愛護団体などに保護された飼い主のいない犬や猫たちを、大切に育ててくれる人々に譲渡するイベント「アダプション・パーク」が、1月19日(土)には大津町で、20日(日)は中央区安政町でそれぞれおこなわれます。

保護犬・猫を家族に迎えよう！

熊本県や熊本市は、動物愛護推進協議会や各種ボランティア団体などと連携して「犬・猫の殺処分ゼロ」を目指していますが、様々な要因も重なり、熊本の現状はかなり厳しい状況にあります。

今回の譲渡会の主催者 ジョートフル熊本プロジェクトでは、保護犬・猫に対する誤解や偏見を払拭して、楽しい雰囲気で譲渡会をおこない、動物たちの次の生活先を斡旋するという、保護犬猫の楽しい譲渡会「Adoption PARK（アダプション・パーク）」というプロジェクトを続けているそうです。

以前の会場風景は？

野外で行われた譲渡会イベントはいつも盛況！可愛い犬・猫たちが大集結しています。

とても温和なワンちゃんらしいのですが、その表情は少し寂しそうに見えます。

毎回、数多くの行き先を失った動物達が集まっています。中には体や心に傷を負った動物も。

こんな可愛い猫ちゃんもいるんですね。心優しい、責任をもって最後まで飼っていただける飼い主を求めています。

野外会場などでは、このようなトレーラーハウスを設置しての譲渡会も開催しています！

１月19日「金馬車 大津店」の駐車場内でもトーレーラーハウスの設置が予定されています。

団体の応援グッズも販売。売上が保護された動物たちのために使われるのでペットを飼うことは難しい方も、ぜひグッズ購入などで支援されるのもいかがでしょうか？

人気のプロカメラマン「ケニア・ドイ」さんのチャリティー撮影会も！

今回は特別に、ペット雑誌などでも大人気のプロ写真家 ケニア・ドイさんの特別なペットチャリティー撮影会もおこなわれます。

ブラックの背景を元にペットをスタイリッシュに撮影する、「ドイブラック」と呼ばれる撮影会。九州ではこの熊本が初の撮影会だそうです。

いま飼っている愛犬・愛猫を連れて、撮影会にご参加ができます。一匹の撮影は30分7000円ですが、売り上げは会へチャリティーされます。

※ペットのみの撮影になります。

事前予約ができますので、お電話（090-3003-3864）で問い合わせを！

ジョートフル熊本プロジェクトの事務局長に話をうかがいました。

譲渡会主催のジョートフル熊本プロジェクト事務局長の旭爪さんにお話を伺いました。

この「ジョートフル熊本プロジェクト」を関わられたきっかけは？

熊本地震後、熊本県内で保護される動物が増えたんです。そんなとき東京で複数のペット関連団体が協力してペット防災コーナーを運営し、被災地熊本のペットを取り巻く現状を知ったんです。 重いテーマだからこそ、楽しくたくさんの人々に知ってもらいたい。 そんな思いを持って仲間達と共に立ち上げたのがジョートフル熊本プロジェクトです。

熊本の保護ペットの現状はどうなっていますでしょうか？

数年前に熊本市が殺処分ゼロを達成したというニュースは有名でしたが、実情は熊本県内の愛護センターなどの行政施設も民間の保護団体も、どこも保護動物であふれかえっているんです。

熊本は動物愛護団体などのボランティアがとても頑張っています。熊本から全国に発信できるような譲渡のモデル作りを微力ながらお手伝いしていきます。

もしペットが飼えるならばぜひ「譲渡会」へ！

保護犬・猫であっても、癒しを与えてくれるペットはたくさんいます！もしペットを飼う余裕がありましたら、一度譲渡会を訪ねてみられてはどうでしょうか？

会場で可愛い犬猫達を見に行くだけでも歓迎ですよ！

■保護犬・猫の譲渡会イベント「アダプション・パーク vol.16」■