運動した後に罪悪感なく食べられる「太りにくいカレー」が妖葉って店にあるというので腹筋ローラー持ってお邪魔しました
カレーは飲み物です!という方が多くいらっしゃいますが、飲み過ぎ注意です。
太ります。だってカレーは油分が多いから。
わかりやすいところで説明すると市販のカレールウの多くは、原材料名の1番に「食用油」や「なたね油」などの油分が書いてあることが多いです。原材料表示は多く含まれる材料順に表示されます。
もいっかい言いますが、カレーは油分が多いのです。(もちろん全てのカレールウがそうだとは限りません!)
そこへ、熊本市東区の「妖葉」が出しているカレーは、極力油を使わずカレーをつくってるそうな。
ならば、運動した後でも、罪悪感なく大好きなカレーが食えるということで、腹筋ローラーで運動した後にカレーを食うという迷惑行為をしてきました。
※真似しないでください。
中年って太るよね…
中年って太るよね、食べなくても太るよね。ドカ食いとかしないのに、太るのなんで?
でもさぁ、
でもさぁ、
やっぱ美味いもの食べたいじゃん。
去年入ってたベストもボタン閉まらない。
でもさぁ
食べたいじゃん、大好きなカレーとか。
だったら運動したらいい!っていうけどさ、食べた物のカロリー消費するのって、相当量の運動せんといかんとですよ。
知ってました??
カレー(約900kcal)食ったら、摂取したカロリー消費するのに
ウォーキング
4時間以上
かかるって、できるか!!!!
とそこへ
1ヶ月100km以上走り、カレーコメンテーターとしてテレビにも出演した、肥後ジャーナルのりようが「あるよ」と一言言い放ち
これを送ってきやがった。
ここに何かあるんだと信じて、すぐさま「和カフェ・カレー妖葉」に向かいました。
妖葉という名前通り緑の壁
向かった先は東区新外にある「妖葉」という店。
店名に「葉」が付いてるせいなのか、壁が緑。入ろうか迷ってると…
「はいそうです。あ、私の農園で作ってるニンニク取ってきたんですけど」
いそいそと店内へ。
カウンターとテーブルのシンプルな作り。お座敷でカレーってなんかいいなぁ。
「あのー、肥後ジャーナルの”りよう”に、太るの嫌だけど美味いもの食べたいですって言ったら、妖葉に行けみたいに言われて」
「さすがはりょうさん。あんまり知られてないけど、カレーって結構な油分使ってるんですよ。だから太る原因って言われても言い返せないのよね」
「うちのカレーはできるだけ油使わないようにしてるんです。うちのカレーは鶏ガラを煮込んで、カレーのダシを作ってるんですけど、その時に鶏から出る油くらいかな」
ということは、太りにくいってこと!?
それって
運動した後に、罪悪感なしで食べれるカレーじゃん。
てなわけで
ゴロゴロ―ゴロゴロ―
店内で腹筋ローラーしだす伊藤。
店舗に傷をつけてはいけない。確かに。
ならば
ゴロゴローゴロゴロ―
ここ固いから大丈夫でしょ。
ゴロゴロ―、腹筋プルプルするぅ。
なんなんだこの人…。って顔してます。
どんだけ自由なんだ…。
奥のほうからスパイス溢れるカレー
運動した後に、「あーまた食べちゃった」なんて思わずに、胸張って食えるカレーがあるなんて。夢のよう。
カレーの前に、火照った体を冷やすために出てきたお茶が
ヨモギ茶
ヨモギには、デトックス効果や腸内環境整えたり血液サラサラにしたりする効果があるそうで、なおさら罪悪感なしにカレーが食える。
※お茶は日替わりです、いつもヨモギとは限りません。
同時に出てきたのが、桃サラダ。桃をもってきてるあたりがセンス。桃ってあんなに甘いのに、フルーツの中では低カロリー低糖質なんです。
【100gあたりのカロリー/糖質】
桃 40kcal/9g
りんご 54kcal/13g
みかん 45kcal/11g
ぶどう 59kcal15g
バナナ 86kcal21g
メロン 42kcal/10g
パイナップル 51kcal/12g
感心してる間に,カレーがやってまいりました。
見た目からして、なんか色いろ煮込んでありそうなカレーですよね
スプーンですくって、写真撮るため1分ほどこのままだったのですが、油が滴ってくることなく。表面に油が浮いてくることもないです。
骨つき肉の方が、しっかりとダシが出るという理由で手羽元を使ってます。ダシがカレーの屋台骨。
ビジュアルほどのトロッと感はなく、ご飯としっかり絡んでくれるサラトロ感が喉に心地いいです。
口に入れると、最初に黒カレーのような男らしいカレー風味が広がり、舌に乗せると途端にスパイスが勢力を拡大します。
スパイス効いてるのに、喉を蹴たくらない辛さ。飲み込んだ後に漂う甘さはなんなんだろう…。
感想をそのまま伝えると
「甘さは、1時間近く毎日炒めている玉ねぎのおかげですね。炒める際も油は最小限で、出てくる水分と絡めながら飴色にします」
そこにヨモギ茶を注ぎ込むと、自然界から生まれた香辛料をヨモギ葉の香りが包み、森林を口に入れたような感覚になる。
大自然の恵みカレーと名付けたい。
「使ってるスパイスは今の所18種類。精進していくとまた変わっていくでしょうね。
カスリメティー
クローブ
自分家で育ててるニンニク
などなどをブレンドしてます。自分でアレンジして作ってます」
ということは、これからも進化し続けるってことかぁ、楽しみしかないじゃん!
店に入る前に手向けられたニンニクもいい仕事してるんだね。
「自分の農園では、ニンニク・生姜・玉ねぎ・春菊・トマトなど作ってます。そのうち香辛料も育てて、真の自家製カレー作るのが夢ですね」
旬を楽しむ
チキン以外のカレーのトッピングは日替わりです。毎日行かにゃんくなるたい!
牛すじ
馬すじ
豚軟骨
ジビエ(猪・鹿)
などなど。どれが出るか楽しみですね。
お肉だけじゃなく、デザートも季節によって旬なメニューに変わります。
葡萄を大福風アレンジ、生春巻きでくるんだデザートでした。
他にも
秋には、手作り柿シャーベットなど。旬を楽しめます。
「楽しむ」というキーワードが信条の吉野さん。カレー屋さんを始めたきっかけは…体調を崩し働けなくなった後に、みんなが楽しめることってなんだろう??って考えたら
カレーをを食うことだ!
という答えに行きつき、カレー屋さんになろうと決めたそうです。
可愛い妖葉のロゴ。
妖怪好き、自然が好き=「妖葉」。
「アヤカシ」の様にめくるめくスパスの味と香り、自然を愛し自家製にこだわる野菜たち。
店名の謎がちょっとだけ解けた様な気がします。
まとめ
健康志向が広まる世の中で、太りにくいカレーは時代にドンピシャ。
良薬は口に美味し。御主人の吉野さんのこだわりと探究心は、とどまることを知らず走りつづけると思います。
また来週行ってみよう、次は馬すじカレーが食べたいなぁ。
和カフェ 妖葉
住所 | 〒862-0921 熊本県熊本市東区新外3丁目9−72 |
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駐車場 | 4台程度 |
店休日 | 日曜日、祝日 |
ホームページ | |
電話番号 | 096-360-2331 |
ライター紹介
伊藤
演劇の先生やったり、アニソンやメタルのDJやったり、バンドやったり、サブカル好き思春期48歳独身。健康診断で中性脂肪が赤信号だったので、たまにジョギングすることにした。やっぱり犬が好き。
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