人吉市の純喫茶「花の木」で食べるミルクシェイクはノスタルジーに浸れる!むしろお一人さまが心地いい!
公開日: 2018.09.06
ライター:ムトー9月に入ったといえど、熊本ではまだまだ暑い日が続いています。夏の疲れもそろそろ溜まってきている頃ではないでしょうか?そんなときには、落ち着いた空間で好みのコーヒーをたしなみ心と体をリセットさせるのも一つの方法ですよね。
熊本の小京都こと人吉市にある「花の木」は、オトナ時間を満喫できると聞きつけ、さっそく行ってきました!
もう建物だけで期待感マックス
場所は人吉市の中心市街地から、10分程度車を走らせた球磨川沿いにあります。のどかな自然に囲まれた、レンガ調の喫茶店…もうこのビジュアルだけでも落ち着いた雰囲気の中でやすらぎを得られることが期待できます。
扉には開け閉めすると「カランコロン」と音が鳴るカウベルが設置。
店内には余計なBGMなど流れておらず、趣のある空間でした。カウンターも設置されていましたので、1人でも気軽に利用しやすい雰囲気です。
テーブル席はすべて窓際に設置されていますので、窓から見える球磨川に心癒される人も多いとか。喫茶店の外にもくつろぎのスペースが準備されています。これから涼しくなる季節ですから、外の空気を感じながらゆっくりするのもいいかもしれませんね。
名物は食べる「ミルクシェイク」
現在は喫茶メニューのみの展開との事でした。気になるメニュー内容はこちら。
やっぱり純喫茶といえばコーヒー。しかしそうなるとケーキセットの方がお得なのではなかろうか…と欲が出て、もう何を頼めばいいのか思考が停止したため、おすすめを伺うことに。するとミルクシェイクが人気との事。早速注文してみました。
しかしミルクシェイクといえば、某ファストフードのシェイクのイメージしか湧かなかったので、正直この時までは不安でした。なぜシェイクが750円もするのだろうかと。
某ファストフードのキャンペーン期間中であれば、100円で楽しめるシェイクが750円…。
だったらやはりケーキセットの方がよかったのではなかろうか…。
そんなヨコシマな事を考えていると「お待たせいたしました」と運ばれてきました。
でかっっ!!!!!!
えっ考えてたミルクシェイクと違う!!!!!
ミルクシェイク=飲み物だという固定観念は完全に崩れ去りました。そしてこのモリモリに積まれた上の部分はアイスではなくミルクシェイクを少し固めたもの。
味はミルクシェイクというよりも、昔ながらのミルクセーキ。
平たく言えば、プリンがシャーベットになったようなものが近しい印象です。そう!つまりは美味しい!!
一口食べると「…ああ、なんだっけ?どこだっけ?覚えてないけど昔を思い出すこの味!」と一瞬にしてノスタルジーの世界へと連れて行ってくれます。
口の中に入れた瞬間は濃厚。しかし後ひくことなくその甘さはサッと逃げていきますので、何度でも口に運びたくなる恐ろしいシロモノです。
下部分も液体のように見えますが、しっかりと食べることができますよ。1人でこのボリュームを食するのは少し勇気が必要にも思えますが、食べてみるとあっという間に完食です!
まとめ
取材に伺った日は少し肌寒かったので、オーナーの気遣いでボリュームも少な目だったとか。「暑い日にはもっとモリモリさせてます」との事でしたから、我こそはお腹に自信がある!!という人は残暑厳しいときに伺った方がいいかもしれませんね。
球磨川を眺めながら、ミルクセーキのようなミルクシェイクを思う存分に味わうと、一気に昭和の香りが漂う心地いい空間となること請け合いです。
友人や家族と行くよりもお一人さまのほうが心地いい、そんな空間でした。
■花の木■
定休日:日曜日
TEL0966-23-3201
住所:熊本県人吉市七地町888-6
ライター紹介
ムトー
肥後ジャーナル編集長。 「人はなんで痩せなきゃいけないのかな」という思考にまで達したのでもうきっと痩せません。 気にしません。
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