「マイナビ農業」に寄稿している肥後ジャーナル。
熊本県内でおもしろい取り組みをしていらっしゃる農家さん、マイナーな農作物を作っていらっしゃる農家さんなどに取材にうかがっています。
そんな中で県南、錦町でインパクト大きめの農家さんに出会いました。
錦町の「まるふくファーム」。ガチのドレッドヘアで畑に立つ、福山さんにお話を聞いてきました。
ドレッドヘアのクセつよ果樹園
ライター山田とともに、やってきました県南、球磨郡錦町。
山を超えればもう宮崎県、といういわば熊本の最前線にあたる町です。
「剣豪とフルーツの里」というキャッチコピーのとおり、いろいろな果物が栽培されています。
おいしい果物が豊富な町で、ひときわ異彩を放っているのが「まるふくファーム」の福山弘樹さん。
ていうか髪型すごい。
ドレッドヘアがトレードマークとは聞いていたものの、想像以上の本気ドレッド。
ボブマーリーですかっていうくらいのドレッド。
髪型が気になってインタビューの内容が頭に入ってこないくらいのドレッド。
親しい美容師さんにお願いして、何と8時間もかけて作ってもらっているそうです。
梨の出荷時期!
さて、ドレッドに夢中になりすぎましたが、農家さんの取材ですから畑を見せていただきました。
って、梨の木にめちゃめちゃドレッド引っかかってるし!
ここは「秋麗(しゅうれい)という梨の畑。梨だけでも幸水や秋麗、あきづきなど複数の種類を作り、収穫の時期を分散させています。
さらに梨以外にも、桃とぶどうも作っている農家さんです。
大好きなドレッドヘアで、笑顔で果物の特性や栽培方法について説明をしてくださる福山さん。
髪型のクセはすごいけど、とってもまじめでまっすぐです。
令和2年7月豪雨、また今年8月の長雨でも、あまりの大雨にぶどうがダメージを受けるなどの被害があったのだそう。
自然が相手の農業は、予期せぬことも多いもの。
毎日あれこれと試行錯誤しながら、おいしい梨・桃・ぶどうを作っています。
梨とシャインマスカット、実食
と、いろいろお話を聞いていたのですが、せっかくなのでやっぱり食べたい。
奥様がむいてくださった秋麗。シャリ感が楽しく、しっかり甘い。酸味は少なめの梨です。
山田もこの笑顔。残暑も厳しい季節、水分補給にもぴったりのジューシーさでした。
もう少しでぶどうの収穫シーズンも始まります。試しにとったシャインマスカットがある、ということで
こちらも味見させていただきました。みずみずしくて香りはさわやか、絶妙な甘み。
どちらもとっても美味です。梨は箱買いして編集部に持ち帰り、皆でおいしくいただきました。
まるふくファームの果物は「道の駅にしき」で買えます
まるふくファームの果物が買えるのは錦町の「道の駅 錦」。新鮮な野菜や果物、肉、お土産などなどがそろっています。
果物の棚には、さまざまな生産者さんの梨がずらっと並んでいます。
まるふくファームの梨は、箱の中にドレッドヘアの「農カード」が入っているので探してみてください。
箱売りだけでなく、少量パッケージもありました。9月半ば頃までは梨の季節なのだそう。
県内でもなかなか遠出ができない今、錦町の道の駅へ行くのもハードルが高くなりつつありますが、通販にも対応しています。
Facebookで情報発信もされているので、梨を箱買いしたい!というようなご相談もしてみてくださいね。
錦町の「まるふくファーム」。
甘くてみずみずしい果物を作っている、とっても素敵な農家さんでした!
まるふくファーム
電話番号 | 0966-38-2188 |
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