「熊本地震」の“前震”の翌日から発足した「熊本県災害ボランティアセンター」が一旦その役割を終えます。
引用元:https://www.facebook.com/kumashakyo/
「熊本県社会福祉協議会」からの発表によると、平成30年5月31日をもって「熊本県災害ボランティアセンター」が閉所することになったそうです。
すでに各市町村単位での「災害ボランティアセンター」は、今年3月末をもって全て閉所されており、その後処理などで熊本県のセンターだけ運営していましたが、5月末に終了となるようです。
今後の活動は、また新たな災害が発生しない限りは「熊本県社会福祉協議会」本体内の活動として進められていくそうです。
熊本地震から2年以上、まだ復旧・復興はこれから!という地域も少なくは無いかとは思いますが、全国からたくさんのボランティアを受け入れてきた「熊本県災害ボランティアセンター」の閉所は、熊本地震からの一つの区切りとなります。
関わったボランティアの皆さまの数は、「のべ12万人」
熊本地震前震の翌日からスタートしたボランティアセンター。「熊本県社会福祉協議会」が公表しているボランティア活動者数は、4月18日(月)に一番最初のボランティア受け入れが始まり、17名を受け入れています。翌日19日には175名となり、その4日後の23日には2663名と急増しています。
そして4月30日(土)には、統計上1日最大数の3402名を記録。4月半ばの震災発生で、その月末には、3000名を超えるボランティアの皆さまが全国から集まり、復旧を手助けしてくださいました。
記載によるとボランティアの受け入れは、なんと今年の3月3日までおこなわれており、その日は6名のボランティア活動数。
一番最初の28年4月18日から、30年3月3日までのボランティアののべ数でいうと、120516名。実に12万人がボランティアとして関わってくださりました。
まだまだ、復興完了までは道半ば。ボランティアに携わってくださった方々はもちろん、応援してくださった皆さまに感謝しつつ、熊本に住む私達も頑張っていきましょう!
ライター紹介
肥後ジャーナルライター
肥後ジャーナルらしいコンテンツをどんどん発信していきます!!!
記事シェア