御船町の民家でひっそりと営業する「月のカフェ OVEN」。
なかなかわかりにくい場所ですが、それだけに隠れ家カフェとして地元女性に人気があるそうです。
目次
民家の中にある隠れ家カフェ
昭和を感じる古い民家が並ぶ中に、店名が書かれた小さな立て看板を発見!どうやらここの模様。
実際に扉を開けて中に入っても、少し長い通路があり、少し奥に進みます。
細い通路を抜けて明かりが入った場所でくるりと後ろを振り返ると木製の扉があります。そこが「月のカフェ OVEN」の入り口です。そのまま真っすぐ行ってしまうと反対側に抜け出してしまいますのでご注意を。
中に入るとユニークな空間が!
店内に入りますと、おもわず「おお!」と声を出してしまうほどのレトロな雰囲気が漂う空間。
店内には味のあるレトロアイテムが盛りだくさん!並ぶ品は全て月・星・宇宙などに関連したアイテムだそうで、店名である「月のカフェ」を表しているそうです。
店内中央にある大きな星の照明もユニークです。
かつて寿司屋だった場所で、すっかりカフェに様変わり。
店内にあるミシンやピアノは、熊本地震の際に捨てられる予定だったものを再利用。
ミシンは素敵なインテリアの一部に、ピアノはまだ問題なく音も鳴るそうで、お客さんが自由に弾くことができます。
店内BGMを流すスピーカーも地震後の処理現場から譲渡されてきたもの。プロが見たらわかるという、かなり良質なブランド価値の高いスピーカーです。
この場所は、熊本地震の際に御船町のボランティア拠点のスペースであった場所、ボランティアの活動終了後にカフェをオープンしたそうです。
オススメの日替わりランチは「チキン南蛮」!
料理メニューもいろいろありますが、特にお客さんの評判が高いのが日替わりランチに登場する「チキン南蛮」。
チキンがこんもり盛られボリューム満点!さらにタルタルソースもたっぷりです!
南蛮酢とタルタルがしっかり絡まり、ご飯が進みます!
お店で使われる野菜などの食材は、地元の御船産を中心に使用。地産地消のカフェです。
世界一高級なコーヒー「コピ・ルアク」!
お店ではこだわりのコーヒーが用意されていますが、その中でも一番のインパクトは、世界一高級なコーヒーといわれる「コピ・ルアク」です!
ジャコウネコが食べて消化できなかった豆を焙煎した希少なコーヒーで、一杯の金額はなんと4000円。懇意にしているバリ島の生産者から直接現地購入しているそうです。興味のある方はぜひお店へ。
隠れ家カフェの週末は女性客でいっぱい!
地元の若い女性からも「こんなお店が欲しかった!」と大変好評な「月のカフェ OVEN」。
店内には素敵な音楽が流れており、カウンターで閉店までずっとコーヒーを飲みながら読書ができる、落ち着いた空間がありました。
(注意)お店には電話がありません。代わりにInstagramのメッセージでお問い合わせなどを受け付けているそうです。
Instagramで日替わりメニューなど店舗情報を毎回発信しています。
■月のカフェ OVEN■
ライター紹介
肥後ジャーナルライター
肥後ジャーナルらしいコンテンツをどんどん発信していきます!!!
記事シェア