確認しましたが、このマキビシ草は夏頃にはマキビシ部分は取れてしまうとのことなので、まさに今の時期。

祝祭日とかにペットを連れて野外施設や公園などに行かれる際は、この草のことを覚えておいて上手に回避致しましょう!

暖かい熊本では一気に増殖したりしますので、十分にお気をつけて!

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