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とじる
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「キレイになりたい」あなたに…新感覚・農業ツアー!菊池地域の食と農体験日帰りバスツアーに参加してきた

先日、誕生日を迎え言い逃れができないくらいにはアラサーになりました、ライター言です。

アラサーなんてまだまだ小娘!とお姉様方には言って頂けますが、自分の身体がどう考えても衰えつつあるのはヒシヒシと…。

美容はもちろん健康も意識していたいものです。暴飲暴食なんてもってのほか!

ムトー

言さんバスツアー興味ない?

菊池で自然栽培の野菜が食べられたり畑でフィットネスができてなんさん美容と健康に良いらしい

何それ最高じゃん。行きます

というわけで、「新感覚・農業ツアー 菊池地域の食と農体験日帰りバスツアー」に参加してきました!


桜町バスターミナルに集合

朝10時に桜町バスターミナル集合!とのことで、やってきましたサクラマチクマモト。

10時前ですとお店などは開いておりませんが、中を通ってバスターミナルまで行けます。

熊本城ホール前を通って、エスカレーターで1階へ。

ちゃんとツアーバス乗り場のご案内がありました!

軽いノリで来ちゃったけどバスツアーに1人で参戦なんて初めてでドキドキ…

待つこと数分…

バス登場!

なんか修学旅行みたいでわくわく

白石さん

肥後ジャーナルの言さんですね!

え?なんでわかったんすか…
白石さん

頭が青い人ってムトーさんから聞いてましたので。本日皆様をご案内させていただく、白石と申します!

あーなるほど…笑 まあとりあえず、今日はよろしくお願いします!

検温を済ませて早速乗車!

桜町バスターミナルを出た後は光の森駅で他の参加者の方も乗車。

自宅に近い駅を選べるの、いいですね〜

参加者が揃うと、白石さんが今日のツアーのことを説明してくれました。

これから向かう菊池についてや、この後収穫の見学をする野菜などの予備知識を教えて頂き

もう旅は始まっているんだな…と実感します。

移動も旅行の醍醐味ですよね!

いざ菊池! 水田ゴボウの収穫の見学

バスで走ること40分ほど…

段々と景色がのどかに…

そうここはもう菊池市

最初の目的地に到着しました。

の、のどかぁ〜

素晴らしき日本の、菊池の風景!

こちらは、菊池市で「水源」と呼ばれる地域。菊池渓谷に近く、美しい清流の力と共に沢山の農産物や畜産物が育っているそう。

これから見学させて頂く「水田ゴボウ」も、菊池の名水で育つお野菜の一つです。

ここからのガイドは、この水源地区の住民で組織されている「NPO法人きらり水源村」の松崎さん

畑に移動しながらも説明をしてくださいます。

せっかくだけん、あぜ道ばいきましょうかね!と松崎さん。

大人になってなかなか人んちの畑のあぜ道を歩くことなんかないですよね…

しかもこんな大人数で。ゾロゾロと

ちょっと童心に帰れた気がします。

目的も畑に行く途中にも「水田ゴボウ」が育っていました。

こちらは春に収穫される予定の「春ゴボウ」。春ゴボウは手でも抜くことはできますが

今収穫されている「冬ゴボウ」は、硬くて人の手で抜くのは難しいのだそう。なので、今は機械収穫をされているとのこと。

季節によって違うんですね。

さて、目的の畑に到着!

こちらは、水田ゴボウを作り始めて多分50年くらい!という超ベテラン農家の池田さんの畑。

ごぼう収穫機」というネーミングそのままな機械で収穫されています。

土からスポスポと抜かれたゴボウは…

束になって放出!見てるとクセになってずーっと見てしまいます。

日に焼けてしまうので、収穫後はすぐに回収して袋詰めするのだそう。

一般的なゴボウに比べ、色白で柔らかく、アクも少ないのだそうです。なんと羨ましい。

池田さんのお宅では、この後洗った後に選別をし、菊池の綺麗な水につけてアク抜きをするのだそうです。

一度アク抜きをしているので、そのまま調理してもいいんですって。

栽培についてなどのお話も聞かせていただきました。

畑にお邪魔させていただき、滅多に見れない収穫の様子を間近で見ることができて貴重な体験でした。

地元の食材を使ったヘルシーランチ! 水源ばぁばの陽だまりランチ

冬ゴボウの収穫見学を終え、再びバスに揺られて少し山を登り次の目的地へ。

こちらは「きくちふるさと水源交流館」

廃校になった中学校が地域交流や発信の場所として活用されています。

建物内はノスタルジー感じます…!

さてお待ちかねのランチタイム!

ノスタルジックな教室でいただきます。

ラップを外し忘れてました…すみません

おぉー!超豪華!

しかしよく見ると野菜がふんだんに使われており、とてもヘルシーです。

こちらのランチは「水源ばぁば」という水源地区のお母さんたちによるお食事。地域の田畑で収穫された食材がたくさん使われています。

ご飯もだご汁もおかわりあるけんね〜!と声をかけていただきました。こんなん言われたらいっぱい食べてしまいます。

いざ実食!

こちらのゴボウは、先ほど見学させて頂いた池田さんの畑で昨日収穫されたものなのだそう!

先ほど畑で見たものを頂けるなんて、なんだか贅沢な気分〜

柔らかくて食べやすい!

だご汁に使われているゴボウももちろん池田さんの畑のもの。

かぼちゃは水源産、味噌や小麦粉は七城町産なのだそう。

こちらは「椎茸南蛮」。白石さん激推しの一品です。

干し椎茸を南蛮漬けにしてあります!めちゃくちゃご飯が進みます。

もちろん椎茸も水源産。

お米ももちろん地元食材!

この後お邪魔する予定の農家産で作られているのだそう。

………。
松崎さん

あ、その箸でできてるんだけど、ここの裏の竹林の竹で作ってる!

なんでも菊池でできとる!

この地域でなんでも揃う説ありますね。

農業にエンタメを。 麦畑で農業フィットネス!

ランチが美味しすぎていささか食べ過ぎたような気がします。

あれ…私健康になりに来たんだけど大丈夫かしら…、と不安になりながら次の目的地へ。

やってきたのは麦畑。

現れたのは気さくなお兄さん

海彦さん

美味しかったでしょ〜たくさん食べちゃったでしょ〜

ギクゥ!
海彦さん

大丈夫です!その分燃やしましょう!

農業フィットネスで!

ごくり…

実はこちらの宮 海彦さん、元シルク・ド・ソレイユに所属されていらっしゃったというすごい経歴の持ち主。

現在は菊池市に移住し、畑をもっと楽しい場所へ!と農業とエンタメを掛け合わせた「農タメ」の発信をされているのだそう。

こちら(左側)が、この麦畑の持ち主の冨田さん

日本でも数少ない自然栽培という無農薬無肥料の栽培を実施されていらっしゃいます。

冨田さんのようなアツイ想いを持った農家さんを応援したい、もっと知ってほしい!と

海彦さんはご自身のスキルや経験を農業と掛け合わせて新しいスタイルの発信をされているそうです。

早速「農業フィットネス」体験させていただきます!

海彦さん

まずは普通に農業体験してみましょう!そこに麦がありますよね

ありますね

海彦さん

踏みながら歩いてください!

…え!??

思わず耳を疑いましたが、実は麦は「麦踏み」という作業を行いながら育てているのだそう。

麦踏みとはその名の通り麦を踏むこと。そうすることで寒さや乾燥に強くなることができたり根を強く育てることができるのだそう。

いじめではなくちゃんとした作業。とはいえ一生懸命育っている植物を踏みつけるなんて気が引ける…

海彦さん

遠慮せずに!麦のためです!

…ええいままよ!

うおお…罪悪感……

しかしやってるとこれがなかなか難しく、ちょっと楽しくなってきます。

不安定な土の上を歩いているだけでも結構な運動になりますね。

じゃあ次はこれを使って麦踏みフィットネスやっていきましょう!と取り出したるはタイヤ…

こうしてコロコロ〜と麦の上を転がして行きます。

これがなかなかいろんな筋肉を使います。

海彦さん曰く、肩甲骨など普段動かさない場所を使うのですごく良い運動になるのだそう。しかも麦踏みの作業も行えて一石二鳥!とのこと

海彦さん

じゃあ最後!“アレ”やりますか!

と、取り出したるは段ボール。

うおおおおお!アレってコレかァァ!!!!

ぱっと見、江戸時代の拷問みたいですがキャタピラで効率よく麦踏みをしつつ全身を使うフィットネス。

まさかアラサーにもなってダンボールキャタピラをする日が来るとは…
白石さん

僕もやらせていただきます!

 

白石さん!?!!?!?!

黒大豆の選別体験と自然派スイーツ

海彦さんの農業フィットネスで一汗、大人がキャッキャ言いながら畑で遊ぶのは貴重な体験でした。

お昼の食べ過ぎも無事燃焼した気がします。

続いての目的地は、先程の麦畑の持ち主冨田さんのお宅に。

こちらの黒大豆を選別する作業を体験させて頂きます。

こちらの特殊な台で流れ作業のような形で選別していくそう。

台の上に豆を広げ、割れているものなどを取り除いて行きます。

そしてどんどん下に流して行き、隣の人がまたその中から選別します。

選ばれし豆だけがこちらに到達することができるという仕組み!

じゃあ行きますよ〜と豆が投入された瞬間

きゃー!と参加者の皆さんが群がり…

あれよあれよと…

わたくし完全に取り残されました。

大量投下される豆

え…あの…みなさんなんか…経験あるのかな…?

その後も黙々と作業されてらっしゃいました。どうやら謎にハマる作業のようです。

完全に黒大豆ポジション取りに失敗したワタクシは、焼き上がるお餅を見ておりました。

玄米でできたお餅です。こちらも冨田さんが自然栽培で作られているのだそう。

磯辺揚げにしてもらっちゃいました!

絶対美味しいやーつ!

お米のつぶつぶ感がたまりません。

さらにぜんざいまで!

こちらは小豆ではなく、先程選別していた黒大豆のぜんざい!

これはうちで適当につけたやつですけど…とお母様がお漬物まで出してくださいました。

これがまた美味しいんです。

…ってあれ。フィットネスで燃やした分わい

黒大豆選別に夢中だった他の参加者の方も戻ってきて、美味しいおやつを頂きながらお話をお伺いすることに。

今回のツアーへも、農業への関心安心安全な食材について興味があり参加された方が多く

自然栽培を手がけられている冨田さんへも、たくさんの質問が飛んでいました。

親の代から自然栽培をされているという冨田さん。自然本来の育て方を目指す自然栽培を実施している農家さんは日本ではほんの一握りなのだそう。

水の量などを調整しながら、自然の生物達と上手く付き合い、農薬や肥料に頼らない育て方を日々、試行錯誤、実践されているそうです。

自然栽培の作物でお味噌なども作られているそうです。

日本で一握りの農家さんしかされていない栽培方法ですから、こちらもなかなかに希少なわけですね。

最後はみなさん手を振ってお見送りしてくださいました。(バスの中から撮ったのでブレブレですが)

お腹も心も満たされ、健康になったような気がします。

菊池市のみなさん、本当にありがとうございました!

最後はメロンドームでお買い物!

楽しかった旅もラスト目的地。最後はみんな大好き七城メロンドーム

収穫見学や、農業体験、そして農業に対しての熱い思いを聞かせて頂いた後だと

いつもなんとなくしていたお買い物も、色々考えながらじっくり選んでしまいます。

しっかりとお土産も吟味し帰路に着きます。

旅の終わり…

というわけで、無事に桜町バスターミナルに戻ってまいりました。

帰りのバスでは若干うつらうつらしてしまいました。

なんていうか、

濃かった〜

普段なかなかできない貴重な体験が詰め込まれていて、驚かされたり面白かったり美味しかったり…楽しい1日でございました!

謎に大人気だった黒大豆お土産にいただきました。

私が今回参加させて頂いた、菊池農業体験バスツアーですが実は第2弾があるのだそう。

内容も、無農薬ネギの収穫体験、菊イモの手掘り体験、竜門ダム近くのドラゴンキャンプ場でお弁当、モルック体験など

菊池、まだまだ見処ありすぎな。なラインナップになっている様子。

友人や親子で参加もよし、1人で参戦もよし!充実したツアー申込はここから申し込みできますよ。

詳しくはこちら

ライター紹介

肥後ジャーナルライター

肥後ジャーナルライター

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