熊本注目の画家松永健志さんの描いた365体の人物画が手取本町地下道内に登場!
下通と上通を繋ぐ「手取本町地下道」。
その地下通路の両壁に、熊本の画家 松永健志の人物画がずらっと張り出されているのはご存知でしょうか?
これは今年12月1日に開業予定の「熊本城ホール」を彩る作品として、開業1年前イベントの際に発表されたもの。1年前イベントで365体の人物画を描かれ、今回、地下道でも見ることができます!
下通から上通を繋ぐ地下道がすっかり華やかに!
周辺整備の影響により一時は閉鎖も検討された「手取本町地下道」ですが、多くの存続の声を受けて、引き続き市民の大事な通路として残ることになりました。
それを受けて今回、松永さんの作品を地下道でも展開し、広く市民の皆さんに熊本城ホールを知っていただこうとなったそうです。
松永さんといえば、昨年の 熊本日日新聞社の美術公募展「くまもと『描く』力」のグランプリ部門の最高賞・熊日大賞を受賞するなど、昨年もっとも活躍した画家として有名になられました。
肥後ジャーナルでも松永さんの個展を取材させていただいています。
地下通路に人物画がズラリ!
早速地下道に降りますと、おお!凄い!道の端から端までずらっと人物画が集合しています!
このように両壁がぎっしり人物画で埋め尽くされています!その人物数は200体!でも作品自体は365体ありますので、残りの165体は、また街中周辺のどこかの壁のスペースにレアキャラ的に登場していくそうですよ!
単なる人物の羅列ではなく、描かれた各人の特徴的な動きも感じられ、一体一体がユニークな遊び心溢れる人物画となっています。
おや?この中央にいるドラムを叩く人物は、大西市長!?
松永さんに確認したところ、やはりモチーフは市長でした。雰囲気出てますね!
この365体の人物画は、それぞれにモチーフとなる熊本市民が存在しているそう。この地下道にある人物画を見て、「もしかしてあの人?」と思える方があるかもですね。
sakura365アートプロジェクト
元々の作品は、熊本城ホール開業1年前を盛り上げる企画として「sakura365アートプロジェクト」が立ち上がり、その企画の中で生み出された、ハガキサイズの紙に色鉛筆で描かれた365体の人物画でした。
それを今回は複写を大きく引き伸ばしたのが展示されています。
この作品は熊本城ホール開業まで展示予定!
最後は画家自ら作品の前でポーズ!まるで松永さん自体も一つの作品であるかのようですね!
この「手取本町地下道」内のアートは、熊本城ホール開業前まで展示される予定ですので、お近くに立ち寄られた際は、ぜひ一度「手取本町地下道」を覗いて見てください。
今までは通り抜ける通路でしかなかった場所ですが、これで一気に明るいアートな通りになった気がしますね!
■手取本町地下道■
ライター紹介
肥後ジャーナルライター
肥後ジャーナルらしいコンテンツをどんどん発信していきます!!!
記事シェア