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熊本最大のアングラ。ファンシードールに気になる疑問を聞きに行ってきた

ライター:ムトー ムトー

熊本県民であれば、誰しも一度は耳にしたことがある店舗。

それが

ファンシードール。

年末に看板の取材で伺わせていただき、店内も案内してもらったのですが

実は気になるのって、その奥じゃないですか。

そこで今回、熊本最大のアングラ、ファンシードールの内部の謎に迫ってみました。


ファーストコンタクトからちびりそう

ファンシードールの内部ということは、店長ではなく代表者、つまりオーナーと直接対峙しなくてはなりません。

事前にアポイントは取っていたものの、やはりビビる。

ヘタすりゃここで消されると思いながらも意を決してドアを開けてみることに。

ムトー

肥後ジャーナルのムト―です。失礼し…

ちょ…

はい詰んだーーー!

玉三郎オーナー

お待ちしておりました。私がファンシードールオーナーの「小林 玉三郎」と申します。今回は何やら取材とのことで!

目を合わせちゃいけない、魂もってかれそう

ムトー

玉三郎オーナー

玉三郎オーナー

はいなんでしょ

ムトー

以前、違う取材先でも言われたことがあるのですが、別にうち、被り物しなきゃダメって訳ではないんですよ…

「そうなの?」

ムトー

最初にお伝えしたいことがございます。

今回は「熊本県民みんな聞きたかったけど、そんなん聞いたら消されるんじゃないか」っていうくらい、本音の質問をいたします。

腹が立ったら教えてください。でも私を消さないで。

わかりました!

さすが玉三郎オーナー。こんなざっくりとした取材概要説明でも、まったく動じることはありません。

疑問その1:違法なお店なの?

ムトー

詳細は割愛しますが、アレがコレでソレなお店じゃないですか。

昭和な昔ならばいざ知らず、青少年うんだらかんだらの条例に引っかかったりとかってないんでしょうか?

玉三郎オーナー

ない!!

よー勘違いされるんだけど、うち案外真面目なんですよ。毎年、警察署に伺って認可申請の更新してますし。

今まで一度も警察指導等、はいったことありません。

聞くと、先代オーナーが成人向けの自販機を設置したドライブインを作ったことがファンシードールの始まり。そこから昭和59年に、今の店舗型に切り替わり営業を行っています。

その間、様々な法律改正あったのですが、都度、法に準じた設備改正等を行い、現在に至るとの事。

玉三郎オーナー

違法どころか…

うち県警から頼まれていることがあって…

玉三郎オーナー

ほらオリンピックでこの手の本、コンビニから撤去になったでしょうが。

そがんなると、やっぱ性犯罪の増ゆっとたい。

だけんせめてここに置かせてくれんどかって頼まれてからね。

ムトー

ほー!いわば、お上から認められた公式な…

オフィシャルエロ!!

玉三郎オーナー

言っとくばってんな、うちは違法じゃないし、違法・脱法ドラッグとかもにゃーけん。俺はそがんとが一番すかんもん。

疑問その2:最近ネット通販に押されて大変じゃない?

販売しているモノがモノなので、直接買いに行くってなかなかのハードルです。やはりネット通販に頼ってしまうところではないかと思うのですが、実際、売り上げ的にはどうなのでしょう?

玉三郎オーナー

そうね~…。やっぱ厳しいのは厳しいばい。

でも、うちが責任感をもってやっとることがあるけん、一概に売り上げが云々てだけでは判断ができんとたいな。

ムトー

責任感でやっていること…?

玉三郎オーナー

熊本県内の性犯罪撲滅。

こら、うちしかできんけん。

空気感に堪え切れず、お借りしました。

玉三郎オーナー

いや真面目な話よ。性犯罪は再犯率が高いのは知っとるでしょ。

で、うちができるこつは…って考えてね。衝動がどーしても抑えきれん!!ってやつはうちに来ればよかぞ、と。

ムトー

ファンシードールに来て何があるんですか

玉三郎オーナー

なんさま、そがんとは揃っとるけん。「こっじゃいかん」ってやつはVRな。

以前の取材時の際に、体験したVR。確かにあれほんとすごいんですよ。

今回は私ではなく

今日が初取材、見学で同行した新人Sくんに体験してもらいましょう。

ムトー

すごかろ?

玉三郎オーナー

すごかろ??

新人S

すげーっす!!マジこれ..え??あっ…すげーっす!!!

カメラマンで同行していた山田は、この日一番集中してました。

玉三郎オーナー

真面目な話たい、ほんと犯罪やらしたら一生棒にふっけん。そがん気持ちがどーも抑えきれんなら、ええけん、うちに来いて。

そっが、うちの役目だけん。

犯罪どまして人生捨てるな。

疑問その3:店内に変態しかおらん気がする

男性が行くならまだしも、女性がうかがうとなると怖いのがこの部分。店内に変態おったら怖い。

玉三郎オーナー

店内に変態ね?おらんばってん、まあそがんこつあれば、店員が即動くけん大丈夫ばい。

監視カメラで常に見とるけん。

ムトー

なるほどー。ちなみにもう1個質問です。これファンシードールと全く関係ないんですが

例えば道で変態に遭遇しました。その場合の正しい対処法ってなんでしょ?

よくサイズ感をののしれとか聞きますが。護身術とか。

応戦すんな!!!全力で逃げろ!!!

玉三郎オーナー

あんね、変態だけん。相手は。まともにやりあうな絶対に

刃物やら持っとる可能性もあっし、男でん、やびゃーときもあっけん。

なんさま護身術やらいらんこつ考えるな。

逃げろ。しかも全力で。で、できるなら撮影してその足で警察行け。

ムトー

マジすか。なんかオーナーが言うと真実味すごいっすね。さすが…

オフィシャルエロ!!!

結論

すごく真面目なことを言っているのにお面と赤いバックのせいで、何も入ってこない

「熊本の治安のために」という使命感、またファンシードールだからできること、を常に模索されていたのが印象的でした。

そのあとも成人向け性教育の話など、非常に深いお話を頂きました。

書けませんけど。

食欲、睡眠欲、そして性欲。人間の三大欲求なのですが、なかなか堂々とは言いにくい世の中。人知れずお悩みごとがあるのならば、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

ライター紹介

ムトー

ムトー

肥後ジャーナル編集長。 「人はなんで痩せなきゃいけないのかな」という思考にまで達したのでもうきっと痩せません。 気にしません。

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