*
とじる
*
とじる
*
とじる

熊本のワインで有名な「菊鹿シャルドネ」ってご存知ですか?

数々の賞を受賞し、有名マンガに取り上げられたこともある、熊本でイチから作られている、熊本の誇る一流ワインです。

そんな「菊鹿シャルドネ」を製造から販売までされているのが、1999年創業の熊本ワイン株式会社

ワインが造られるのは一年で今の時期だけなんだそう。ちなみに熊本市内のワイナリーは、ここだけです!

なんと今回はその様子を見学させていただけるとのことで、取材へ行ってきました!


ヨーロッパを感じるおしゃれな建物へ

場所は、北区のフードパル熊本内です。

南ヨーロッパの建物を目指されたらしく、目を惹きます。

一般の方は入れない熊本ワインの醸造場へ

早速やって来ました醸造場。醸造場とは、めちゃくちゃ簡単に言うとワインを作るところです。

永田さん

初めまして、販売部部長の永田です。今日はワイン造りの様子をご案内させていただきます!

しゅん

こんにちは!「菊鹿シャルドネ」が造られているのも、この醸造場なんですよね?貴重なワイン造りの見学、楽しみにしてました!

永田さん

こちらは通常は、一般の方へはお見せしていないんですよ。

ワイン造りは少し珍しいかもしれませんが、今日は見て楽しんでください!

まずは、葡萄の用意されている場所へ案内してもらいました。こちらの葡萄、全て熊本で収穫している葡萄です!

葡萄が一杯!なんと今回特別に食べさせて頂けるとのこと。

同行していた伊藤さんに食べてもらったところ「普段食べる葡萄よりも、しっかりとした味がついてて美味しい」とのこと。

そのたくさんの葡萄たちを、一気に機械へ入れていきます。

まずは、この膨大な量の葡萄の実と房を分けていくそう。ちなみに、一度で8,000kgを仕込むこともあるとのこと。

その8,000kgがどの位かと言うと、果汁で6,000ℓ程、本数で8,000本程らしいです!

この写真でわかるでしょうか?分けられるスピードめちゃくちゃ早え。

コレ全部、分けられた房なんです!

さっきの葡萄が最初にここに来るまで、わずか3分足らず。実の方は、プレス機で優しく絞られて果汁に!

永田さん

この果汁は分かりやすくいえば、100パーセントの葡萄ジュースなんです。

あっという間に、また次の葡萄たちを振り分け、同じ工程を繰り返していました。

永田さん

葡萄ジュースの状態でも美味しそうですが、ここからワインにするため、こちらのタンクへ入れて発酵させるんですよ。

しゅん

タンクもめちゃくちゃでけぇ…。伊藤さんに並んでもらったけど、高さだけでも倍以上。

ちなみにこのでっかいタンク、たくさん並んでいます。

上から見るとこんな感じ。

ワイン造り見れるの?見てみたい!と軽い気持ちで来ましたが、規模感の大きさに驚きです。

木樽の並ぶ貯蔵庫へ

醸造場を見学させて頂いただけでも大変貴重な体験だったのですが、なんと貯蔵庫まで案内してもらうことに!

こちらも一般の方は入れない場所です。貯蔵庫へ入ると、樽の心地よい香りが漂ってきました。

すごい数の樽です。

あまりの樽の多さに、圧倒されてしまいました。

永田さん

室内は16〜18度で、室温と湿度は年中管理しています。

しゅん

今の時期だと、少しひんやりとして気持ち良いですね。

貯蔵庫を見学していると、なにか見慣れぬ作業をしている方がいらっしゃいました。

どうや、こちらは“醸し(かもし)”と呼ばれる作業とのこと。

永田さん

この“醸し(かもし)”は、果皮・果肉・種子などを果汁と共に漬け込む作業の事を指します。

今日はたまたま作業中でしたが、丁度良かったのでこちらも見て行って下さい!

漬け込んだ後はこんな感じ。ダイブしてみたい。

醸し時間によって色合いや味わいは異なってくるとのこと。赤ワインは醸すことで、色鮮やかな赤になるようです。

しゅん

室温も調節されていて、葡萄や樽の香り漂う貯蔵庫はめちゃくちゃ快適。なんならここで記事書きたい。

昨年リニューアルされたばかりの直売所へ

ワイン造りの工程を見せていただいた後は、直売所へお邪魔しました。

高い天井と広々とした店内は、落ち着いた空間です。

綺麗にディスプレイされたワインは、見ているだけでも楽しめますね。

こちらの試飲コーナーは、どこかお洒落なバーの様。

ワインだけでなく、ワインに合う食べ物やグッズも揃えられています。贈り物を探しに来られる方も多いんだとか。

昨年11月にリニューアルオープンされたらしく、清潔感のある店内でした!

ワインの良さを更に広めるために

今回なぜ醸造場の取材をさせてもらえたのか?熊本ワイン様のことについて、販売部部長の永田様にお話を聞かせていただきました。

しゅん

ワイン造りをされている醸造場は、通常一般の方は見学できないとのことですが、なぜ今回取材させていただけたのでしょうか?

永田さん

一般の方にもワインを身近に感じて頂きたく、取材してもらいました。

今の時期だけのワイン造りを、肥後ジャーナルさんを通して見て貰って、より多くの人に興味を持って頂ければと思っています!

しゅん

昨年直営店もリニューアルされたばかりとお聞きしましたが、具体的にはどのように変わったのでしょうか?

永田さん

団体のお客様向けだった店舗のレイアウトを、個人のお客様向けのレイアウトに変更しました。

それに伴って、ワインに合う食材やグッズは以前よりも充実しています!

しゅん

商品も充実していますし、店内もお洒落ですよね。試飲カウンターは高級店のバーみたいでテンション上がりました。

商品でも菊鹿シャルドネなんて、たくさんの賞を受賞してて、熊本の代表的なワインですよね。

永田さん

そう言ってもらえると光栄です。でも、最初の頃は熊本でワインを造っていることすら知られていなくて…

それが徐々に賞などを受賞して、みなさんに知っていただける様になりました。

熊本ワインでは、山鹿市菊鹿町のシャルドネをはじめ、熊本市や玉名市など県内の葡萄を中心に、熊本で造り続けることで、熊本の土地や気候や食文化と共に、更に熊本の人に愛されるワインになるように頑張っていきます。

これからも、熊本から世界に通じるワインを目指していきます!!

しゅん

ワインへ対する思いが熱い!

だからこそ、美味しいワインができているんですね!

熊本ワインさんでは、すごく熱い思いまで聞けました。

直売所では菊鹿シャルドネを始め、様々なワインが揃えられていますので、ぜひお確かめを。

また、オンラインショップも充実していますので、こちらも要チェックです。

皆様も、熊本で作られる熊本のワインを日常に添えられてみては?

熊本ワイン株式会社

所在地

熊本県熊本市北区和泉町字三ッ塚168-17

営業時間

10:00~17:00

定休日

水曜日

HP

kumamotowine

オンラインショップ

kumamotowineonline

Facebook

kumamotowine/facebook

Instagram

Kumamotowine/instagram

公式LINE

kumamotowine.line

電話番号 096-275-2277

ライター紹介

肥後ジャーナルライター

肥後ジャーナルライター

肥後ジャーナルらしいコンテンツをどんどん発信していきます!!!

このライターが書いた他の記事

熊本を拠点に販売中!環境に配慮したデニムリメイクファッション「CALINA.」

2024.03.05

【益城町】フライト直前のお寿司には愛が詰まっていた【阿蘇くまもと空港】

2023.11.01

肥後ジャーナルをSNSでフォローする

肥後ジャーナル 編集部のおすすめ記事

PUBLIC RELATIONS

肥後ジャーナルをLINE@で友達追加!

右のQRコードをスマートフォンのカメラで読み込んで、肥後ジャーナルを LINE@で友達追加していただいた方には、新しく更新された記事をお知らせします。

肥後ジャーナルを LINE@で友達追加していただいた方には、新しく更新された記事をお知らせします。

qrコード

ID:@higojournal