「熊本あるある」の中でも、よく聞くのが「高速を走っていてファンシードールの看板見たら熊本に帰ってきたなと感じる」というワード。

そんな県民の哀愁を感じさせる看板に、なんと「おかえりなさい」この一文字がついたことで、ツイッター上で「泣ける」とバズっているではありませんか。

これはどのような真意があるのか、まさか「熊本あるある」を知っていた上での策略なのか。いてもたってもいられなくなったので、もう直撃してきました！！

早速ファンシードールに直撃

熊本市北区龍田にあるファンシードールは、旧57号線沿いにある大人のお店です。

看板は福岡方面から高速を走っていると、すぐ目に入ってきますから「看板は見たことがある」という人も多いのでは。

今回ご対応頂いた、ファンシードールのもやし店長さん。

お顔も本名もNGということで。

そうですねｗあまりリア友にも言ってないんですよ。

さすがに友人知人がいるショップって行きにくいじゃないですか。

ところでですよ。私ある事に気づいちゃったんです。

ファンシードールって店員さんいなくないですか？

そうですね。いないです。

いや裏にはいるんですけどね。表には出てませんね。

実際に購入するときってどうすりゃいいんです？

それ案外迷われる方多いんで、ここでご紹介しちゃいましょうか。じゃ一緒に店舗へ行きましょう。

ファンシードールの歩き方

入口ここです！！

さすがに分かります！！

段差もさることながら、とにもかくにも死角が多いのが特徴。オーナーいわく「お客様同士がすれ違ったりすることがないよう、考えた動線」とのこと。

棚の上に番号がふってあるので、その棚の番号と欲しい商品の番号札をお取りください。

こんな感じの札が棚に設置されています。これ持ってあとはひたすら進みます。

ここが会計場所。

まずはこの中に購入したい商品の番号が書かれた札を投入し、「送りボタン」を押します。

購入時に商品が出てくるまで少し時間を要しますので、少しソワソワしてしまいますが、扉が自動的に閉まるのでご安心を。突然暗くなるので、心の準備だけはしておきましょう。

値段が表示されるので、お支払い。

商品が出てきて完了です。

まったくスタッフと顔を合わせることがありません。これなら恥ずかしがり屋さんでも安心です。

おすすめ商品を笑顔で紹介してくれるもやし店長

つたない説明で申し訳ないです。お分かりになられたでしょうか。

はい。私は十二分に分かったのですが、最初に言っておきます。9割5分モザイクです。

すごく素敵なスマイル頂きましたが、看板に隠れて何も分かりません。

そうでした…

そうだ。看板の件でした。

その後もDVDやVR視聴ができる個室も案内してもらい

初のVR鑑賞。めくるめく体験でした。

そういや何しに来たんだっけ…そうだ！！看板！！

あの看板にある「おかえりなさい♡」のメッセージについて聞きたくてお邪魔したんですよ！！

そうですねえ…。

震災で実は看板壊れちゃってたんですよ。で、やっと修復のめどが立ってきたときにスタッフから、その「熊本あるある」を聞きまして。

で、どうせならそこにフォーカスをあてたメッセージ入れようかってことで。はい。

てことは、あのメッセージは代表が考えられた…？

どうだったかなあ…スタッフみんなで話し合って出した意見だったのは覚えてるけど、誰が発案者だったかまでは…。

あの看板に書いてある3つのうちの1つですもんね？

「おかえりなさい♡」

…3つ？？？？

はい。あの看板に3つメッセージつけてるんですよ。

それぞれ内容変えて。

見に行きましょうか？

ということで、3つのメッセージを探してみた

まずはここですね。お店に入る通路上です。

なるほど。下からみると分かりやすい。確かに三角形の形をしているのでそれぞれの面にメッセージを入れているという訳です。

まずはお店の敷地内で確認できるのがこのメッセージ。

ここは逆に福岡方面に向かう側で見えるようにしてます。

下り方面で見える看板はこの「おかえりなさい♡」

高速で写真とるのは危ないからですね。ここならべスポジで撮れますね！

さあ残りあと1面！！

菊陽方面から見えるようにしているそうですが、まったく見えません。

「遠くからなら」と移動しましたが、それでも見えない！！！！！

もやし店長！！まったく見えませんが！

ちなみに何て書いてあるんですか！？

…

え？？まさか忘れ…

最後に○○は勝つ。ですね。

さすがに伏字にしときますね。

結局、菊陽側の看板は見れなかったので、ぜひとも探してみてください！！

まとめ

知っているようで知らない世界。

今回、看板の取材でお伺いさせていただいたのですが、取材中も周辺のゴミ拾いを黙々とされる代表。ついお声をかけたら「うちのゴミじゃなくても、やっぱり周辺はキレイにしとかんとですね」と、笑顔で作業をされておられました。

これから年末年始で高速道路を活用する機会も増えてくるかと思います。ぜひ安全運転を心がけたうえで看板を見られてみてはいかがでしょうか。

ファンシードール