「カフェっでお茶しよ」て言うのって、平成生まれは当たり前でしょ?
ところがよ、昭和生まれは
「茶店(さてん)に、茶しばきに行こばい」
ですよ、これがスタンダードトーク。
そして、行く先の喫茶店は
決まってこんな雰囲気なわけよ。THE喫茶店ランキング1位の下通り「珈琲院(カフェイン)」を紹介します。
馬に乗ったくまモン
ただただ、一人でゆるっと珈琲飲んで落ち着きたかったんです。
カフェはガヤガヤしすぎて苦手なんです。
ああああ、落ち着くわ。
考えなきゃいけない事ややんなきゃいけない事に追われるだけの年末。上手く息抜きしないと、飛んじゃいそう。
珈琲院のマスターがサイフォンで淹れる漆黒のハイパーホットドリンク、ブレンド珈琲。
香ばしい香り、そして口の中と頭の中をすっとさせてくれる、酸味。珈琲語れるほどハマって飲んではいませんが、美味いものは美味いってわかります。なんかねぇ大人になってよかったーと思う、こんな渋い喫茶店でコーヒー飲んでたら。
ご存知、熊本にいたら避けられないことがひとつ。どこ行ってもくまモンがいること。昭和喫茶店「珈琲院」には、まさかそれはないと思ってたら、いた。
目に入った途端に珈琲吹いた。マスターごめんなさい。
陶芸教室に通う常連さんが作ってくれたそうです。
「私が作ったものではありません」と4回くらいマスターが言ってました。笑。
街のオアシス&憩いの場
忙しく流れる「年末の時間」ですが、この店に入ると時間の流れは急に緩やかになります。
入ってくる常連さんは注文せずとも、好みの珈琲が出てくる。ドラマで見たことあるアレね。
常連男性三人が時間差で入ってきて繰り広げられる会話は
ずっと競馬。まさにここは皆んなにとってのダベリ場なんでしょうね。好きなこと喋れる相手がいるなら、足しげく通いますよ。
しかも昭和のあの頃から時間が止まったようなこの雰囲気。憩いのひと時が過ごせます。
武蔵小路沿いのビル1階
下通りアーケードドンキホーテとジャンカラの間を曲がった道が「武蔵小路」。
写真右に「武蔵ビル」ってありますよね、そのビルの1階です。
この看板が目印。
街の隠れ家、珈琲院。使ってる豆は、熊本の老舗珈琲店「まる美味屋コーヒー」てとこもツボ。
もうひとつツボなのは、写真撮れなかったけど、今だに黒電話使ってるってとこ。
珈琲院(カフェイン)
場所 | 〒860-0807 熊本県熊本市中央区下通1-6-4 |
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営業時間 | 10時〜19時(休:日・祝) |
電話番号 | 096-322-0080 |
ライター紹介
伊藤
演劇の先生やったり、アニソンやメタルのDJやったり、バンドやったり、サブカル好き思春期48歳独身。健康診断で中性脂肪が赤信号だったので、たまにジョギングすることにした。やっぱり犬が好き。
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