大津町の銘菓“銅銭糖”のミニミュージアム&カフェが2月20日〜25日まで開催!
公開日: 2018.02.17
ライター:肥後ジャーナルライター大津町には古くから伝わる郷土のお菓子「銅銭糖」というものがあります。
熊本の大津町から発祥したこの「銅銭糖」は、誕生から150年の歴史を持つ郷土菓子のひとつで、旅人が財布代わりに銅銭の穴に紐を通して持ち歩くフォルムからヒントと得て、落雁とあんこを用いて作られた和菓子になります!
私もお土産などで何度か頂いて食べたことがありますが、上品な甘さでお茶受けとしては最高の和菓子です!
銅銭ってほら!あの「銭形平次」が逃げる犯人に向けてぴゅい!って投げるじゃん!
なんすか?「銭形平次」って?
大津町では、かつて郷土菓子の生産も盛んで、20店舗以上の専門店が立ち並んでいたそうですが、それも現在は僅か3店舗にまで激減しているそうです。
そんな大津町の銘菓の危機的状態を少しでも救済すべく立ち上がったのが、熊本県立大学・丸山研究室の方々。
その学生達が「TEAM DOSENTO」を結成し、銅銭糖の認知向上や活性化を目指して活動を行っています。
そのPR活動のひとつとして行われる企画が「銅銭糖ミニミュージアム&カフェ」です!
銅銭糖を楽しめるカフェを限定オープン
※写真はイメージです。
古き良き銅銭糖を活かしながら、学生目線で“今風に仕上げた”新しいスイーツなどを提案するカフェ!
今回は、現存する専門店3店舗も協力の元、銅銭糖でも3店それぞれの違う味わいをうまく活かしつつ、独自性の高いオリジナルスイーツに仕上げているようです。現存3店舗の銅銭糖が一同に皿に盛られたスイーツもあるというのは、まさにこの機会がなければ実現しなかったことでしょう。
他にも、大津町のカフェ・お茶屋さんお協力を得て、銅銭糖を活かしたブレンドコーヒーや、日本茶、紅茶などのスペシャルドリンクの提供もあるそうです!
更には器にもこだわり、大津町の陶芸家が作った「銅銭糖カフェオリジナル皿」まで登場!
銅銭糖の歴史などが紹介されたミニギャラリーを楽しみつつ、改めて銅銭糖の良さにスポットを当てられたイベントですね!
場所は「熊本県伝統工芸館」
引用元:http://kumamoto-kougeikan.jp/
今回の銅銭糖カフェの開催期間は2月20日(火)から25日(日)までの6日間。
カフェ営業時間は10時〜16時(ラストオーダー)。最終日は15時でラスト。
場所は「熊本県伝統工芸館」の1Fになります。
新しい形の学生イベント
若いパワーが中心となり、銅銭糖を支え続けている専門店や、大津町のお店が一致協力しての、銅銭糖をピックアップしたカフェの開催。
最終日の25日には、職人の技が見れる銅銭糖の製造実演も実施されるそうです!
ぜひ銅銭糖カフェに一度楽しんでみてはいかがでしょうか?
銅銭糖ミニミュージアム&カフェ
開催日:2月20日(火)〜2月25日(日)まで。
営業時間:10:00〜16:30(16時ラストオーダー) ※25日は15:30(15時ラストオーダー)
場所:熊本県伝統工芸館1F
住所:熊本県熊本市中央区千葉城町3-35
主催:熊本県立大学・丸山研究室「TEAM DOSENTO」
電話:096-321-6687(熊本県立大学・丸山研究室)
Mail:dousento.project@gmail.com
地図
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