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あえて天草で自家製粉・石臼挽きの蕎麦を食らうという贅沢「苓州屋」

ライター:ちえ ちえ
キーワード:

天草にドライブと言ったら、「ランチは海鮮丼!」と相場は決まっているものだろうと、今までずっと思っていました。しかし、肥後ジャーナルライター仲間の東海林メアリーさんから、「ちえさん、天草に美味しいお蕎麦屋があるんですよ」との情報が…。

お蕎麦といったら、阿蘇のイメージでしたが、あえて天草でお蕎麦…!?ちょっと不思議に思いながら行ってみたら、それはもう、おいしいお蕎麦にありつけました!


天草で本格蕎麦が味わえるお店

こちらが天草市にある蕎麦処「苓州屋」です。広い駐車場がありましたが満車で、13時半ごろ行ったのにも関わらず、店内は満席という盛況っぷり!

古民家を利用した店内は、畳の上にイス・テーブルがあり、足腰に不安があるご年配の方も安心です。

お庭のある窓側の席も趣があり、ゆっくりと蕎麦を味わうのにふさわしい雰囲気です。

料理が来る前に、そば茶と揚げ蕎麦が楽しめるのも、ありがたい気配り…

石臼挽きの香り高い蕎麦に舌鼓

豊富なメニューの中から、天とろランチを頼んでみました。

石臼挽きの本格蕎麦に、とろろご飯、そば粥、天ぷらに岡ひじきの小鉢までついて、税込1,120円と、とってもお得です!

天ぷらの海老なども具材が大きく、お値段以上のクオリティ!

別メニューで使われているキス天は、地元の漁師さんから直接仕入れた魚が使われており、鮮度抜群です。

蕎麦は、大将の地元という宮地岳町で作られているもので、毎朝、お店の裏にある石臼で挽かれています。「挽きたて・打ちたて・茹でたての3たてにこだわられているという蕎麦は、食べてみると、香りと歯触りがよく、絶品!ミシュランに掲載されたのも納得のおいしさです。

また、つゆには、生産高日本一という牛深の雑節が使われており、とことん天草にこだわったお蕎麦が味わえます。本枯れの鰹や、サバなどの雑節でとられただしが、蕎麦の味を引き立てます。

とろろ丼や、そば粥も、だしがとても上品で、一口ずつ、大切に味わいたくなる美味しさでした!

7月からはあの豪華食材が…!

そして今月からは、あの高級食材と蕎麦のコラボ商品をいただくことができます。

うに丼にうに蕎麦、うに寿司などがセットになった、天草ウニ御膳!

こちらのお店では、3月~5月まではムラサキうに、7月~9月までは赤うにを食すことができますが、赤うにの方が、より濃厚で甘いとのこと。価格は時価となっており、入荷の関係もあるため、予約をお願いいたします。

小国の名店「戸無のそば屋」で修行されたという大将(お客様作の、ご本人そっくりのかかしとツーショット)が打つ蕎麦と、天草ならではの新鮮なうにとのコラボメニュー、食べない手はありません!

また、長崎・小浜と並び、日本三大ちゃんぽんと呼ばれている「天草ちゃんぽん」の麺とスープのセットも販売されています。

麺を購入して、海老をわんさか入れて、家で作ってみましたが、こちらも抜かりない美味しさ!

蕎麦やつゆだけでなく、通嗣島の天日塩や、手作りの柚子胡椒など、調味料まで徹底的にこだわられており、すべてにおいて本物をいただける、本格派のお蕎麦屋さんでした!

天草蕎麦処 苓州屋

営業時間

昼/11:00~15:00(Lo14:30)

夜/17:00~21:00(Lo20:30)

※夜の営業については、お問い合わせをお願いします。

定休日

月曜日夜、火曜日

駐車場

あり

電話番号 0969-22-9966

ライター紹介

ちえ

ちえ

熊本の人、温泉、自然、グルメ(&お酒)をこよなく愛する30代。好奇心旺盛な行動派で、自称「アクティブガール」ですが、もうガールと呼べる年齢でもないという悲しさ・・・軽いフットワークと、あふれるバイタリティーで、人生謳歌中です。

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