熊本市中央区水前寺にある、ホテル熊本テルサ。この建物の中に、「ル・カフェ」というカフェレストランがあります。今年から提供している新メニューゴロッとビーフの土鍋カレーを取材してきました。

ホテルならではの落ち着いた雰囲気

ホテル熊本テルサには入り口が3つあるのですが、どこから入っても目に入る位置にある「ル・カフェ」。

ゆったりとした大人の雰囲気。もちろんホテルを利用以外の方でもお食事できます。

毎月内容が変わる、日替わりランチメニュー。どれも上品かつボリューミー。

こちらが今回取材する、「ゴロッとビーフの土鍋カレー」。

グツグツ土鍋カレー！まるで地獄温泉

「お待たせしましたー」と出てきた土鍋カレーがこちら…

カレー鍋の表面に湧き出る泡が見えますでしょうか。

もっとグツグツ感がわかるこちらをどうぞ…

どうですかお客さん！！本当に地獄温泉でしょ！

気持ちよさそうでも、決してカレー鍋には入湯しないでください。

岩のようなゴロッとお肉がホロっととろける

テーブルに出てもなお煮込まれ続けているお肉。自慢はその大きさと柔らかさ。

お肉は牛バラ肉。ルーに隠れて見えませんでしたが、すくい上げるとまるで岩のように大きい！

ルーはトマトベース。トマトならではの、ほんのりとした酸味が食欲をそそります。後から鼻にあがってくるワインの香りが、上品さを演出します。

辛味は抑えてあり、辛いカレーが苦手な方でも十分食べられます。

ライスにかけて食べるべきか、鍋にライスを入れるべきか悩んでしまい、正直に「どうやって食べたが正解ですか？」と聞きました。満遍なくルーをかけてお召し上がりくださいとの事でした。

お肉を口に入れる前に、試し切りしてみました、スプーンで。

ナイフじゃないんですよ、スプーンですよ！サクッとパカっと割れました。

大方の予想通り、口に入れたら噛まずに溶けました。

そのとろけ具合は

控えめに言って生チョコ、大げさに言って綿菓子。……肉ってここまで柔らかくなるんですね…。

まとめ

熱々の土鍋にグツグツのカレー、大きさと柔らかさに驚愕のお肉。ライスも結構多めでお腹いっぱい、美味満腹と書いて「しあわせ」と読むんだなと、改めて思った逸品でした。

杉山総料理長にお話を聞くと

「今後、ルーは研究して味を変えていきたい、もうちょっと辛く（スパイシーに）してもいいかなー」と仰っていました。

辛いの食べてみたいです！！ぜひ作って欲しいです！

伝統を受け継ぎ、そこへオリジナリティを加え進化させる。料理人の醍醐味であり、挑戦でもあると思います。熱い想いがこもった土鍋カレー、ぜひご賞味ください。

ル・カフェ