オーガニックランチと天空のブランコで心も体も元気になる!御船の「そらのもり」
公開日: 2020.03.23
ライター:ちえどんなに世の中が大変な時でも、陽は毎日のぼり、桜は咲き、子どもたちは駆け回る…。
毎週火曜日だけ、御船の山の中で営業されている「そらのもり」は、そんな平和で幸せな、当たり前の喜びを感じさせてくれる空間です。自然の恵みに感謝し、身も心もリフレッシュできる、最高に気持ちの良い場所でした!
自給自足の生活を
御船町大字七滝にある「オーガニックカフェ そらのもり」は、毎週火曜日だけオープンするお店です。
国道445号線にあるこちらの看板から、坂道を上がっていくとお店があります。
なんとお店の建物は、経営されている緒方さんのお父様の手作り!
こちらのカフェだけでなく、ご自宅まで自分で建てられたというお父様は、48年前に自給自足を目指して脱サラし、この地に移住して、有機農業を始められたそうです。
お店の角に、暖炉のようなものがあったので伺ってみると…
こちらはロケットストーブと呼ばれるもので、こちらもお父様の手作り。構造が独特で、燃料は通常の薪ストーブの10分の1で済むそうです。
天井には風船もあって、子どもは大喜び!なんだかほっこりあたたかい気持ちになれる、おうちのような空間です。
心と体にしみるオーガニックランチ
ランチは1,000円のプレートランチとなっており、この日のメニューがこちら!
とにかくメニューがぎっしりで、野菜たっぷり!
香りが良くておいしい玄米はおかわり自由で、スープも、人参や椎茸などもたくさん入っていて、具だくさんです!
大きな里芋コロッケを中心に、おかずはぎっしり!
食べてみると、里芋コロッケは、まるでクリームコロッケのように、とろとろクリーミー!ちんげん菜と菜の花のごま和えは、さっぱりとさわやかな春の味で、人参のラぺもシャキッと美味!ベーコンまで自家製というジャーマンポテトも、ほろ苦いふきのとうみそも、もうなにもかもおいしくて、食べる度に幸せが波のように畳みかけてきます。
調理を担当されている緒方明子さんにお伺いすると、お米や野菜はすべてオーガニック!農園でとれる旬の野菜で、作りたい料理を作られているそうです。明子さんは5人兄弟で、お父様をはじめ、お兄様夫婦やお姉様など、ご家族で農業に励まれており、おがた農園で作られる野菜は、年間60種ほどになるそうです。
おいしいスイーツや無添加のパンも
ランチのほか、スイーツとドリンクのセット(通常500円・食事した方は250円)もあります。
この日のデザートはティラミス風シフォンケーキで、ドリンクは自家製シロップのホットジンジャーをいただいてみました。シフォンケーキに使用されている卵は、餌になる大豆から無農薬!クリームは水切りヨーグルトと生クリームを混ぜたという、さっぱりとしたクリームで、こちらもおいしくて、至福のひとときが楽しめました。
店内には、PORCOさんの無添加手作りパンも置いてあったので、こちらも購入!ランチと一緒に、スイーツやパンも楽しめます。
森には天空のブランコ!
食後に緒方家の子どもたちに、「こっちにブランコがあるんだよー」と案内され、森の小道をのぼって向かった先にあったのは…
森の中の木の、それはもう高いところからロープが吊るされた、大きな大きな振り子のようなブランコ!
空に向かってこぎだすブランコが、あまりにも気持ちよさそうで、「体重制限大丈夫かなぁ」と心配しながらも、挑戦してみることに。
子どもたちに、「足上げてねー」と言われながら、足を上げ、いざこぎだすと…
ひゃっほ~~~い!こりゃ楽しい!!!
眺めも素晴らしく、自然をめいっぱい体感できる天空のブランコは、それはもう爽快で、気持ちよくて、最高でした!
卵を産んでくれる鶏がいる場所も子どもたちに案内してもらいましたが、鶏たちも広いお庭で楽しそうにしていました。
おいしいオーガニックランチを食べて、明るい太陽のもとで天空のブランコ!自然に囲まれて、思いっきりリフレッシュして、生きている喜びに心も体も満たされ、またパワーがみなぎりました!
オーガニックカフェ そらのもり
営業時間 | 11:30~17:00・18:00頃まで ※できれば予約がおすすめです |
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営業日 | 毎週火曜日 ※4名以上の予約で、火曜日以外のオープンも可能です |
駐車場 | あり |
電話番号 | 096-285-2434 |
ライター紹介
ちえ
熊本の人、温泉、自然、グルメ(&お酒)をこよなく愛する30代。好奇心旺盛な行動派で、自称「アクティブガール」ですが、もうガールと呼べる年齢でもないという悲しさ・・・軽いフットワークと、あふれるバイタリティーで、人生謳歌中です。
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