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ホラー映画・リングの貞子の母親のモデルになった御船千鶴子さんの墓参りにいったら遭難した

ライター:肥後ジャーナルライター 肥後ジャーナルライター

かの有名なホラー映画「リング」。1998年に公開され、ビデオに映った黒髪の美少女・貞子が井戸から出てきたと思ったらテレビからも出てきちゃうシーンは知っている人も多いのではないでしょうか。

そんな山村貞子の母、山村志津子のモデルになったという御船千鶴子さんのお墓が熊本にあるとの噂を聞きつけ、お墓参りに行ってきました。


お墓を訪ね不知火町松合に!

明治時代に、超能力者として全国で有名だった御船千鶴子さんのお墓は、宇城市不知火町松合にあるとのこと。

ちょうど暇そうにしていた肥後ジャーナル編集部の山田氏を連れてきました。ちなみに私も山田も2人ともリング未視聴です。

だって、、、予告編でギブアップしちゃったんだもん!

この後、遭難する事になろうとは 微塵も思っていない山田。
イラっとくる!その笑顔!!前髪テンパってるし、体大きいのにリュックが小さくて超アンバランスです。

そんなことはさておき、画像の場所は、田崎井川(たんさきいがわ)、松合三名水のひとつです。

地図があったので、「お墓の場所載ってるかも」と立ち寄ったのですが、なぜか井戸から水を汲み上げてました。ちなみに地図にお墓の場所は記載されておらず。

このあと、ひたすらうろちょろすることになりました。

まずは、生家を求め松合をさまよう

近くに、生家もあるとの事で お家から探します。松合集落は古くからの白壁土蔵造りの建物が残っており、江戸時代からの港町そのままの姿です。
とても風情のある町。

ただもう、住宅街なので車がすれ違うのも大変なほど道が狭い!そして気づけば山道を登ってたりでなかなか見つけることができませんでした。

狭い路地裏をさ迷い、松合集落を3周ほどしたところで案内所的な役割を果たすビジターセンターなる施設を発見!

すると、御船千鶴子さんのお墓への地図をいただけるとのことで、松合郷土資料館へ案内されました。

通常、こちらの資料館は無人だそうなので先にビジターセンターでお尋ねください。

この松合郷土資料館は、明治36年に建てられ 大正14年まで郵便業務、戦後は文房具店、その後 町が譲り受け郷土資料館として平成8年にオープンしたそうです。歴史ある建物ですが、手入れが行き届いています。

ヤマダー!アウトーー!!

貴重な建物なんだから、破壊しないでね!

てか、この画像めっちゃリングっぽい。見たことないけど。

とにかく、背の高い人は頭どころか顔面をぶつける可能性があるのでご注意を!

説明して頂いたのは、ビジターセンターの田辺欣伸(よしのぶ)さん。

御船千鶴子さんの幼少期の話や、意外なお話などをたくさん聞かせていただきました。明治時代の御船千鶴子さんが亡くなった時の新聞など貴重な資料もありました。

リングの小説や資料なんかもあり、映画のモデルのなったこともばっちり紹介してありました。

そして、親切にも生家の場所も地図に書き込んでしてもらったのに…。

肥後ジャーナル屈指の方向音痴を誇る2人組み。また道に迷いました…。

この後、更に迷います。もう、迷うのは人生だけでいいよ。。。

ようやく、付近のおばあちゃんに確認し辿り着いたのは、こちら。

この白い、一見して立ち入り禁止の様なテープ。

今は無人だという建物。

なかなかに、オーラがあります。

でも、看板が…ない?看板あるって、聞いてたのに。

念のため、近所のお家へ再確認。

すると!

「え?御船千鶴子さんの家は、あっちよぉ〜」

どうやら、御船さん違いだったようです。この辺、御船さん多かったんですって。

ばあちゃんに騙された!!誰の家だよ!


こちらが、正しい生家跡地。

現在は、家は取り壊され駐車場になっておりました。

やっと本題のお墓参り

資料館で御船千鶴子さんのことや、松合の歴史を学び、生家跡にも足を運び、いよいよ今回の目的のお墓参り。

御船千鶴子さんのお墓は、六地蔵公園という公園のすぐ近くにあるそうです。こっちは地図を見て進めば大丈夫!

六地蔵トンネルを抜けたら、すぐ右に曲がってください。


六地蔵トンネルの先、右折後の道中は

ところどころに六地蔵公園または御船千鶴子さんのお墓を示す看板があります。

でも、最後の看板が倒れちゃってるトラップがあります。

勘で、辿りついてください。ちょっとやばそうな雰囲気になってきたら、多分正解の道です。

えぇ、私たちは まんまとトラップにかかりました。

目印にしていた六地蔵公園の手前に、お墓の看板があります。その向かいにはひっそり開けた道があり、向こうにお墓が見えます。

この奥に、御船千鶴子さんのお墓が!クモの巣注意です(背の高い人が引っかかってました)。

神妙な面持ちで、お墓を参る山田。
先ほど、資料館で悲しくも壮絶な御船千鶴子さんの一生のお話を聞いてきたばかり。

でもね…
よくよく見て。。


千鶴子さんのお墓、多分こちらですよ。
(素で間違える山田)

気を取り直して、拝み直し…。

松合で生まれ、その不思議な千里眼能力で 失せ物探しや家業の医療院の手伝い、はたまた 大牟田市の万田炭鉱を探し当てるなど数多くの功績を残された御船千鶴子さん

熊本の偉大なる先人への想いを馳せながら、
本日の旅は終了しました。

が、実は、私達は散々迷いましたがGoogleマップを見ると、ちゃんと御船千鶴子生誕の地として登録されていた様です。

きちんと下調べしてから、聖地巡礼を行われる事をオススメします!!

お墓は登録されていませんので、どうぞ我々のように迷子になりながらたどり着いてください。

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肥後ジャーナルライター

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