阿蘇といえば「あか牛」のイメージが強いですが、阿蘇地方在住の友人に聞いてみたら「あか牛も良いけど地鶏を食べてほしい!!!!!」と、ものすごく地鶏を推されたので「炭焼地鶏の店 らくだ山」に行くことに。訪れたら、巨大で秘伝のタレに漬け込んだジュージー地鶏肉に完敗でした。本当に美味しいものを食べたら人って無言になるんです…。
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阿蘇郡高森町の森の中に隠れている「炭焼地鶏の店 らくだ山」
熊本市内から、映画キン◯ダムのロケ地にもなったらしい道を通り、山道を進むと、森の中に隠れたお店の前には多くの車が停まっています。
お店の前にも多くの人が! これは期待が高まります。ちなみにこの時点で、約1時間待ちを言い渡されました。めちゃくちゃ人気…。
待っている間に店内をチラッと覗けば、真ん中に大きい囲炉裏が!!! 古民家の店内には、燻製のような香りと煙が漂っています。
地鶏を囲炉裏で焼いていきます
通された席は、小さな囲炉裏の前。自分で地鶏を焼いていくそうです。
メニューは炭焼き地鶏の店なので、もちろん地鶏オンリー。定食にして注文すると、すぐ運ばれてきましたが…。
超巨大皿。これで3人前。いや、多いよね。
一つの大きさはこれくらい。大きい。
定食には、野菜盛り合わせが付いてくるので、一緒にじっくり焼いていきます。室内BBQのようになってきました。モクモク煙の香りが食欲をそそります。
しかし、鶏肉って焼くのに時間がかかりますよね。お店に入る前も待てたから大丈夫だと言い聞かせ、焼けるのをじーっと待ちます。
焼けたら、一つひとつが大き過ぎるので、食べやすいようにキッチンバサミで切ります。この時に面倒くさがって、切らずに一口で食べようとすると、噛めずにしゃべることができません。必ず切りましょう。
これが秘伝のタレに漬け込まれた炭焼地鶏!
たっぷりのタレに漬け込まれた地鶏!じっくり焼いたので皮はパリッパリ、中はめちゃくちゃ身が引き締まってジューシー!!
食べては焼いて、ひたすら無言で食べ続け。一口サイズに切っても、甘辛いタレと弾力があるお肉が口の中を支配します。味の感想を言い合いたかったのですが、諦めました。
だって、無言でモクモクと食べちゃうんです。人間、本当に美味しいものを食べたら「おいしいーーーー!!」なんて言えません。無言か、笑うかです。
焼いた地鶏はお持ち帰りもできます。フライパンで焼くのとは大違いだそうで、常連の方は多く頼んで絶対焼いてから帰るそうです。
特製のにんにく醤油と混ぜた卵かけご飯も
定食には新鮮な生卵も付いてくるので、お店特製のにんにく醤油とガーーーッ!とかき混ぜていただきます。
常連さんは
こんなことまでしちゃうそうです。ちょっと濃い目の甘辛タレに合わないはずがない!!!
予約不可の地元民に愛されるお店でした
定食には、味噌汁、お漬物、あわご飯まで付いてきて、田舎ご飯が堪能できます。温かいお味噌汁最高。
自慢の地鶏は、なんと放し飼いで育てられているそう! 身が引き締まっているのは放し飼いだったからなのか…。
食べた後は身体中からお肉を焼いた香りが漂うので、レジに置かれた消臭スプレーをかけることをおすすめします。
地元民に愛される「炭焼地鶏の店 らくだ山」。事前予約ができないので、お早めに!今まで知らなかったのが残念…。20時まで開いているので、1日であか牛と地鶏を制覇しても良いかもしれません。無言になっても御構いなしで味を楽しみたいお店でした!
炭焼地鶏の店 らくだ山
営業時間 | 平 日 : 11:00〜20:00(19時最終入店) |
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定休日 | 水曜日 |
住所 | 〒869-1602 熊本県阿蘇郡高森町高森2693-4 |
電話番号 | 0967-62-0084 |
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