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山江村の昔ながらのお店「藤田商店」はおいしいコーヒーが飲める隠れ家カフェ!

ライター:肥後ジャーナルライター 肥後ジャーナルライター
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球磨郡山江村にある「藤田商店」は、食品やお菓子、お酒などを販売している昔ながらの個人商店ですが、お店の奥でひっそりカフェを開いている隠れ家的なお店。山江村のきれいな水で淹れたコーヒーを趣きあるお店で飲むと、とても落ち着いた時間を過ごせます。そんな山江村で暮らす方に教えてもらった隠れスポットをご紹介します!


隠れ家と言うより、まるで家にお邪魔した感覚になるカフェ

時間を忘れそうな程、ゆったりとした時間が流れている雰囲気。美しい清流と菜の花畑に囲まれたのどかな風景の中、向かったのは「藤田商店」

淡島神社前の黄色い「神社前茶屋」と書かれた看板が目印です。

今は少なくなった昔ながらの商店で、外観を見るだけで懐かしい気持ちになってしまいます。

一見、普通の食べ物や雑貨、地域の名産球磨焼酎が売ってあるだけの様に見えますが…。

お酒の並ぶ棚の奥には、カフェコーナーが。この隠れ家感が、ワクワクします!

地域の方がコーヒーを片手にのんびり過ごしているような、落ち着いた空間です。

メニューは、「コーヒーと金柑の甘露煮セット」「コーヒーと山江村の栗の渋皮煮セット」がそれぞれ 250円(税込)。

今回お願いしたのは、金柑の甘露煮セット。黒酢が使われているとの事で、身体にも良さそうです。

リーズナブルな価格設定ですが、コーヒー豆はご自慢の藤田商店オリジナルブレンド。

こだわりのコーヒーは、店内でも販売されています。

お店で出されるコーヒーは、山江村の美味しいお水で抽出されます。

まろやかなお水なので、アッサリとしていてとても飲みやすいです。

「藤田商店」は昭和19年から営業しており、当時は山から伐採した木や木炭などを馬車で運ぶ馬車引きさんたちの食事処として豆腐やうどんなどを提供されていたそうです。

梅干しが女性の守り神!?

店内には、淡島神社の安産の梅干しも販売されていました。お彼岸のお祭りの際に、境内で梅干しや椎茸、漬け物を販売していて、人吉や球磨郡からも、この梅干しを買いに来られていたそうです。

「梅干し」を「産めぼし」とかけて、淡島神社では安産の神様として大切にされているそう。

大粒の梅干しは、食べ応えもあり、紫蘇の風味がしっかりしていて、昔ながらの酸っぱい梅干しでした。

山江村は、栗だけではなく梅干しも美味しい。

まとめ

全国へ美味しい栗を送りだしている山江村。

その美味しさの秘密は、このゆったりした時間の流れと美味しいお水のお陰なのでしょうか。山江村の栗と同様、気分も大きくなり すっかり心身共に癒された時間でした。

昔ながらの雰囲気が漂う中で、ゆっくりとした時間を過ごして、地域の品も手に入る「藤田商店」は、そんな山江村の地域に根付いた隠れスポットでした。

藤田商店

住所

〒868-0091 熊本県球磨郡山江村万江乙63

営業時間

6:00〜21:00

(行く前に電話で問い合わせてください)

電話番号 0966-28-2415

ライター紹介

肥後ジャーナルライター

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