平成初期に流行した人面魚は今どうしているのか調べてみました。
昭和も遠くになりにけり。
そんな言葉が聞こえて久しいですが、気づけば「平成レトロ」なんて言葉まで出てくる始末。
平成なんて一昨日くらいの印象ですが、もう令和も4年なんですよね。そりゃ平成初期のころなんてレトロ扱いされるのも致し方ない。
そこで今回、平成初期に流行した「人面魚」がまだいるのかを調査してみました。
人面魚はどこにおる
人面魚とは、まるで人間の顔をしたかのような魚のこと。1990年(平成2年)に大ブームを巻き起こしました。
ブームだったとは言え、熊本に存在していたかどうかも不明ですがとりあえず「鯉がいそう」という場所を探してみました。
向かったのは熊本市中央区にある「水前寺成趣園」。
肥後細川藩初代忠利公が御茶屋として作事されたのが始まりです。
人面魚を探しにきたのですが、白いすっぽんもいるのなら見たい。
目の前には大きな池。この中に人面魚や白いスッポンがいると思うとワクワクが止まりません。
鯉がこんだけいるのならきっと人面魚の1匹や2匹いるはず。
うーーーん… 人面魚っぽく見えるような見えないような…
鯉を懸命に見ようとすればするほど鳩がめちゃくちゃ邪魔してきます。負けずと移動しながら見ていきましょう。
いやーそれにしても水がキレイ。
底もよく見えなと凝視していたところ…
白くはないスッポン登場。めっちゃ強い意志をもってこっちに近寄ってきます。
わざわざ陸上に顔まで出し「我ここに有り」感を出してくれました。白いスッポンばかり注目されているので、アピール強めでないと餌にありつけないのかもしれません。
残念ながら餌を持っていなかったので、主張強めな普通のスッポンは、ただ人間と目があっただけという羽目に。
ごめんねスッポン…と、視線を横に向けたところ
また新たな生物が、何か主張があるように近づいてきました。
ちょっとゴマちゃんにも見える。まさか。
まさか?え?
間違いない。人面魚だ。
スッと現れてスッと消えていった人面魚。
なんと一瞬。人面魚も餌を持っていない人間には興味がないようです。
ちなみに園内を2周ほどしましたが、白いスッポンとは出会うことができませんでした。
【水前寺成趣園】
〒862-0956 熊本県熊本市中央区水前寺公園8−1
阿蘇にある人面石
「きっと他にも県内に人面のようなものがあるはずだ」と信じ、魚以外でヒトに見えるものがないのか探してみました。
最初にヒットしたのは、阿蘇にある人面岩。
お分かりでしょうか。それではもう少しアップにしてみましょう。
人の顔というより
仮面…?
仮面をつけた人に見えますが、それはきっと今、BLEACHという漫画を読んでいるからそう見えるのかもしれません。
似てません?BLEACHで一護が虚化するときのあの仮面。
いっそのこと「BLEACHの聖地」とかすればいいのに。
ちなみに観光スポットではないので、駐車場はありません。運転中に突然現れる、それが阿蘇の人面岩。そのため路肩に一時車を停めて安全な場所で見ることをおすすめします。
【人面岩】
熊本県阿蘇市一の宮町坂梨
産山村にいるコブじいさん
続いてやってきたのは阿蘇郡産山村。
平川阿蘇神社に、なにやら「こぶじいさん」がいるとの情報。早速入ってみましょう。
とても手入れされた境内。さてどこだとウロウロしていたところ、これまた突然現れました。
ご覧ください。
おじいちゃん!!!!!
正面から見てもおじいちゃん!
明らかに木のコブなのにおじいちゃん…。これぞ本当のこぶじいさんやん!!
こぶじいさんは、守り神様なんですって。
「なんかいいことがありますように」と雑なお願いをしてきました。
【平川阿蘇神社】
〒869-2703 熊本県阿蘇郡産山村
意外とあったわ。
探してみると熊本県内にも結構ありました。
ぜひお休みの日を活用し、県内の人面探しをされてみてはいかがでしょうか。案外楽しかったですよ。
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