「疲れた時は森林浴」と聞きますが、「実際どこで森林浴すりゃいいんですか?」「てかそんな暇あるなら頼む、寝かせてくれ」というくらい疲弊なさっている皆さま。本当に日々お疲れ様です。
私も森林浴などしたこともないし、特に自分自身が疲れている自覚すらなかったのですが、今回阿蘇の産山村の熊本名水100選の1つでもあり、毎分30トンの水が湧いているという【山吹水源】に行き「やばい、私相当疲れとったごたる」「これが癒されるということか」と実感してまいりました!!
逆さまの世界を堪能
森林浴=山のぼり=疲れる、という図式が固定観念としてあったので、今まで森林浴なんてむしろ避けまくっていました。虫もおるし、わざわざ疲れることなんてせんでよかろ、と。
今回ご紹介する山吹水源は、そんな人にこそぜひ行ってもらいたい場所です。癒されるだけではなく不思議な世界も堪能できますよ。
今回ももちろん道に迷う
毎度のことですが今回も道に迷いました。場所を検索してみても地番まで明記されておらず、ナビで行くのも困難でしたので現地で探そうと試みた結果、やはり分からず地元の人に聞きまくりました。
本来、もっと簡単な道があるのかもしれませんが今回私が行ったルートでお知らせします。
まず「ヒゴタイ公園キャンプ場」を目指します。
この目印を道なりに右方向に進みます。
すると看板が出てきますので、看板の指示通り右折
途中アスファルトから砂利道になります。ご覧のように離合もできません。ひたすら「もう誰もこんで」と願うしかありません。
すると有名な「扇棚田」に出てきます。ここを左折すると到着です。
現地に来た人にはわかる空気感の違い
広めの駐車場にはお手洗いも完備されています。入口すぐに水くみ場があるのですが、せっかくですし水源を見てみたい。そう思い先に進みことに。
歩道はしっかり整備されているので道に迷うことはありませんが、結構歩きます。
ワッサワサした樹木のおかげで木漏れ日がキレイでした。
なんだか趣のある橋を渡り、そのまま道なりに進んで行くと….
突然現れるのはこの逆さまの世界!!!!
まさにリアル水鏡。周りの風景をそのまま水面に映し出しています。
少し角度を変えると、日光の入り具合でまた違った表情を見せてくれました。あまりの水の透明度に見入っていたらもはやどこが正しい世界なのか分からなくなるほど!
写真でみるとまるでジブリの世界に入り込んだように見えますが、実際現場に立つと「わあ!ジブリみたい!」などというテンションにはとてもならず、ひたすら風の音と鳥の声、揺れる木の葉の音のみという静寂な世界。
しかし怖いとも感じず、とにかく心が無になれます。
自然と深く呼吸をするようになり「ああ、これが森林浴ってことか」と実感できました。
まとめ
これからますます暑い季節になりますので、涼を求めて阿蘇を訪れる機会も多くなりますよね。ぜひ一度この森林浴そして逆さまの世界という非日常空間を味わってみられてはいかがでしょうか。
【山吹水源】
熊本県阿蘇郡産山村
■山吹水源■
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