【閉店】八代の小さなスイーツ店の洋風回転焼き!「スイーツショップ シュンシュン」の「塩や蜂まん」が絶品!
※2024年2月現在、閉店しております。
八代市の本町アーケード街を歩いていますと、「塩や蜂まん!発売」と掲げられた看板を発見!
熊本では「蜂楽饅頭」が有名な回転焼き。それが洋菓子屋で販売されているというのはとても気になります!早速お店へ!
地域に愛される小さなケーキ店
「シュンシュン」は、八代の本町アーケード内で10年以上営業する小さな洋菓子店です。
一昨年まではアーケード中央部にお店がありましたが、昨年、少し場所を移転しました。
店内に入ると、冷蔵ショーケースにさまざまなケーキが。どれもサイズが大きい!
どのケーキも少し趣向を凝らしたアイデアあふれるケーキのようです。
「衆」と名付けられたシュークリームはかなりゴツイ!生クリームとカスタードクリームを合わせた、甘すぎないクリームの人気商品だそうです。
大胆にカットされた大きいイチゴのショートケーキもありました。イチゴもビックサイズ!こちらのケーキ名は「苺」。
お店で販売されるどのスイーツも、漢字一文字で名付けされておりました。理由を店主にうかがいますと、「地域柄、ご高齢のお客様が多いので長い横文字は覚えきらっさんとよ!」だそうで、そこでケーキを全て漢字一文字の呼び名に変えてみたら好評なのだそう。
お客さんのニーズに合わせた面白いアイデアですね!
そして謎の「塩や蜂まん」の正体は!?
表の看板で気になっていた「塩や蜂まん」の実物を拝見!
見た目はまさに小ぶりな「回転焼き」。小豆の黒あんとインゲン豆の白あんという黒白2種類なのも同じですが…
食べてみますと、ふわふわのパンケーキ風生地!おいしい!
本来の「回転焼き」は、小麦粉・卵・砂糖を配合して水で溶いた生地を焼き型で固める、ある程度硬さのある皮。一方こちらの「塩や蜂まん」の材料は小麦粉・卵・砂糖は大きくは違いませんが、牛乳なども入り、洋風パンケーキのような生地に。そして中身は回転焼きのように本格的な黒・白あんが入っています。
出来立てはフカフカのおいしさで、冷めても今度はしっとりとした上品な和菓子風に変身。お茶にもコーヒーにも合う万能のお茶菓子になりそうですね。しかも一個100円とお手頃!
店内はイートインも可能なカフェとしても営業
店内に椅子テーブルも3卓ありますので、カフェのように店内でイートインできます。
ドリンクもホット・アイスと準備。店内でティータイムを楽しまれる常連さんもいるそうです。
商品名の由来は?
ユニークな商品名である「塩や蜂まん(しおやはちまん)」とはどういうネーミングのアイデアが?とお尋ねすると、八代最大のお祭り「八代妙見祭」の神幸行列がスタートする「塩屋八幡宮(しおやはちまんぐう)」からリスペクト!
蜂まんの蜂は、あの上通りの有名店からあやかって、「塩や蜂まん」が誕生したそうです。命名の際は「塩屋八幡宮」から直接許諾もいただいてお墨付き!このお菓子は3月末までの期間限定ですので、ぜひ今のうちに!
■スイーツショップ シュンシュン■
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