国道57号線、通称東バイパス沿いに気になるのれんを発見。

その名も「神水公衆浴場」。

居てもたってもいられず、勤務中ですがシレっと、ひとっぷろ浴びてきました。

熊本の企業戦士は疲れておる。

なんだか季節の変わり目って疲れがでやすいもの。

特に45歳になる中間管理職　伊藤は日々の疲れがなかなか抜けきれず大体毎日疲れております。

そんなときに温泉でも行けたら最高なんでしょうけど、そんな時間もない。

そう思いながら国道57号線（通称東バイパス）を北上し、県庁交差点を過ぎた左手に

なんかあった。

公衆浴場らしからぬ雰囲気で、突然ポツンと現れたオシャレな空間。

とはいえ手ぶらで風呂に来てしまった

現在の時刻16時。

衝動的にきたはいいけれども、実はまだ勤務中。しかしここまで来てしまった以上、入らないという選択肢はありません。

料金は大人350円。6歳以下はなんと無料。

受付の方に聞いたところ「シャンプーやボディソープは備え付けがあります」「貸しタオル（100円）ありますよ」との事でしたから

タオルだけ借りちゃいましょう。

簡易的な案内だったので、日によって男湯女湯変わるのかな？と思ったのですが、変わらないとのこと。

入口はいって右側が男湯。左側が女湯です。

脱衣所もものすごくヒノキのいい香り！

心得を熟読し

いざ

熊本市の地下水100%で沸かしたお風呂を堪能

はいってみましょう。

ん？

ヒノキの香がすごくするな、と思った理由はこれだったんですね。

「ばばばば」ってなんだろ。

お風呂はこんな感じ。

まさに無色透明。

それもそのはず。ここは温泉ではなく公衆浴場。つまりお水をボイラーで沸かしているのです。使用しているお水はもちろん熊本市が誇る豊かな地下水。

たまーに日によって鉄分が強く出てしまう日もあるのだとか。めっちゃミネラル豊富。

しっかり、かかり湯をして

んはあ～～～～！！！！！もう最高

イヤな事、日々の喧騒を忘れさせてくれるかのような香りと、ゆったりと流れる時間に癒されます。

お風呂を堪能したあとはお楽しみの…

これ！

王道の牛乳！といきたかったのですが、なんだか物珍しい飲み物も。

あまり市販に流通されてないものもあるので、選ぶのも楽しみの1つ。飲み比べのために購入していく方が多いのだそう。

オーナーに色々聞いてみた

せっかくなので、オーナーである黒岩さんに色々聞いてみました。

情緒を出すため縁側に座ったものの、想像以上の西日が黒岩オーナーと伊藤を襲う

かわいい椅子はご友人が作ってくれたんだそう。

黒岩さんは建築構造のお仕事をされている傍ら、公衆浴場を営んでいます。

しかし、さすがは構造設計士さん。細部にまでとても配慮された造りになっているので、建築関係者やデザイン関係者からも注目を集められています。例えば今座っている縁側の後ろにある壁は神社と同じ造りになっているのだとか。

まとめ

今や見かけなくなってきた公衆浴場。

熊本市では、休業中含めて7店舗。そのうち東区は栄町にある「たかの湯」のみだったのですが、今回新たにここ「神水公衆浴場」が仲間入りしました。

最初は「なぜこんなところに！？」と思ってしまいましたが、意外や意外。駐車場も完備されていますし、市電「神水停留所」からも徒歩3分程度。バス停だって近くにありますから、フラッと立ち寄れる気軽がこの立地にはあります。

夕方16時からのオープンですから、残業前にいっちょリフレッシュしたい企業戦士や、風呂入ってすぐにビール飲みたい方にもおすすめですよ。

朝夕肌寒くなってくるこの時期、神水公衆浴場で心も体もリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

神水公衆浴場