カワイイもの大好き！ライター言です！

そんなワタクシの元に「可愛すぎる巻き寿司がある」という情報が入って参りました。

あまり巻き寿司に可愛さを求めたことはありませんが、これは調査するしかない！と早速探しに行ってきました！

ネコにウサギ！？可愛いすぎる巻き寿司

やってきたのは菊陽町にある「さんふれあ菊陽」

温泉施設や物産館などの複合施設です。

早速物産館のお弁当コーナーに行ってみると…

あった…！噂のやつ…！

おお…！？

ネコにウサギ！？！

見た目も味も！芸が細かい！

というわけで早速購入しました。

巻寿司　480円

にゃんとも可愛い…！！！

たまごの部分がネコさんになっております。

助六　470円

こちらはウサギさんです！

顔の部分はゴマで再現してあります。

ひとつひとつ並べておられるそうで、細かい作業が苦手なワタクシは2秒で発狂しそう…

いなり寿司もカラフルで可愛らしい…！

助六　450円

そしてこちらはハートになっています。

これは確かに可愛すぎる…！

しかし「巻き寿司」に求められるのはやはりおいしさです。

お味の方も確かめてみたいと思います。

いただきま〜す！

いや、めちゃくちゃ美味しいんかい！

と冗談抜きで思わずツッコミを入れてしまいました。

お野菜一つ一つにしっかりとしたお味がついていて、それでいて喧嘩せずに調和されています。

“可愛さ”を形成しているたまごにも酢飯や他の具材にマッチした味付け。

個人的にですが、失礼ながら巻き寿司はおまけみたいに考えてしまっていた人間なので、

巻き寿司ってこんなに美味しいっけ…と本当に感動しました。

続いてはいなり寿司をいただきます！

もうね、口に入れた瞬間にじゅわ〜っとお出汁が溢れてきて、…多分ね脳で幸せ物質みたいなのが出てきた感じがしました。

食べれば食べるほど、芸の細かさを感じます。

見た目ももちろんそうですが、味も半端なく凝ってある…！

感動のあまりお電話しました。

可愛すぎる上に美味しすぎたので、作られている「みえこ工房」さんにお電話してお話をお聞きしました！

実は「2代目」なのだという奥様。

平成8年頃「みえこさん」はお友達と菊陽町のビニールハウスで野菜やそれぞれの得意なものを作って販売されていたそうで

みえこさんは、みえこさんのお母様の味である「巻き寿司」を作られていたのだそう。

しかし、病気をきっかけに巻き寿司を作ることが困難になってしまった所

「あの味を食べたい」というお客様の声もあり、何よりも母の味を残したい！と息子さんご夫婦が2代目を引き継いだのだそうです。

当初は入院されているみえこさんの病室へ巻き寿司を持っていき、味のチェックをしてもらったり細かいレシピを指導され

5、6年は味の再現のための試行錯誤の日々だったそう。

それを経て、ようやく昔からのお客様に「お母さんの味になってきたね」と認められ始めたのだそうです。

カワイイ巻き寿司を作り始めたきっかけは、この味を知って欲しい！という思いで

どうにか手に取ってもらえないかと考えた結果、当時流行っていた「キャラ弁」から着想を得て作り始めたそうです。

ネコ巻き寿司は居着いたネコを見て、思いついたのだそう。

しかし当時は「食べ物で遊ぶな」とお叱りの声を受けたり「どうせ見た目だけでしょ」と厳しい声もあったのだとか。

ですが、コロナ禍真っ只中の際「カワイイお寿司でおうち時間が楽しくなりました」という声を頂き

楽しんでくれる人もいるなら続けよう…！と今に至るのだそうです。

今は店舗はなく、「さんふれあ菊陽」や「きくちのまんま菊陽店」やマルシェなどで販売されているそうです。

「夫婦2人でやっているので急な対応や大量生産はできませんが今後はイベント出店や取扱店を増やしていくことも考え中です…！」　とのこと！

販売情報はInstagramをチェックやDMでお問い合わせしてくださいとのことでした！

見た目だけじゃない「巻き寿司」是非、ご賞味ください！

みえこ工房