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歴史的な瞬間に立ち会えた…阿蘇ロックフェスティバルは今年行われた全国のイベントでも最重要案件だと思う

ライター:伊藤 伊藤
キーワード:

2021年10月23日と24日の二日間。様々な意見が飛び交う中、阿蘇ロックフェスティバルは開催され、無事に終了しました。

その熱狂をレポートします。

山は静かに悠々と、私たちを見守ってくれました。


しっかりとした感染対策

消毒、検温、抗原検査、スタンディングエリアの仕切り、マスク着用の徹底など。できることは、やれるだけやる。

「楽しい」と「厳しすぎて萎える」の境界線は本当に難しかったと思います。

駐車場について渡されるのがこれ、

抗原検査キット

早速取り出して、説明書通りに検査を行います。

「C」の部分に線が出てたら、陰性です。

これを、提出して検温します。

体温もクリアしたら、リストバンドをもらい入場できます。

今年のゲートを潜る時の緊張感とワクワクは、また格別なものがありました。

さぁ、やってきたぜ!阿蘇ロック。こんな状況下で、音楽の楽しさ喜びを浴びれるチャンスをくれてありがとう。

泉谷しげるさん入場!緊張の開会宣言

定刻通りに、オープニングセレモニー開始。

三年ぶりに、泉谷しげるさんがアスペクタに帰ってきました。この時点で泣きそう。

096k歌劇団の役者さんとくまモンと蒲島知事のコントで、和やかなムードが全体を包みます。くまモン関連商品の2020年売上高が1698億7877万円というのを、3回くらい連呼してました(笑)

オープニングDJの「肥後のび太」さん。憧れの舞台に立てたことやこのフェスの意義を噛み締めているうちに、目頭が熱くなったのび太さん。見ているこちらも胸打たれました。

始まった直後から

観客のボルテージは一気に最高潮!

ステージ前に用意された、スタンディングゾーンは

列ごとに網で仕切られていました。横の間隔は、黄色いリボンの前に立ってもらうことで距離を保つようになってます。お客さんひとりひとりが、絶対にこのフェスを成功させようという気持ちが、ひしひしと伝わってくるライブが次々と続きます。

↑の写真はももいろクローバーZのライブ時。サイリュームの花が会場一面に咲きました。

出演アーティスト全ての方々から

「ライブをさせてくれて、ありがとう」

という言葉が…。

アーティストの皆さんも、ライブがお客さんの前でできる喜びを噛み締めてました。

ライブレビュー!!!

1日目

©阿蘇ロックフェスティバル

ファーストサマーウイカ。驚いたのがバックバンドが泉谷バンドだったこと。パワフルで超絶キレイなお姉さまでした!

©阿蘇ロックフェスティバル

SIX LOUNGE。声がいい、胸にぐんぐん歌詞が食い込んでくる、熱い熱いライブでした!

©阿蘇ロックフェスティバル

スチャダラパー。皆勤賞?来年も再来年もずうっと出続けてほしいです!昭和生まれのお客さんのためにも(笑)

©阿蘇ロックフェスティバル

never young beach。ほんわかとしたMCと、山だけど海を感じられるサウンドに癒されました。

©阿蘇ロックフェスティバル

OKAMOTO’S。すでにベテランの風格。渦巻くグルーヴで勝手に体が動き出します、MCも盛り上がってました。

©阿蘇ロックフェスティバル

Creepy Nuts。とにかく勢いが凄い!観客全員総立ちで、人気っぷりを実感しました。Nuts目的のお客さん多かったなぁ。

©阿蘇ロックフェスティバル

KEYTALK。熊本出身の巨匠率いる、盛り上げ上手バンド。アスペクタをダンス会場に変えてくれました。

©阿蘇ロックフェスティバル

ももいろクローバーZ。阿蘇ロック恒例になりつつある、ももくろ生演奏。元気あふれるステージに、勇気をもらいました!

©阿蘇ロックフェスティバル

SHIKI。熊本出身バンド。緑を基調にした衣装が、阿蘇とマッチング。透き通った歌声は、朝聴くと格別!

©阿蘇ロックフェスティバル

羊文学。芯のある声と轟音ギターが山に響いていく感じが、たまらなく心地いい。来年も絶対来てほしいと思いました。

©阿蘇ロックフェスティバル

岡崎体育。観客のボルテージは一気に最高潮!!!!!!!!

©阿蘇ロックフェスティバル

SKY-HI。男もほれぼれするカッコよさ。歌うまい、ダンスうまい、ラップうまい、イケメン、リハからサービス満点。

©阿蘇ロックフェスティバル

THE BAWDIES。生粋のロックンロールライブバンド!ライブ途中に小芝居が入る、お客さん全員が大好きになったに違いない。

©阿蘇ロックフェスティバル

GLIM SPANKY。阿蘇ロックが最も似合うバンド。名曲「大人になったら」は阿蘇ロックアンセムにすべきだと思います。

©阿蘇ロックフェスティバル

くるり。夕暮れ時にぴったりのくるりワールド。チャックが開いてたハプニング込みで、大人のステージング魅せてもらいました。

©阿蘇ロックフェスティバル

ゴールデンボンバー。初めて見た人も踊れる・笑える・楽しめる、死ぬまでに1回は見てほしいライブでしたよ!

©阿蘇ロックフェスティバル

サンボマスター。大トリにふさわしい、全員大号泣のライブ。できっこないをやらなくちゃ!って想いでここまできた阿蘇ロック。お客さん・スタッフ・応援してくれた方・阿蘇の大自然・すべてのアーティスト、何もかもを包み込む熱くて温かいライブでした。

すべてがベストバウト。

©阿蘇ロックフェスティバル

そして、泉谷しげる。この人の声は何でこうも、「奮い立たせる」のだろう。魂の叫びに心が打ち震え、荒々しいやさしさに和みさえ感じる。

素晴らしい景色を見せてくれて、本当にありがとうございました。記事を書きながら、思い出し目頭が熱くなる。

フェスといえば食べ物とグッズ販売

フェスの醍醐味の一つグッズ販売。

たくさんのアーティストのグッズが一同に並ぶのはフェスだけ!

並ばないように、事前予約必須。

スマホに整理券番号が届いたら、ブースに向かいます。

極力並ばないように皆さんが協力してくれてました。

予約情報が書いてある自分のスマホを見せて

無事に購入。CREEPY NUTSのTシャツGET!!

飲食スペースはとにかく広い。距離が取れる配慮をしてありました。

阿蘇ならではのフードバリエーション。普段は行列で1時間待ちの人気店も、並ばずに食べれるという贅沢さ。

もちろん飲み物にアルコールはナッシングです。

ゴミはゴミステーションへ。ボランティアの方々の協力のもと、フェスが成り立っています。心の底から感謝します。

こんな、顔ハメ…いや、首ハメ看板があり、記念撮影。

泉谷さんらしいですよね、これ。めっちゃリアルに首絞められてる(笑)

裏側を少しだけお見せします

アーティストの方々にも、熊本・阿蘇の食を満喫してもらうが為

地元の野菜やお肉をメインとした料理が振舞われてました。

その中でも一番人気は

ラーメンしか勝たん!

皆さんこぞって、堪能してました。

熊本の名所を、野菜を使って表現したオブジェが凄い。

出演してくれた全てのアーティストに、熊本からのメッセージが!

みなさん自分のを見つけて、真剣に読んでましたよ。

お客さんには見えないところでも、何百人ものスタッフが熱い想いでフェスを動かしていました。

心底感謝。

来年も必ずやる

阿蘇ロックの目玉でもある、テントエリア。

たくさんの方が利用してました。泊まった方は、二日目のアーティストのリハから観れるという大特典付き。

夜は泉谷さん自らの点灯で

キャンプファイヤー

昔懐かしい少年自然の家を思い出します。

特別づくしの、阿蘇ロックフェスティバル。

フィナーレでは、

「俺は今年で勇退するが、来年も絶対やる!」

と宣言してくれました。おいおい来年まで死ねないじゃんと思いながら、この二日間を回想するしていると、また目から熱いものが…。

終わってもなかなか帰らずに、想いを馳せる人がたくさんいらっしゃいました。

くるりが「奇跡」という歌を歌ってくれました。まさに奇跡のフェスだったと思います。批判もたくさん受けたことでしょう、それでもやることを貫いた運営の方々に、何万回も「ありがとう」を言いたいです。

そして、来年も「ありがとう」って言わせてくれ!

阿蘇ロックフェスティバル2021配信決定!

配信期間:2021年11月20日(土)〜2021年11月26日(金)

詳細は11月7日10時に公式HPに出ます!

そして、

7日のワイドナショーで阿蘇ロックが出るらしい・・・・・

今後も情報をチェック!!

↓↓↓

阿蘇ロック公式HP

ライター紹介

伊藤

伊藤

演劇の先生やったり、アニソンやメタルのDJやったり、バンドやったり、サブカル好き思春期48歳独身。健康診断で中性脂肪が赤信号だったので、たまにジョギングすることにした。やっぱり犬が好き。

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