九州有数のパワースポット「押戸石の丘」に行ってきた
公開日: 2017.09.30
ライター:肥後ジャーナルライター「進撃の巨人」のロケ地にもなった、南小国町にある巨石文化遺跡「押戸石の丘」に行ってきました。
マゼノミステリーロードから押戸石の丘へ
ミルクロードから、マゼノミステリーロードに入ってしばらく車を進めると、
「縄文の聖地 押戸石の丘」という大きな看板が現れます。そこから右折し、押戸石の丘へと車を走らせます。
狭い砂利の道が続きますが、途中、顔文字つきの手書きの看板が、ドライバーを励ましてくれます。
ちょっと持ち上げてくれるところが優しい…。なんだか、こそばゆい気分になります。
押戸石の丘到着
駐車場につくと、またもや顔文字つきのなごみ系看板が出迎えてくれます。
かたわらには、ピンクのコスモス。山に訪れた秋を感じさせてくれます。
管理小屋で200円を払って受付をすると、そこでパンフレットを渡され、コンパス(方位磁石)を貸してくれます。
なぜコンパスかというと、ここにある石たちが磁力を持っていて、石にコンパスを近づけると針がぐるっとまわる!という、なんとも不可思議な現象を体感してもらうためです。
見渡す限りの絶景
受付で簡単な説明を聞いて、コンパスを持って、いざ丘へと歩を進めます。
草むらには巨大バッタがたくさんいて、歩くたびにバッタが飛び跳ねます。
順路に沿って歩き、丘の上に上ると、そこに広がるのは360度のパノラマ!!!
東西南北、四方八方、どの方角を見ても、どこまでもどこまでも緑の大地が続き、
真上に広がるのは大空のみ、という贅沢な絶景!
奥には阿蘇の涅槃像も…。神々しい景色に、心が洗われるようです。
巨石の数々
丘の上には、たくさんの巨石がありますので、少し巨石メンバーを紹介したいと思います。
上の写真は挟み石。夏至には、この石の狭間から太陽が昇り、冬至には、この石の狭間から太陽が沈むそうです。
緻密に計算されて配置されたと思われる、なんとも神秘的な石です。
続きまして、鏡石。この石には、太古のシュメール文字が刻まれています。
このシュメール文字が発見されたことから、この地の巨石群が、先史時代の巨石文化遺跡であることが確認されました。
こちらが太陽石。頂点の真北に北極星があり、コンパスを持ってこの石に近づくと針がまわるという不思議な石です。説明書によると、鬼たちがこの石でお手玉をして遊んだという伝説もあるようです。
実際にコンパスをこの石に近づけると、ぐるんと針が回り、どちらが北かわからなくなる不思議な現象を体感できました。
丘の上で絶景を堪能したあとは、管理小屋に戻って資料の展示を見ることにしました。
ほかにもおもしろスポットが…
管理小屋横のミニ展示室も、小さいながらも、おもしろいスペースです。
管理小屋横では、ジュースが販売されていたのですがなんだかゆるい販売方式!発泡スチロールにたくさんの飲み物があり、お支払いは缶に入れるという、無人販売形式です(でも、隣には管理人さんがいます)。
そして、展示室の中に入ると横壁から突然くまモンの顔面!!!
壁からくまモン!「押戸石の丘」の神秘と並ぶミステリーです。
展示室には、「進撃の巨人」のロケの様子のパネルも展示してあるので、ファンの方は必見です。また、ミニ展示室の前には、阿蘇で有名な草泊まりもあって、なんと1泊500円で宿泊できるそうです。
南小国の宿でお困りの際に、ご利用されてみてはいかがでしょうか。
まとめ
数々の神秘に包まれた「押戸石の丘」ですが、押戸石の大地に立って感じるのは圧倒的な開放感でした。家やビルといった人工物のない広い緑の大地が360度見渡す限り広がり、目に映るのはただただ広い大地と青空という絶景の丘。
のんびり寝っ転がるもよし、石にふれてパワーを感じるのもよし、景色を眺めるのもよしの、ストレスフリーな癒されスポットです。写真ではとても伝えきれない伝わらない雄大な景色、まだ訪れたことがない方は一見の価値ありです!
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