カレー好き必見!藤崎宮前の「養生カレー」は熊本では珍しい南インド系
知る人ぞ知る移動販売の名店「養生カレー」が、いつのまにか店舗を構えていると聞き、おじゃましてきました。
目次
養生カレーは木の温もりにあふれた落ち着いたお店
場所は中央区南千反畑町。藤崎八旛宮の大鳥居から徒歩1分ほど、参道からほんの少し中に入ったところです。
黄色い三角のオブジェと、ひかえめな看板が目印です。
店内はカウンター席のほか、テーブル席が2つ。
木のあたたかみを感じる、のんびりした雰囲気です。
やさしくてゆるい雰囲気が魅力のオーナー・たかしさんは東京出身。
東日本大震災をきっかけに西を目指し、熊本に移住されたとのこと。
熊本ではちょっと珍しい、南インドのカレー
養生カレーは、熊本では珍しい南インド系のカレー。
米を中心に野菜をたっぷり使った南インドの料理は、ヘルシーで日本人の好みに合うといわれています。
さまざまなカレーやスープ、おかずやご飯が一緒に盛り付けられた「ミールス」と呼ばれる定食スタイルでいただきます。
店内には南インドに関する本も置かれているので、注文したカレーを待つ間に読んでみても良いかもしれません。
養生カレーらしさ炸裂のベジプレート
養生カレーらしさを直球で味わえるのがべジプレート(1200円)です。
なすのサンバル(カレー)、豆のダルカレー、レモンラッサム(南インド式のスープ)、ご飯、パパド(豆のせんべいのようなもの)、野菜のおかずと盛りだくさん。
個別に食べるだけでなく、カレーやおかずを好きなだけご飯にかけて、混ぜて食べるのもおすすめと聞き、さっそく挑戦。
カレーの滋味深い旨み、ラッサムのさわやかな酸味、パパドのサクサクした食感がご飯にからまって、複雑ながらも取っ散らかることはなく、不思議な一体感を持った味わいに。これは、おいしい!
野菜がたっぷりで、じわじわと身体にしみいるような、癒しのカレーです。
もともと南インドには医食同源の考え方があるらしく、おいしくて元気になりそうな味わいでした。
ノンべジメニューも!エビカレーのプレート
こちらは非ベジタリアン向け、えびカレーのプレート(1500円)。
ココナッツえびカレー、なすのサンバル、レモンラッサムの3種類を中心に、野菜のおかずがつきます。
こちらもおかずやカレーをご飯に混ぜて、自分好みの組合せを発見するのも楽しそう。
えびがごろっと入っていて食べ応えもあります。
パクチーが苦手な人は、抜いてもらうこともできますよ。
まとめ
「養生カレー」は名前のとおり、何だか養生できるカレー屋さんでした。
イベントなどでの移動販売の頃からファンの多かった養生カレーを、藤崎宮前でいつでも味わえるのは嬉しいところ。
まだ食べてない人も、ぜひ体験してみてほしい味です!
■養生カレー■
営業時間:(昼)12:00~15:00/(夜)18:00~21:00
住所:熊本県熊本市中央区南千反畑町11-8
定休日:日・月曜日
お問い合わせ:096-288-3789
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