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【合志市】なぜ、たこ焼きには爪楊枝が2本付いている?「たこやきうえのや」に理由を聞いてみた!

ライター:Ruy Ruy

たこ焼き屋さんって、焼き立ての美味しそうな香りが漂っていますよね。

お祭りの縁日ではもちろん、スーパーの駐車場などでも見かけることがあり、

たこ焼きの香りがする度に、食欲がそそられます。

ただ、疑問に思うことが一つ。

それは、たこ焼きを買った時に付いてくる爪楊枝なぜいつも2本付いてくるのか?

シェアするため?でも、いつも誰かと食べるとは限らないし。

何か理由があるのかもしれない。

そこで今回、熊本電鉄・菊池線の三ツ石駅から徒歩10秒のところにあるたこ焼きのキッチンカー「たこやきうえのや」で話を聞いてみました。


気さくな店主さん

出迎えていただいたのは、店主の上野浩幸さん。

たこやきうえのやは創業28年。

実は元システムエンジニアという異色の経歴を持つ上野さん。

仕事で大分へ行かれた際、本場たこ焼きの師匠に出会い、その味に惹かれまさかの弟子入り。

住み込みでの修行を経て、熊本で独立されました。

親子連れで買いに来ていた常連客とも楽しい会話が飛び交っていました。

こんな優しそうなオーナーならきっと爪楊枝のことも優しく教えてくれるはず。

直撃してみましょう。

「すみません、たこ焼きになぜ爪楊枝が2本ついているのかを教えていただけないでしょうか」

「あー。じゃせっかくだしたこ焼きを食べながら説明しましょうか」

たこ焼きを頂きながら説明していただけることになりました!

早速注文したいと思います。

メニューはこちらの2種類。

なんと、12個入りで450円!

ワンコイン以下でこんなに食べられるなんて、コスパが良すぎます!

今回は2種類とも注文します。

たこ焼きへのこだわりが判明!

たこやきうえのやのたこ焼きは、注文を受けてから作られるので、10~15分ほどお待ちいただくとのこと。

「メニュー見ましたけど、1つはソースかかってないんですね」

「そうなのよ、うちのたこ焼き、生地にしょうゆ練り込んでるから、ソースなしでもイケるのよ」

「生地にしょうゆ練り込んであるんですか!?」

「そうそう。でも、ソースとしょうゆって、味が濃くなりがちじゃん?だから、しょうゆ生地と上手くマッチするソースを何十種類も試したけど、中々合うものが無くてね。それでオリジナルのソースを作ったのよ」

生地にしょうゆが練り込んである?ソースが試行錯誤を重ねた自家製?

ますます、気になる!

期待を膨らませていると、たこ焼きが完成に近づいてきました!

いざ、実食!しょうゆたこ焼き!

パックに詰めて出来上がり!

これがしょうゆたこ焼きであります!

外側はカリっと、中はマシュマロのようにふわふわで、

しょうゆの風味が口いっぱいに広がり、和を彷彿とさせる上品な味わいです!

これはソース無しでも甘味があって美味しい!

そして、お気づきになられたでしょうか?

なんと、ガリが添えられています!

たこ焼きとガリ、一見見慣れない組み合わせですが、

生地にしょうゆを練り込んであるたこ焼きと一緒に食べると相性抜群!

しょうゆの甘みとガリの甘酸っぱさが上手く嚙み合っています!

実はこのガリ、京都から取り寄せられているとのこと!

上野さんの師匠が京都産のガリを使用されており、ガリが苦手で食べられなかった上野さんも美味しく食べられたことから、京都産のガリを使われているそうです。

オリジナルソースもいただく!

そしてもう1つのメニュー、オリジナルソース。

こちらも頂きたいと思います!

「ちょっと待ってください!」

「何ですか!?」

「忘れてません?爪楊枝の件。」

「あっ!たこ焼きを目の前にして、爪楊枝のことすっかり忘れてました。なぜ爪楊枝2本付いているのか教えてください!」

「爪楊枝を2本使って食べると、形を保ち安定したまま食べられるからです!

そうだったんだんですね!初めて知りました!

爪楊枝1本ではなく、

このように爪楊枝2本使って食べるのが正しいとのことでした。

たしかに持ちやすい!爪楊枝1本よりも安定感がある!

けど、やったことないから手が震える!!

これが正しいたこ焼きについている爪楊枝の使い方です。

改めまして、オリジナルソースいただきます!

濃い味の中にほんのり漂う甘さ、この絶妙なソースの味が、

しょうゆ生地のたこ焼きの美味しさを引き立たせてくれています!

また、ソースのかけ方ですが、

このように、たこ焼き1つ1つ丁寧にかけられています!

たこ焼きとソースがきちんと絡むよう、

かけ方にもこだわられていることが伺えますね!

 キッチンカーの大先輩!

こんなに美味しいたこ焼きを作られるたこやきうえのやの上野さん。

28年続けられている中で、多数のメディアに取り上げられています。

熊本でしょうゆ味のたこ焼きは珍しいですからね!

また、今でこそ多く見かけるようになったキッチンカーですが、創業当時はほとんどキッチンカーという形態が無かったとのこと。

まさに今のトレンド、キッチンカーの先駆けです!

終わりに

28年間に渡り、しょうゆ味のたこやきを提供されているたこやきうえのやの上野さんに爪楊枝の謎を教えていただきました。

たこ焼きもこだわられており、かなり美味しかったので

そのこだわりの味を、ぜひ一度ご賞味ください!

たこやきうえのや

住所

熊本県合志市須屋1817

営業時間

15時~22時半

月二回、月曜日が19時開店

店休日

日曜日

SNS

Facebook

https://www.facebook.com/takoyaki.uenoya

決済方法

現金、バーコード決済

電話番号 090-3604-6003

ライター紹介

Ruy

Ruy

ファッションとアイドルが好きな純熊本人。人当たりが良いと言われることが唯一の長所ですが、写真では伝わりにくいのが難点です。

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