みんな~~!!!!
穴掘ってる~~~~!!!!????
山があったら登りたい
穴があったら入りたい
大体の大人はきっとそう思ってますよね。
とはいえ、そんなタイミングよく穴なんてないわけですよ。困ったもんです。
そんな思いを払拭するかのごとく、今年も南区川尻の河川敷で穴掘り大会が開催されたので、穴掘ってきました。
出るなら勝ちたい
今年で6回目を迎える川尻の穴掘り大会。
加瀬川の河川敷で一番深く穴掘った人が優勝っていうシンプルな大会です。
優勝したら金のスコップもらえます。
とにかく穴が掘りたい。そんな人が集まっていました。
初めて見たゆるキャラもいました。頭に乗っかっているのは城南の土器なんですって。
ちなみにこの大会、昨年も出たっちゃ出たんです。
かたらんねチームで山田が。
スコップ1本でどれだけ深い穴が掘れるのか!川尻の「穴掘り大会」に出場してきた
結果は後ろから3番目というしょっぱい結果に終わったので、今年こそ肥後ジャーナルチームで出て優勝したいと目論んでおりました。
とはいえ
肥後ジャーナルチームは大体、変態の初老。
穴掘り未経験の初老ばかりで勝ちに行きたいとか、甘いのにしょっぱいみたいな混乱さしか生まれません。
そこで今回は勝ちを優先し、プロを招集することにしました。
以前、八代市坂本の復興工事の現場にお邪魔した江川組の皆さまです。年度末のガチ繁忙期にもかかわらず、あまりにも不憫ということできてくださいました。神。
江川組の記事はこちら↓
令和2年7月豪雨災害で甚大な被害にあった八代市坂本町で寒さに負けず働く人たちがいた。
「ズルと言われても構わない。本日はよろしくお願いします!!!」
「こちらこそよろしくお願いします!早速ですが作戦会議を行いましょう」
地面によく分からない四角を縁取る江川組の皆さま。
「まずは掘る場所を確定させます。1番手は地面を柔らかくすることを目的に。2番手は掘り起こしましょう。3番4番5番で掘っていきましょう」
なんこれカッコええ….!!!
なんのために測っているのか分からんけどかっこええ!!!
とんでもなく真剣に打ち合わせしてる中、
肥後ジャーナル男性陣のわっかもん、りようがノコノコと遅刻し到着。
ガチな空気だと瞬時に悟るりよう
「よろしくお願いしゃっす!!!自分、何番手でしょうか!」
「4番手!頼んますよ!」
「うっす!!!」
ちびっこ&ファミリー部門で様子見
開会式が終わるとまずは、ちびっ子&ファミリー部門から始まります。
まあそんなに掘れないだろうと思いながら見ていたところ「優勝したらswitch!!!!」と叫ぶ保護者の声で
ビャンビャン掘り進めるちびっこ。
なにもう全然ホンワカしとらんやん。
みんなガチやんと思いながら見てたのですが
「…やはり深く掘るを優先させると狭くなりますね」
「足場組んだがいいかもしれん」
など、ちびっ子&ファミリーの現場を見てシミュレーションを行う穴掘リスト達。負けられない戦いがジワジワと幕を開きます。
己の腕を信じて
ちびっこ&ファミリー部門が終わると、いよいよ大人の部門スタートです。
ここからは己の腕ひとつ。
さあ!!
表土を削って!
掘って!!!
掘って!!!
掘って!!!!!
掘りまくれ!!!!!!!
ちなみに1人の持ち時間は3分。その間はプレイヤー以外、白線内に入ることも手助けすることも許されません。
1人3分穴掘り?まあできそうかな…って思うじゃないですか。
20歳の子でも3分終わると立てないほどの疲労感。
「3分無理っす!!!」
「無理じゃない!負けないで!!!」
穴が深くなればなるほど、今度は土を上にえげなきゃならないので乳酸のたまり具合がえげつないみたいです。
おかしな体勢になりながらも愚直に掘り進める。
心が何度も折れそうになる。しかし仲間のために掘る動きだけは止められない。
それはどこのチームも同じ。
掘っては仲間に引き上げられ、入っては掘りを繰り返します。
気力・体力ともに限界に近づいてきたとき、それは流れました。
名曲 ZARDの負けないで。
「武道館見えてきたぞ!!」
「ラスト!頑張れ~~~!!!」と応援にも熱が入り
タイムアップ!!!
城南の消防団えげつねえ…
結構掘れているとは思うのですが、計測中、念のため他の穴も見てみましょう。
下馬評で優勝候補のひとつである城南の消防団の穴が気になって仕方なかったので、見に行ったところ
え?底が見えんくない?
どうやって掘ったと????
これうまく写真撮れなかったんですけど、階段作って足場まで組んでるんすよ。掘るだけで精一杯だったのに同じ時間で階段まで作るなんて一体何がどうなった。
応援に来ておられた消防団の奥様に聞いたところ
「あん人がするこつは分からん」だそうです。
来年こそは!
大人の部の優勝は、城南地区消防団の方々。
記録はなんと2メートル5!
我々は1メートル11だったので昨年よりは掘れました!
見ていてわかったんですが、これ絶対コツがある!あとどこの区画になるのかの運もありそうです。
だって我々のお隣の区画は、1メートルも離れていなかったのに、掘っても掘っても木の根っこや大きな石ばかりで
最終的には賽の河原状態になってましたもん。
ともかくめっちゃ楽しかったので来年も参加します!そして優勝するぞ!!!!
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