2023年7月15日(土)。この日、7年ぶりに南阿蘇鉄道が全開通しました。
実は南阿蘇鉄道に乗ったことがなかったので、これは良いチャンス。
早速、乗ってみましょう!
南阿蘇鉄道に乗ろう!
まずはJR豊肥本線の立野駅から南阿蘇鉄道に乗り換えます。
…ちなみに、立野駅に行くまでの乗り換えを肥後大津駅で間違えて、原水駅まで1マス戻ってしまいました。肥後大津駅はホームが3つあるので、皆さまもお乗り間違えにはお気を付けください…!
気を取り直して立野駅にたどり着きました。
綺麗な駅ですね…!建て替え前はレトロな雰囲気の駅舎だったようですが、スタイリッシュに生まれ変わりました。
今回乗る列車は二両編成。こちらの車両は全開通前から使っていたようで、電車の床にも開通を願うマークが描かれています。
景観と共に車掌さんのアナウンスが流れていきます。
「立野ダムを通過します」
「一番の見どころの、第一白川橋梁です」
「遠くの方に阿蘇大橋が見えますね」
「美味しいかき氷屋さん。これからの季節にピッタリですよ」
…なにやら、やけに親切な車内アナウンス。
実はこちらのアナウンス、録音ではなくリアルタイムで話されているんです。
その時その時で催されているイベントなどでも内容が変わるので、その日その日の臨場感溢れるアナウンスもお楽しみください!
窓の外には、駅毎に垂れ幕が飾ってあり、ホームから電車に向かって手を振って下さる方もいらっしゃいました。多くの人が開通を喜んでいる様子が伝わってきます。
南阿蘇って、風景が最高なんですよねぇ…
高森から立野まで乗っても9駅1時間ほどの短い路線。南阿蘇の風景に見とれていると、あっという間です。
開通記念イベント開催中
今回は全行程の中程にある「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」で降車しました。アナウンスなどでは「白水高原駅」と呼ばれているほどの、長い駅名が有名です。
この連休は全線開通を祝して各駅舎で本当に沢山のイベントが行われており、こちらの駅でも映画の上映会、ポップアップマルシェなどのイベントを開催していました。
駅が閉まっている間も週末にはお店を開けていた「ひなた文庫」さんも、元気に開通を祝ってくださいました!
ちなみにひなた文庫さんがデザインされたこちらの南阿蘇鉄道BOX。
白水高原駅ではポーチやお茶が入っていますが、なんと駅毎にパッケージに印刷されている駅名や電車、中身も全部違うのだとか。これは全駅コンプリートしたくなっちゃいますね…?!(白水高原駅では1,500円ですが、各駅によって異なります。各駅限定、完売次第終了です)
満点の空、星降る夜
夕立後と共に美しく夕暮れ、その後に空を埋め尽くす満点の星が南阿蘇の夜を彩ります。
写真にはうまく映らなかった星降る夜空、澄んだ虫の声、溢れる水の流れる音。それらを是非、実際に体験しに南阿蘇へおいで下さい。
…ただし、星に見とれて乗り遅れないよう、終電(21時台)にはお気を付けくださいね!
南阿蘇鉄道株式会社
本社所在地 | 熊本県阿蘇郡高森町大字高森1537番地2 |
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