*
とじる
*
とじる
*
とじる

カフェ好きにはもうすっかり人気になっている菊池市隈府にあります「asanisimasa」(アサニシマサ)へ行って毎週水曜日のカレーランチの日を堪能してきましたので、その様子をお伝えいたします。


場所は菊池市隈府

菊池ふるさと創生市民広場を抜けて

横断歩道を渡り、

熊本県立菊池高校の向かい側に

ハットのおしゃれな看板の「asanisimasa」(アサニシマサ)はあります。

昭和6年に、2年という時間を掛けて作られた素晴らしい外観は有形文化財となっており、

カフェのオーナーはasanisimasaのお隣にある、高木歯科医院の院長でもあります。
おじい様が外科、お父様が内科、という役目を経て、今は「asanisimasa」という素敵なカフェとなっております。ずっと大切に大切に使われている建物です。

アサニシマサという魔術

重厚感のあるつくりが歴史を感じさせます。

アサニシマサとはイタリアの映画監督フェデリコ・フェリーニの「81/2」(はっかにぶんのいち)という映画に出てくる言葉です。

映像の魔術師とも言われるフェデリコ・フェリーニ。数々の素晴らしい作品を生み出し、中でもアサニシマサという言葉が出てくる「81/2」はカルト的人気を誇ります。

そんな彼の映画の中の言葉から付けられたこのカフェも、まるで病院だったとは思えない、魔術にかかったようです。

まだ若かった私がその映画を見た時は、幻想的な世界について行けず、大人の苦悩を描かれた作品の良さがわからなかったのですが、このカフェに来ると、なんだか映画「81/2」の、夢か現実が分からなくなる感じを思い出します。

あたたかい光が差し込み、歴史と現代の融合の美しさを魅せる店内です。

毎週水曜日はカレーランチの日

月曜、火曜がお休みで、その他の日はcloseなしでデザート提供をされていますが、毎週水曜日はカレーランチが食べられます。

本田シェフが、メニュー監修から調理指導まで丁寧にされており、限定10食となっております。

こちらの欧風カレーは黒毛和牛を5日間煮込んだもの。

この深みのある味に溺れてしまうほど。

食べながら、「まだ無くならないで」と思ってしまうくらいの美味しさです。

ご予約をされた方が確実ですので、0968‐41‐3728。またはInstagramのDMにて。

また、2023年6月は店休日が多くなっておりますので、必ずご確認の上ご来店くださいませ。

そしてデザートに溺れる

毎回季節毎に変わるデザートたち。取材時にはちょうど苺が終わりになるという事で、新しいメニューの開発中でした。

その最後の苺メニューを存分に味わってきましたので、お伝えします。

こちらはレアチーズケーキ。思ってたレアチーズケーキと全然違います。いい意味でレアすぎます。

菊池産の苺をスープにされており、その中にふわっふわのレアチーズが浮いております。

まるで昔読んだ、夢がいっぱい詰まった絵本の中のメニューのよう。

苺のスープと、美味しい珈琲。

たぷたぷとした苺の甘い甘いスープに

とろけるようなレアチーズケーキを絡めて食べる至福の時でした。

こちはも取材時のメニューにありましたいちごのソーダ。

ピンク色の美しい層。その上に王様のように苺の果実たっぷるのアイスが乗っておりました。

ぐるり下から混ぜるとまた味が変わります。色々聞きましたが企業秘密。こんな美味しい技、企業秘密なのは納得。

夢の終わりかけ。きらっと赤い光。

次のデザートはマンゴーが登場予定だそうです。そちらもまた楽しみですね。

レンタルスペースやワークショップ

とっても素敵な素敵なレンタルスペースもあります。

アクセサリーのポップアップショップなども行われたようです。レンタルされたい方は早めにお問合せされるとよいかと思います。

asanisimasaではワークショップなどもたくさんあり、(写真は酵素ジュース作り)、とてもイベントも充実しております。

その時に皆さんで食べるキッシュランチなども、とても豊かな一時です。ワークショップやイベントについてはInstagramにて告知されておりますので、是非チェックしてみてくださいませ。

歴史と共に

昔のasanisimsaを見せていただきました。昔の姿は高木医院。

待合室。なんとなく今もこの面影が残っています。このころは、アルコール消毒の香で満ちていたのでしょうか。

そして現在。2人テーブル席8席。カウンター3席。

私はより珈琲の香を感じられるカウンター席が大好きです。

歴史を感じつつ、キラキラとしたご飯やデザートを食す不思議な感覚。

人生は祭りだ。映画「81/2」にそんな言葉が出てきます。

祭りは先延ばしにしないで、もう、すぐにでも。

どんなお祭りにするかは自分次第。

さっそくasanisimasaに足を運んでみませんか?

asanisimasa

住所

菊池市隈府1324

TEL

0968‐41‐3728

駐車場

あり

置けない時は市民広場へ(無料)

営業時間

月曜日、火曜日、定休日

12時~18時(ラストオーダー17時半)

月一不定期で日曜日がお休みのことがあります。

お問合せ下さい。

Instagram

朝西將夫(@cafe_asanisimasa) | Instagram

電話番号 0968413728

ライター紹介

ひらの

ひらの

本が好き、映画が好き、作る事が好き、でライターに辿り着きました。 熊本県以外に住んだことがない、肥後純血種。 気分転換で水源や史跡を見に行くのが大好きです。

このライターが書いた他の記事

【南阿蘇】水源から水源へ歩いてみよう~小池水源から吉田城御献上汲場~

2024.11.20

【阿蘇郡】透明度に心洗われ、キッチンで果汁が弾ける休日~湧沢津水源(わきさわづすいげん)~

2024.11.11

肥後ジャーナルをSNSでフォローする

肥後ジャーナル 編集部のおすすめ記事

磯鷸之庄本荘店が閉店…もうあの味が食べれないのかと悲しみに暮れてたらいい話を聞いた

PR

2024.11.13

PUBLIC RELATIONS

磯鷸之庄本荘店が閉店…もうあの味が食べれないのかと悲しみに暮れてたらいい話を聞いた

PR

2024.11.13

肥後ジャーナルをLINE@で友達追加!

右のQRコードをスマートフォンのカメラで読み込んで、肥後ジャーナルを LINE@で友達追加していただいた方には、新しく更新された記事をお知らせします。

肥後ジャーナルを LINE@で友達追加していただいた方には、新しく更新された記事をお知らせします。

qrコード

ID:@higojournal