あの名物の起源!本家“水俣”の蜂楽饅頭に行ってきた
目次
世代を問わず愛され続ける蜂楽饅頭。一度行ってみたかった発祥の地“水俣”の本店を訪問!
熊本人であれば、おそらく誰もが一度は食したであろう郷土の大衆和菓子「蜂楽饅頭」。
一般的には「今川焼き」「回転焼き」と呼ばれるものですが、蜂楽饅頭はあんこ以外にも、その名の通り国産蜂蜜をふんだんに使い、今川焼きの中でも特に甘み濃厚で美味しい饅頭に仕上がっています。
一個100円という安さも魅力で、つい当たり前のようにバクバク食っていましたが、一度熊本を離れてみると、あの「蜂楽饅頭」の美味さを改めて実感するという方も多いようです。
蜂楽饅頭の発祥地は“水俣”
蜂楽饅頭といえば、上通りの熊本本店が有名ですが、発祥地は水俣になります。
ホームページの会社概要を見ると、「(有)水俣蜂楽饅頭」が先頭にあり、そのグループ企業として上通りの「熊本蜂楽饅頭」が書かれています。
他にも、博多、鹿児島、宮崎にもグループ会社があり販売しているようです。
元々、養蜂業から始まった会社が、その蜂蜜を使った商品開発の一つとして誕生したのが「蜂楽饅頭」だそうです。
水俣本店に行ってみた!
せっかくですので、「蜂楽饅頭」の原点である水俣本店に行ってみました。建物はコンパクトな印象です。場所は、パチンコ店のコア21水俣店のそばです。
国産純粋の蜂蜜を使用。蜂楽の肝である蜂蜜は、もちろん貴重な国産品です。
あんこを作る小豆は、北海道の厳選された豆を使用!
店内の張り紙です。
やはりあのサイズで一個100円は安い! 一個で昼食くらい済んじゃうレベルですね。
糖質も本来は人の生命に欠かせないものです。それでもなるだけ良質の糖を取りたいですが、それには「蜂楽饅頭」が最適!
蜂楽饅頭の価格表があったので見たのですが、1個100円。50個5000円!
しかも税込100円ですから、ありがたいですね!
しかしこの蜂楽饅頭。黒あんと白あん、皆さんはどっちが好みですか?熊本人は派閥に分かれて大激論となるわけですが。
私は子供の頃は断然黒あんだったのですが、最近になって白あんの甘みが心地よくなってきまして・・。やはりこれも年齢によって味覚の好みも変わるんですね。
饅頭がどんどん作られていきます。私が入店した後も、後から後からお客様がひっきりなしです!
上通り店と同じく、水俣本店も製造過程がオープンに見れます!
途切れないお客様に対応するスタッフも大変。お客様の希望する数と饅頭の製造がなかなか追いつかない!地元の皆さんに本当に愛されているスイーツなのですね!
私は糖質制限中でしたが・・・一瞬解禁!
味のレポートをしなくちゃいけないからね!仕方がないね!しょうがないよね!
この太鼓型のフォルムが別名「太鼓饅頭」とも言われるゆえんです。
見てください!このみっちり詰まった黒アン! それでいて甘すぎない優しい甘さ。
もちろん、見た目も味も上通店と同じです。一般的な作り方は今川焼きとほぼ同じです。
でもこの皮をうまく薄皮で焼き上げるのには、熟練の技が必要なのだそう。
味はもう最高!
食事制限は続ける私にとっては何よりもご馳走でした。もちろん食べたのは一個だけですよ。
地元に半世紀愛され続けた自慢の和スイーツです!
蜂楽饅頭は、水俣に2店舗、熊本市内は例の上通りと鶴屋百貨店内の2店舗、天草にも1店舗あります!
もちろん、基本的に味は熊本も水俣も同じなのですが、やはり“発祥の地”水俣店の蜂楽饅頭は、何か特別感がありますよね!
皆さんも、水俣に寄られた際は本店の蜂楽饅頭を食べてみてはいかがでしょうか?
蜂楽饅頭 水俣本店
営業時間:9:00〜17:00(売切れ次第早期閉店あり)
定休日:火・金
住所:熊本県水俣市旭町2-1-1
電話:0966-63-2673
地図
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