やきいもとかき氷ののぼりが目立つお店「さくらや」は、戸惑うほど突っ込みどころが満載のお店でした。
だって、まずは店主を探すところから始まるんです…。
店主をうまく探すためには
合志市合生にある「さくらや」ですが、現在のところ、店名の書かれた看板は立っておりません。
その代わり、「やきいも」と「かき氷」ののぼりがパタパタと揺れているので、こちらを目印にしてください。営業中の場合は、営業中の看板上のランプが点灯しており、大音量で演歌が流れています。近くを通る際は、窓を開けて、注意深く耳をすましていれば分かるかと思います。辻久保簡易郵便局の横です。
店主は、こちらのトラックがあれば敷地内のどこかにいるそうです。
店主がすぐに見当たらない場合は、お手数ですが探してください!
もっとも店主を見つけられる可能性が高い場所はこの敷地の左側にある、リョーユーパンと書いてある大きなコンテナだそう。
発見!!
こんな感じでいらっしゃいます。それか、お昼寝していることもありますのでそっと起こしてください。
コンテナの中にいない場合は、お店の裏の畑で草取りしているか、自転車でウロンコロンしているそうなので、店主の携帯まで直接電話してくださいとのこと。
!!!
このビックリマーク(ii)にびっくりしましたが、「あー、みんなは点を下に書くとだろ?」と笑う愉快な店主。
雨にも負けず風にも負けず
一応、店舗はこのスペース。
私が伺う前日、強風でドアが吹き飛んで割れてしまったそう。
今のところ、雨と風に弱そうなお店となっておりますが、がんばっています。
時計はなぜか、狭い店内に同じ向きで2つ取り付けられています。強風が吹いたとき、手前の時計(セブン○レブン…なぜ…)がよく飛ばされてしまうそうで、奥の時計は万が一のための予備時計なのだとか。え、いる?セブンイ○ブンの。
肝心の「やきいも」と「かき氷」は?
やきいもは敷地内で焼いています。常にあるわけではないらしいので、お忙しい場合は電話で注文を。
店主は「ほら、見ってーん!こーんなに湯気がでて熱そうでしょうが~」と言っていましたが、わたしには湯気は見えませんでした…目の錯覚!?
そしてかき氷は、残念ながら食べられなかったので分かりません…。すみません!
やきいもは1グラム1円、かき氷はひとつ100円だそうです。
半分に切ったドラム缶に薪を入れて、煙突を立てて、
こちらのお芋を入れて、
じっくりと焼くそうです。
仕上げは、ガスを用いて作るというこちらの機械の中に入れて焼くのだとか。
やきいもが焼き上がるまでは1時間半ほどかかるらしく、じっくりと作っているみたいです。
手作り感が満載のお店
テーブルは店主の手作り。
重ねたコンテナの上に荷造り用のシートをかけています。
というより、すべてにおいて、手作り感が満載のお店です!
ベンチの上の置物は、店主いわく「魔よけの猫の置き物」だそうです。猫なんですかね…
ところどころが欠けている、福を呼び込むという猿の置き物。
ベンチの下にある箱では、現在カボチャの苗づくりをしています。カボチャは種を冷やすといいと聞いたらしく、冷凍庫に入れて種を冬眠させたら、、、腐ったかもしれないそうで、たぶん失敗作とのことです。
「なんでも勉強!これも失敗のもと!」とおっしゃっていましたが、、、もしかしたら「失敗は成功のもと」という意味だったのでしょうか…!?
なにやら店主は、カラオケ大使のようです!
歌っていたら、途中から雨が降り始め、その後は大雨へと発展しました。(嵐を呼ぶ男)
2018年12月にオープンした「さくらや」ですが、店主いわく「世界で2番目に美味しくないお店」だそうです。(汗)
いろいろと謎なお店ですが、興味がある方は、立ち寄ってみてください!
さくらや
営業時間 | 10:00~17:00 |
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定休日 | 不定休 |
駐車場 | 10台 |
場所 | 辻久保簡易郵便局の横 |
電話番号 | 080-4694-6232 |
ここの隣です。
ライター紹介
かなこ
経営情報誌の記者、業界新聞の営業を経験した後、一般事務職、専業主婦を経て現在に至る。 長いこと東京に住んでいたが、やっぱり熊本が好きで戻ってきた、二児のママライター。 好奇心旺盛な行動派。趣味はドライブと温泉。
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