味噌汁カフェって聞いたことありますか?普段は汁物として付いている味噌汁がメインのお店です。山鹿市鹿本町にある味噌汁カフェ「茶房さくらさくら」では、「おにぎりとお味噌汁」というシンプルかつ最強のコンビを堪能することができるんです!!
極上のお味噌汁を堪能
「茶房さくらさくら」では、おにぎり単品に、お味噌汁単品を組み合わせて、ランチセットのようにして楽しむお客さんが多いということだったので、
さっそく、こちらの「おにぎりとお味噌汁のセット」を注文しました!
お味噌汁はどんな味噌を使った味噌汁にするか、選ぶことができます。種類が豊富すぎて、、、1種類では我慢ならず、お味噌汁は2種類つけました。ついつい迷ってしまいましたが、選ぶ時間も楽しかったです。
上の黒い器に入ったお味噌汁が「特選古式みそ」
下の赤い器に入ったお味噌汁が「特選あわせみそ」
「特選古式みそ」は、麦こうじと米こうじを全蒸大豆と沖縄の塩で仕込んだあとに半年ほど熟成させた味噌なのだとか。熟成された味噌の旨みと香りが口いっぱいに広がるお味噌汁で、びっくりするほど美味しい。なんだかホッとして、体と心がほぐれていく感覚に陥りました。
「特選あわせみそ」は、麦こうじと米こうじをたっぷりと使い、赤穂の塩で丹念に仕込んだ甘口のあわせ味噌なのだとか。コクと風味が豊かなお味噌汁です。こちらはお店の人気ナンバーワンの味噌だそうですよ。
15種類の味噌の中から、好きな味噌を選べる
お味噌汁として選べる味噌は、合計15種類!
特選麦みそ、特選あわせみそ、特選あまみそ、米みそ、特選ハト麦みそ、特選七穀みそ、特選ひめみそ、特選火の鳥みそ、無農薬あわせみそ、無農薬麦みそ、特選玄米みそ、特選古式みそ、熟成赤みそ、あま麦みそ、白麦あわせみそ。
以上の種類豊富な15種類の味噌の中から、自分のお好みの味噌を選べる仕組みになっています。たくさんありすぎてよくわからないです。そんなときはインスピレーションで!
こだわりの室蓋製法で手作りした無添加の味噌で、どれもJA鹿本の山鹿産の麦・米・大豆を100%使用しているそうです。
これだけ種類があると正直迷ってしまいますが、実際には一品だけではなく、二品以上同時に注文して味比べをするお客さんが多いそうですよ。これもまた味噌汁カフェの醍醐味ですね!
極上のおにぎりも堪能
おにぎりとお味噌汁の組み合わせって、どうしてこんなに心が落ち着くんでしょうね。
このおにぎりがまた驚くほど美味しいんです!!
お米は、菊池産で無農薬のものを使用。ふっくらとしてつやつやに光るお米と、程よい塩気が絶妙で、思わず心もほっこり。お味噌汁やおかずと本当によく合います!
おにぎりとお味噌汁って、シンプルでいて奥深い最強のコンビなんだなぁと実感しました。
「卑弥呼醤院」の2階にある「茶房さくらさくら」
「茶房さくらさくら」は山鹿市鹿本町で味噌や醤油を製造している「卑弥呼醤院」の2階にあります。
1階では手作りのお味噌やお醤油などが多数販売されています。
卑弥呼醤院の店内から2階へ上がったところが、「茶房さくらさくら」の味噌汁カフェです!
今回は、こちらの席に座ってお味噌汁とおにぎりを堪能しました。建物は明治7年に作られたそうで古い歴史があります。当時は酒屋として使用されており、その後、味噌・こうじのお店になったのだとか。
「茶房さくらさくら」の店内からは、古式醸造蔵がある工場を見学することができます。この併設工場で味噌をつくっているそうです。
「室蓋をつかった製法で、無添加の味噌を丁寧に手作りすることを心掛けています」と話すのは、オーナーの内田由伊子さん。物腰が柔らかくて優しい雰囲気の方でした。
明治時代に作られた風情ある建物内で、座布団に座りながらほうばるお味噌汁とおにぎりは最高!!一度行くと、ついつい違う味噌も食べてみたくなりますよ。室蓋でつくった本格的なお味噌汁とおにぎりを味わう幸福感を、ぜひ実感されてみてはいかがでしょうか?
茶房さくらさくら
営業時間 | 9:00~17:00 |
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定休日 | 日曜日・木曜日(4月~9月) 日曜日(10月~3月) |
駐車場 | 5台 |
住所 | 熊本県山鹿市鹿本町来民1586 |
電話番号 | 0968-46-2123 |
ライター紹介
かなこ
経営情報誌の記者、業界新聞の営業を経験した後、一般事務職、専業主婦を経て現在に至る。 長いこと東京に住んでいたが、やっぱり熊本が好きで戻ってきた、二児のママライター。 好奇心旺盛な行動派。趣味はドライブと温泉。
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