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とじる
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とじる

肥後ジャーナルをご覧の皆様、こんにちは。

突然の後ろ姿ご無礼いたします。

私は今日、まことしやかにささやかれている噂は本当なのかを確かめに高森町役場にきております。

それは…

熊本県45市区町村の中で…

まさかの高森町が…

ふるさと納税での寄付金額ナンバーワン!!!!!!

確かに高森町はご飯も美味しいし、自然豊かだし、からあげ美味しいしいいところですよ。

しかしナンバーワン!??

事実なのか、そしてその寄付された金額は一体どこに行っているのか、気になったので聞いてきました。


まずは事情聴取を

「どうしてどうして」を対応される高森町役場 交通政策係 佐藤さん(左) 商工観光係 村上さん(右)

「という訳でやってきました。噂は事実なのでしょうか」

「はい。事実です」

「高森町でふるさと納税…なんだろう。返礼品が丸福のからあげ食べ放題券とかでしょうか」

「違います。丸福は確かに美味しいし、私自身、丸福のから揚げで育ったと言っても過言ではないほどですが違います。米です。高森町のお米」

「コメ」

聞くと、ちょうどコロナ禍も相まって高森町でできたお米の消費問題に直面していたところだったので、いろんな種類を混ぜたブレンド米を返礼品として設定したところ想像以上に寄付が集まったのだとか。

「高森町のために、というお心遣いですから形に見えるもので還元しようと思いまして、町に寄付をしていただいたふるさと納税で、高森駅の改修と湧水トンネルをリニューアル工事を行います

先の震災で大きなダメージを受けた南阿蘇鉄道。2023年7月15日よりいよいよ全線運転再開に伴い高森駅も新しくなるんだとか。

「また湧水トンネルは入り口にあった池や噴水を撤去し芝生を敷き広場を新しく作るなど行っております

「ふるさと納税を何らかの形にして町に還元ってすごいですね。それなら寄付をした人もそういう使われ方してるんだってわかりやすいですし、じゃ遊びに行ってみようかなって思っちゃいますよね」

「そう思っていただけると町としても嬉しい限りです」

そこまで聞くとどう生まれ変わったのか俄然気になってきたので、工事の進捗含め一足お先にみてきました!

高森駅が新しく生まれ変わる

早速やってまいりました。高森駅。

©️尾田栄一郎/集英社

フランキーはいつだって元気ですね。

しかし、どこをどう見ても変わってない。

「隣に工事中の建物があるでしょ。あそこから連結させて駅になるのでかなり広くなりますね。令和6年3月完成予定です」

「どのような駅になるんでしょう」

「熊本県アートポリス事業の一環なのでデザイン性は高いと思います。高森駅に入ってすぐ右側に立体模型を常時展示しているのでどなたでも見ることができます」

「え?ふるさと納税では?」

「国の補助金を活用しつつ、残りの分はふるさと納税を活用させていただいてます。町民の持ち出しは0です」

なるほど。

それではまず駅のに入ってすぐ右にある立体模型から見てみましょう。

駅に入ってすぐ右側…

孤独なペッパーくん。

「そこじゃありません。孤独なペッパーくんについては触れないであげてください。ペッパーくんよりも手前をご覧ください」

これが新しくなる高森駅の立体模型。

ちょっと私の撮影がアレだったのでコレをご覧ください。

出典:熊本県

出典:熊本県

「なんかシュッて!スタイリッシュになるんですね」

「そうですね。なおリニューアルに伴い車両も新しくなります」

現在運行している2003Aは卒業になるんですって。

肥後ジャーナル取材でもお世話になった2003A…

2003Aが出てくる記事はこちらから

やま子南阿蘇鉄道1人旅~春の風を感じて~

「最後にもう一度!」っていう方は早めに乗車されることをおすすめします。

湧水トンネルも新しくなったぞ!

続いて訪れたのは湧水トンネル。

どこが変わったのか…

まさか近くにあるこのカカシが変わったのか

「カカシは変わっていません。まず変わったのはここです」

噴水や池の部分を芝生にし、誰でも気軽に遊べるような広場を設置しました。

確かに以前は

こんな感じでトンネル入り口まで中央に水、そして端に歩道でした。

「憩いのスペースや近隣の方の散歩コースとしてもご活用いただけます。あと池がにごっていたというのもあり、環境面での配慮という部分もあります」

続いて中に入ってみましょう。

今まで湧水トンネルといえば水路中央に飾られた七夕飾りやクリスマスツリーしか目に入っていなかったのですが、今回から

水中にLEDライトを設置。

いやキレイ。

キレイだけれどもよ。

まさか

芝生とLEDライト…だけ…?

高森駅に予算つぎ込みすぎた…?

「そんなことはありません。こちらが今回新たに設置したインタラクティブムービーです」

なんだこれ!!

桜がキレイだなと思ったら

突然の猫!

「これは高森町にゆかりがあるものが画像の中に隠れているので、それを見つけてみようというものですね」

最初はこのように高森町の観光地等が出てくるのですが、この静止画の中に隠れている3つの高森町にゆかりがあるものを探すというコーナー。

これは上色見熊野座神社ですね。

ここに南阿蘇鉄道のトロッコ列車が隠れてました。

一体だれが上色見熊野座神社からカラフルなトロッコ列車が飛び出してくるなんて予想できたでしょうか。度肝を抜かれるとはまさにこのことですね。

いやここにこれはないやろ、というギャップで思わず真剣に見入ってしまいます。

ちなみにどんどん目が慣れてくると、カウントダウンが始まる前からシルエットが浮かび上がって見えてきます。

しかしここは本当にわからんな…何が隠れているんだろ

誰!!??

「高森町のキャラクター風まるです」

いやこれね、私だけかもしれませんが湧水トンネルのウォーターパールに行くまでの道中結構飽きてくるんですよ。でもちょうど中間地点にこのような仕掛けがあると俄然歩くことが楽しくなってきます。

ぜひこれは生でご覧いただきたい。

3月4日は湧水トンネル集合!イベント案内

高森町湧水トンネルリニューアルを記念して3月4日にイベントが行われます。

人気お笑い芸人AMEMIYAさんの爆笑ライブや、すみっコぐらしのクイズ大会、グルメなど盛りだくさん。当日行われるデジタルスタンプラリーのガラポン抽選会では豪華賞品(あか牛1キロ)が当たるチャンスも!

しかもしかも

なんと当日に限り湧水トンネルの入園料が無料!!

大人も子供も幅広く楽しめるイベント、ぜひ遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

湧水トンネルリニューアルオープン祭

会場

阿蘇郡高森町高森1034-2

※高森湧水トンネル公園

時間

10時~15時30分(予定)

ライター紹介

ムトー

ムトー

肥後ジャーナル編集長。 「人はなんで痩せなきゃいけないのかな」という思考にまで達したのでもうきっと痩せません。 気にしません。

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