熊本市中央区の坪井交番敷地内にある謎の「金の球体」。
熊本市の中心地にも近いですので、一度はお目にしたという方も多いのではないでしょうか?
で、「金の球体」あれって何??
当たり前に昔から目にしていたので気にしていませんでしたが、よく考えたら謎な物体です。
今回「金の球体」の謎を解明に向かいました!
とりあえず現地に行ってみる
やってきました、坪井交番。
改めて目の前にしてみると、俄然意味が分かりません。
恐らくアートな作品なのでしょうが、この「金の球体」は一体何を表しているのでしょうか。
とりあえず坪井交番の中へ入ってお尋ねしてみることに。
すみませーん!肥後ジャーナルと申します!目の前にあるあの「金の球体」って何なんですか?何か表現されているんですか?いつからあるんですか?
…あの金の球体ですか。「くまもとアートポリス」の一環で設置されたものだとは思うんですが…。結局あの球体が何で、何を表現しているのか、いつから設置されているのかまでははっきりと分かりません…。すみません…。
まさかの情報ほぼゼロです。
早速つまずいてしまいました。
交番職員さんが知らないなら県警に聞こう
企画倒れ寸前ですが、諦めるわけにもいきません。
というわけで、熊本県警察本部へ電話で聞いてみることに。
すみませーん!肥後ジャーナルと申します!坪井交番にあるあの「金の球体」って何なんですか?何か表現されているんですか?いつから設置されているんですか?
なんかさっきとほぼ同じセリフ繰り返しています。
ちょっと調べてみます!
おお、さすが県警本部。
しっかり調べますので、また後日ご連絡させていただきますね!
ちょっとしたノリと勢いで調べ出しましたが、なんだか壮大なことになってきました。
熊本県警察より呼び出し
熊本県警察本部の方へお聞きして数日後。
肥後ジャーナルさん!分かりましたよ!詳しくご説明いたしますので、熊本県警察本部まで来てもらっても良いでしょうか?
まさかの呼び出し。
というわけで、水前寺の熊本県警察本部まで聞きに来ました。
警察署へ行く時って、何も悪いことしてなくてもドキドキしますよね。
早速中へ行って話を聞いてきます!
遂に「金の球体」の存在理由が判明!
熊本県警察本部で、坪井交番が完成してすぐの当時のチラシを見せてもらいました。
単刀直入に申しますと、あれは「金の卵」といったところでしょうか。1995年の交番の建て替えの際に設置されたようです。
「金の卵」?どういう意味ですか?1995年ということは、四半世紀以上も前からあったんですね。
斜め上の答えで、ちょっとまだ意味が分かりません。
坪井交番の「KOBAN」の文字って分かりますか?実はあの文字、鳥をイメージしているんですよ。
言われてみると確かに鳥に見えてくる
その鳥のそばにある、広場に置かれた球は「金の卵」でしょうか。と資料には記載されています。
赤線を引いている部分です
あ!確かに記載されています。でも「金の卵」でしょうか。って、なんだかフワっとした答えですね。
まあ、それがアートなんでしょう(笑)見る人によって、それぞれの捉え方があって良いということだと思います!
軽い気持ちで金の球体を調べに言ったら、県警本部の方まで動かせてしまいました。
一応答えとしては、あの「金の球体」の正体は「金の卵」ということ。
しかし、「金の卵といったところでしょうか」とハッキリとした答えではない記載ですので、見る方によって自由に捉えて下さいという意味だと思われます。
どこかミステリアスで、気になってしまう外観の坪井交番。
皆さんも近くを通った際は鑑賞してみて下さい!
坪井交番
ライター紹介
肥後ジャーナルライター
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