【閉店】屋内プール&スケートリンク「サンリースポーツパレスアスパ」が2月末を持って閉店
冬はスケート場、夏はプールとして、熊本の多くの人々に親しまれてきた施設「サンリースポーツパレスアスパ」が、2月28日(木)を持って閉店するそうです。
サンリー菊陽と共に営業開始して約30年以上!
1987年に商業施設「菊陽ショッピングプラザ」が開業し、その際「サンリー菊陽寿屋」の隣接施設としてオープンした「サンリースポーツパレスアスパ」約32年に渡り営業していました。
2001年末の寿屋の経営破綻に伴い、アスパもその後一時閉店となりましたが、その後をイオン(当時ジャスコ)が商業施設を引き継いてから、アスパも営業再開。
それ以降は全国でスケートリンクやプールの開業・運営を手がける「加藤商会」という会社が直営で経営を引き継ぎ、イオンは施設を貸し出す形で現在まで至っていたそうです。
施設も30年を数え、確かに老朽化が目立つ部分もありますが、平成の30年間を生き抜いてきた施設でした。
アスパは、入場しなくても3階に上がると無料でリンクを見学できるスペースがあります。
リンクの広さは60m×30mの国際規格を満たしており、フィギュアスケートやスピードスケート、アイスホッケーなどの正式な試合もおこなえます。
開業当時はまさに日本最南端のスケートリンク(現在は沖縄に1つあります)でした。スキーは以前から阿蘇で体験できる場所はありましたが、その当時はここで初めてスケートをやったという方も少なくなかったことでしょう。
ですので開業当時は相当賑わっていたようですね。
夏は流れるプールが楽しみでした
引用元:https://kato-shokai.net/asupa/
夏は流れるプールなどのバラエティの多いプールに様変わり。屋内プールでこれだけ楽しめるのは熊本でも貴重な施設でした。
県内でのスケートリンクは「アクアドームくまもと」1カ所に
アスパの閉店に伴い、熊本県内での来年以降のスケートリンクは現状では「アクアドームくまもと」のみとなります。
施設も30年を過ぎ、様々な改修も必要なことなのかとは思いますが、閉鎖となると膨大なスペースのある施設が使われなくなるというのは残念ですね。
現状の情報では、2月28日(木)までとなりますので、この機会に最後の滑りに行きたいですね。
■サンリースポーツパレスアスパ■
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