10月某日、ふと立ち寄った熊本市東区新外のスシローにて気になる自販機を見つけてしまいました。
これは何?
一見普通の自販機ですが、なんか違う気がしてならなかったので近寄ってみました
太田黒さん!!!
見た目ではとりあえず「太田黒浩一さんの自販機なんだな」という事しか分かりません。
買ってみた。
喋りよらす!!けど行きかう車の音で、何を言っているのかほぼ聞き取れない!!なんか最後あたりに「ありがとごじゃいま~~す!熊本もがまだしていくばーーい」て言いよらす気がするけど、そのほかの音が聞き取れない!ぐう悔しい。
その後も「太田黒さんが何を言っているのか聞きたい」それだけのために延々とジュースを買い続けましたが、そのたびにトラックや爆音エンジン、そして息子の訳の分からない「自販機あるある言いたい」という声だけが響き、大田黒さんの声をかき消してしまうという残念な結果に。
もうあきらめよう。大田黒さんの声を聞くならそうRKK。一体何を言っているのか、他にバージョンがあるのか…そんなことを考えながら、もう脳内は大田黒さんに支配されていました。
そもそも一体何で大田黒さんのお喋り自販機が現れたのかについて調べてみた
帰宅しても支配されたままでしたので、もう調べてみました。
2017年3月27日
ダイドードリンコ株式会社
~熊本弁おしゃべり自販機を通じて熊本を元気に!~
“熊本がんばっけんベンダー”200台突破
ダイドードリンコ株式会社は、平成28年(2016年)熊本地震で被害を受けた熊本県の皆様を、“自動販売機(以下、自販機)を通じて元気にしたい”との想いから、2016年10月より株式会社熊本放送とのコラボ企画「がんばっけん!くまもと元気にプロジェクト」を実施しております。
本プロジェクトでは、熊本県を拠点に活動されているタレント大田黒 浩一さんの声で、元気におしゃべりする自販機“熊本がんばっけんベンダー”を開発。金銭投入時や商品選択ボタン押下時に「朝早かばってん、がまだしていくバイ!」や「熊本もがまだしていくバイ!」など計44種類の応援メッセージをおしゃべりします。
これまで熊本県内に計200台以上の“熊本がんばっけんベンダー”を導入してきましたが、今年度さらに約400台を追加し、計600台の展開を目指してまいります。出典:https://www.kyodo.co.jp/pr/2017-03-27_1596119/
計600台!?私が知らなかっただけで、そんなにあるの!?しかし問題は何を言っているのかが知りたい
熊本弁(※)
飲んで元気ばだしていくバーイ!(いらっしゃいませ)
夜も元気にいかにゃんバイ!(こんばんは)
ありがとう。熊本もがまだしていくバイ!(ありがとうございました)
昼からもがまだしていくバイ!(午後も頑張ってください)出典:https://japan.cnet.com/release/30184758/
嘘やろ?そんな少ないはずがない。何を言っているのかはハッキリとは聞きとれなかったけれども、少なくとも4種類ではなかったはず
ムトーが聞き取れた言葉
「…ば~い」
「ばっ出るば~~い」
「ありがとごじゃいま~~す!!」
「ばっ!これで元気で行くば~い」
以上です!!ちなみに5回購入しましたがこれが限界でした!
まとめ
他にも熊本弁お喋り自販機がどこかにあるのでしょうか?
静かな環境であればきっと何を言っているのかわかる気がするのですが、よく考えたら自販機に向かって耳を澄ましている人なんて、不審者でしかありません。
いっそモノマネ審査員のようにイヤマフして、フンフンいっておけば、それなりに見えて怪しまれないかもしれないなと考えましたが、そうなると肝心の声まで聞こえなくなるので諦めました。
もし自販機の前でしかめっつらして耳を澄ましている人がいたら、きっと私ですのでそっとしておいてください。
大田黒さんの励ます声で、私は間違いなく元気になれたので、見かけたら利用されてみてはいかがでしょうか。
ライター紹介
ムトー
肥後ジャーナル編集長。 「人はなんで痩せなきゃいけないのかな」という思考にまで達したのでもうきっと痩せません。 気にしません。
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