中国語で”幸福”を意味する”シンフー”

「四季折々の旬の食材を用い、ピリッと辛くヘルシーな美味しい四川中華料理で皆様に幸せな時間を！」
をコンセプトにお客様のお好みに合わせて改良する事で辿り着いた深い味わい。

テイクアウトでも楽しめる冷めても美味しい幸せの四川料理を堪能しに行ってきました！

外観から引き込まれる印象的な佇まい

旧3号線熊本大学付属小学校近く、出町バス停の目の前にある四川料理シンフー
片面が長い切妻(きりつま)屋根が、ひと際目を引く印象的な佇まい
木を重ね張りした鎧張り(よろいばり)の外壁は、木ならではの温もりを感じます。

以前、第一空港線沿い小山にあった四川菜館金絲猴(キンシコウ)で17年の修行の後、西梶尾町で四川料理「XINGFU」をオープン。
それから3年後、いつかは地元に戻ってお店を続けていきたいと思っていた店主。
たくさんの出逢いの中で、6年前にこちらの場所に辿り着き移転オープンされました。

その際、覚えてもらいやすいようにアルファベット表記だった”XINGFU”から、カタカナ表記の「シンフー」に変更
また、お客様のお好みに合わせて味付けもあっさりしたものに改良され今の味にたどり着いたそうです。

大正時代の梁が、新たな歴史を刻み始めた古民家風の店内

温かみのある佇まいに中華を連想させる赤い扉をあけると

店内は、清潔感のあるカフェテイストのおしゃれな雰囲気

2階の屋根裏部屋へと続く階段は、吹き抜けとなっており空間を上手に活用された開放感のある雰囲気です。

こちらの場所には、元々大正時代に建てられた美容室があったとのこと。
お店をこちらに移転する際に立て直しされましたが、建物の持ち主の方の計らいで店主と話し合い貴重な梁を活かした古民家風のデザインにされたそうです。

1階には4人掛けテーブルが3つの12席と

椅子3席+3人掛けベンチシートが2つの12席となっています。
お子様連れのお客様へは、専用の椅子が無いのでこちらのベンチシートへのご案内となります。

お客様と作り上げてきた飽きのこない確かな味

店内飲食も可能ですが、新型コロナウイルス感染拡大の懸念からテイクアウトでのご注文がほとんどだそうです。
その為、当面の間は状況に応じて営業時間の短縮の可能性もあります。

※価格は税別表記です。

テイクアウトでご提供されている種類は、冷めても美味しく食べられるメニューにのみ限定されています。
ご自宅に帰ってからも美味しくお召し上がり頂きたい、という店主の気遣いが感じられます。

黒酢風味のスーパイコ850円(税抜)

今回頂いたのは、普段から人気のある黒酢風味のスーパイコ
この黄金に輝く照りが、食欲をそそる見た目にも美しい一品です。

白髪ネギの仄かな辛みとシャキシャキッとした食感、鼻を抜けていくスーパイコの酸味が絶妙なバランス。
しっかりとした味なのに、豚肉と玉ねぎというシンプルな素材の良さを最大限に活かした四川料理ならではの奥深い味わい。
冷めても美味しいという事なので、自宅に帰ってからも食べてみましが、このひと口で何杯もご飯が食べられる程の美味しさでした。

参考画像のオードブルは3～4名様用6,000円(税抜)
※仕入れの都合によりメニューを変更する場合がございます。

すっきりした味付けで、油や塩分も控えめにされているだけあって”また食べたいな”と思えるこの味はオードブルでも注文可能。
通常3～4名様用6,000円と6～7名様用11,000円の2種類でしたが、お客様からのご要望で2～3名様用3,000円も始められたそうです。
こちらのオードブルご注文は、前日までのご予約制となっておりますので予めご了承ください。

飽きのこない確かな味は、常連さんのお墨付き！

店内入り口には、ローカルタレントさん達のサインがたくさん飾られています。
また常連さんも多く、取材中もテイクアウト注文のお電話やご予約に立ち寄られたお客様もいらっしゃいました。

先述でご紹介した大正時代の趣ある梁も楽しめる2階は、12名様迄ご利用可能。
地元の常連の方が、少人数の忘年会や新年会などで使用されることが多いそうです。

地域の方を始めお客様の味の好みや意見を取り入れながら、6年かけて作り上げてきたシンフーの飽きのこないあっさりとした四川料理。
中華料理を食べたいと思った時に、一番に思い浮かべてもらえる確かな味としてここに居続けて欲しいなと思いました。
外出を控えざる得ない今、家庭ではなかなか作ることが難しい中華料理が食べたくなった時は、シンフーの四川料理で食卓を幸せな時間にしてみてはいかがでしょうか？

四川料理シンフー