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あっちあちのピッツァが食べてえ!毎日でも食べたいAumAumのこだわり溢れまくったピッツァ‼︎

日本一のピッツァに出逢っちゃったんじゃないかなって思っちゃうほど美味しいピッツァにありつけました‼︎

あんまり美味しかったんでちょいとお話聞いてみたら、こだわりの塊か⁉︎というくらい深いお話が聞けました。


店内はどこ見ても映える


場所は、東区江津。

お店に入る前から、雰囲気ありありです。もうワクワク感がノンストップ‼︎


車が4、5台ほど停められる駐車場にあった、何かの実がなってる木。

レモンかなぁと思ったらブラッドオレンジだそう。これからどんどんオレンジ色になるそうです。こちらの成長も見逃せない。


店内も女子力高めで、妖怪力しかないメアリー鼻血が出そうでした。これ絶対女子が喜ぶヤツ。


どこに座っても雰囲気あります。コレが映えるというヤツか。お写真撮るのが下手くそめなメアリーでも、どこ撮ってもサマになる店内。

さっそく頼んでみましょう。極上のピッツアってやつを。

今回オーダーしたのが…

マルゲリータ・ペラーティ 1500円(税別)

ペラーティとは、(本当の、真実の)という意味だそう。使われている水牛モッツァレラは、なんと週1で本場イタリアから空輸で届くそう。

乳牛フィオレディラッテという舌噛みそうな名前のチーズにも、ひと工夫してあるそうです。

使われているトマトソースもイタリアのトマト缶を2種類配合し、甘味と爽やかさとチーズの濃厚具合が堪らない。チーズ好きの方は是非ともお試し頂きたい。

もう一つ頼んだのが、プレグランテ 1600円(税別)

キノコたっぷり、黒トリュフソースもたっぷりでこちらはAumAumさんオリジナルのピッツァです。

口に入れた瞬間、ガーリックの風味とキノコがガッときます。黒トリュフなんて高級品、メアリーあんまり食べたことないので、よく分かりませんでしたが、なんさま旨い!!

個人的にもおススメなのが、パルマ産プロシュートサラダ 880円
パルマ産の24ヶ月熟成の最上級プロシュートが、コレでもか⁉︎というくらいのってます。いや、被せられてます。

見て‼︎おちょぼ口のメアリーがひと口で食べ切れないほどの大きさ‼︎
上にかかっているチーズは、グラナパダーノというパルメザンより熟成が浅いチーズだそうで、でもその分あっさり系でサラダにぴったり。
野菜は、半分くらいは県内産(契約農家さんのもの)その他はご主人自らが栽培しているイタリア野菜。
もう全てが旨い。

なんでこんなに美味しいのか

もう一口食べただけで、これ日本一のピッツアに出会ったんじゃね?って興奮しきり。

こうなると「どうやって作っているの?」って気になったので

AumAumのご夫妻 石田誠志さん、悦子さんにお話を伺いました。

「こんな生地だけでも旨いの初めてかもしれないです。ホント、サクッとしてて、モチっとしてる。店名どうり、ずっと、ア(ゥ)ム、ア(ゥ)ムしてられます!」

「よかったです。ちなみに、AumAumは、南イタリアの方言で(アムアム、パクパク)ですね」

「どんな作り方をされているんですか?」

「あ、じゃよければ作るの見られます?」

歓喜!

生地に使っている粉はもちろんイタリアのもので青い袋と赤い袋の粉を配合されてました。

本場イタリアのピッツァとの違いは「水」。水が変われば味も変わるのですが、イタリアの水は硬水。日本の水は軟水。だけど、敢えて軟水を使用する事で日本人好みの口当たりの生地が出来上がるとか。


こちらは、前日に仕込んだ生地。発酵済みのもの。
年末の餅つきを思い起こされるビジュアル。もうこのまま齧り付きたい。

それをのばして具材をのせて


この贅沢な材料が惜しげもなく乗せられたピッツァになる前の生地を、有田焼の陶房から仕入れたという釜で焼き上げます。


釜に入れることだいたい1分から1分半。パンとの違いは、パンは低い温度でじっくりと焼き上げる。ピッツァは高温で一気に焼き上げる事でサクパリのピッツァに仕上がるんだとか。
均等に火が通る様に細かに位置を調整される姿はまさに職人。

トライ&エラーを繰り返しアップデート

ご主人の誠志さんは、22才の頃に若気の至りで脱サラし八幡町でピザとパスタのお店を出したそうです

「大した勉強もしてなかったので、1年くらいでポシャっちゃった、テヘペロ」

「22才って何年前なんですか?」

「40年前」

いや、、ソレ多分早すぎたんですよ。40年前の日本でピザってそんなメジャーじゃなかった筈。。
たぶん、サラミにチーズにケチャップでピザって言ってた時代じゃないですか?

で、そのあとサラリーマンにもどり、平成元年頃に宅配ピザの時代がきた頃に再度お店を開店したそうです。

屋根付きの宅配ピザバイクは当時かなり珍しく、配達に行くとバイクの写真を撮られていたそう。
その後、順調にお店を増やすこと3店舗。

ビジネス大好きのご主人は、今度は飲食以外のビジネスに参入したいと、その宅配ピザのお店を売り、飲食以外のビジネスに着手。
ところが、そのビジネスで手を広げすぎたコトでまたまた失敗してしまい、文無しになってしまったそう。

そこで、現在のお店の場所に14,15年前に持ち帰り専門のピッツァ店をオープン。当時はプレハブだったとの事。
10年ほど前に、今のような素敵な建物にかわりました。

焼きたての窯出しピッツァ、美味しいピッツァをお客様に提供したいと建物と共にご主人のこだわりもアップデートされております。

コロナ前は、2、3年に一度はイタリアへ行き、有名店のピッツァを食べ歩き、味を覚えて常に意識してつくられていたとか。
今はコロナで行けないが、これまで培った人とのご縁で現地のピッツァの流行りの傾向や、好みの味の情報を仕入れているそうです。

店内の装飾もご主人のセレクトだとか。

採算よりお客様に美味しいものを食べてもらいたい。材料だけはケチりたくないんだよねというご主人とそのご主人を支える奥様。
夫婦2人でのんびりやってるよと、その言葉は、これまでの人生の中で、様々なビジネスを手掛けてらっしゃった結果なんだなぁと思いました。
その人生の深みが提供されているピッツァにも表れている気がしました。

こだわり溢れるホンモノのピッツァを是非ともお試しください。

AumAum

住所

熊本市東区江津3丁目3-786-2

営業時間

11:00から19:00

店休日

火曜日水曜日

電話番号 050-5871-2667

ライター紹介

肥後ジャーナルライター

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