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とじる
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こんにちは、川上です。
先日はある情報を頂いて、宇城市不知火町へ行ってきました!

不知火町と言えば神話が残る神秘的な町。

不知火は、旧暦8月1日(八朔)未明に八代海(不知火海)の海面上に発生する蜃気楼現象です。気温が高い日中に海水面が暖められ、その海面が夜の冷気で急激に冷やされ、暖気と寒気が混ざり合った複雑な空気の層が作られます。その層により通常とは異なる光の屈折が起こり、その場にないはずの遠くの光が見える仕組みであるとされています。

『日本書紀』には、景行天皇が九州巡幸の際、芦北から船出して八代海を航行中に夜になり方角が分からなくなったが、遠方に見えた火を目指して進むと無事に着岸でき、そこにいた人に誰が火を灯してくれたのかと尋ねたところ、誰もその火のことを知らなかったという記述があります。このことが由来になり、「(誰も)知らぬ火」=「不知火」と呼ばれるようになりました。

(引用:宇城市ホームページ)

そんな宇城市不知火にある「永尾剱神社(えいのおつるぎじんじゃ)」。
こちらで新しい取り組みをされているそうなので行って体験してきました。


宇城市不知火町に奈良時代からある「永尾剱神社」

私が伺った「永尾剱神社(えいのおつるぎじんじゃ)」があるのは宇城市不知火町。八代海(不知火海)の横、海に面した神社です。


道路に面した階段。


これが「永尾剱神社」へ繋がっています。


境内はとても見晴らしがよく、きれいな景色を見ることができます。


珍しい海の中にある鳥居も見えて気持ちが高揚。


こちら、なんと創建は和銅6年(713年)。奈良時代です。1300年以上も前に天皇の命により建てられた神社です。

創建よりも昔、祭神の海童神(わだつみのかみ)が巨大なエイに乗って宇土半島に入ってきて、そのままエイは横たわり鎮座したそう。この「永尾剱神社」はエイの尾にあたるそうで、そこから名付けられた永尾(えいのお)、また、エイの尾が剱に似ていることから剱の字を加えて「永尾剱神社」という名前になったそうです。

エイが願いを背負って海に帰る


この歴史ある「永尾剱神社」で新しい取り組みが始まりました。


お参りをして中に入ると、おみくじや御朱印を頂くことができます。


こちらで”海童神への願い”の受付を開始されました。


エイの形をした折り紙に海童神への願いを書きます。そして海にある鳥居に折り紙を置くと潮が満ちた時にこのエイが海を渡り、海童神へ願いと届けてくれるのだそう。


海の中の鳥居は干潮時には歩いて行けますが、満潮時は危ないので行くことが出来ません。満潮時は願いを書いたおりを神社に置いておくと、神社の方が干潮時に鳥居まで届けてくれるそうです。


私もエイの折り紙に願いを書かせて頂きました。ちなみにこの折り紙は自然の紙で水に溶けるので海の中で自然に帰るそう。


干潮時に歩いて鳥居までエイの折り紙を持っていきました。


さっきまで上から見ていた鳥居がすぐ目の前に。感動します。


神社に置かれていた折り紙を鳥居に持っていかれるタイミングにご一緒させて頂きました。


1枚1枚丁寧に置かれています。


私の願いも一緒に海へ。

この取り組みは今年の9月から始まりました。コロナがきっかけで願いは人それぞれということを感じ、その願いを届けたいという思いからスタートされたそうです。

1年に1度しか見れない絶景が「永尾剱神社」で。今!今なんです!

海の中に鳥居がある「永尾剱神社」は1年のある時期だけ絶景が見られることでも有名!その時期には、太陽が沈む時に鳥居の間を通り、その光景は神秘的で凄くキレイです。

こんな素晴らしい光景が見れるんです↓↓
【永尾剱神社】1年に1度の絶景

この光景が見れるのは、12月の中旬くらいから。ベストは今週、20日~の週、まさに今なんです!

私も夕方に「永尾剱神社」へ再び戻ってきました。

潮が満ちて鳥居が海の中に浮かんでいるよう。


昼に鳥居へ置いたエイの折り紙も海童神の元へ無事に行ったようです。

この日はあいにく天候が優れず絶景を見ることが出来ませんでした…。
しかし、是非またチャレンジしに行きたくなるような凄くキレイな景色が見れます!
是非足を運んで、エイの折り紙に願いを書いて、絶景も見てきてくださいね。

永尾剱神社

住所

〒869-3471熊本県宇城市不知火町永尾615

instagram

https://www.instagram.com/einootsurugijinjya/

電話番号 0964-22-1824

ライター紹介

川上

川上

理系育ちの元研究者で元バンドマン。人見知りなのにグルメサイト、広告代理店の営業をして熊本県内を回っていた経験あり。ほとんどの場合年下に見られるが昭和生まれ。特技はお酒飲んだら友達が増えている事。

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